大みそかに放送の『第73回NHK紅白歌合戦』（NHK総合 午後7時20分～11時45分）のリハーサルが行われ、関ジャニ∞が囲み取材に応じた。
11年連続11回目の出場となる関ジャニ∞は、ゆずの北川悠仁が作詞・作曲した2011年リリースの楽曲「T.W.L」をゆずと一緒に披露する。
初めに大倉忠義が「やっとNHKホールでパフォーマンスできるということで気合も入っていますし、またゆずさんとのコラボということでより紅白を盛り上げられたら」と意気込みを。
また、朝ドラ『舞いあがれ！』に出演中の横山裕は、審査員で出演する妹役の福原遥の前で歌う心境を聞かれ「審査員で遥ちゃんが来るって聞いた時うれしいなって思いましたし、今回『舞いあがれ！』に出ている人がけっこう多くて。目黒（蓮）君と山下美月ちゃんも、すごいことやなとあらためて思っています。遥ちゃんが『“舞いあがれポーズ”を一緒にできたらいいなぁ』って言ってましたね」と福原との裏話を明かした。
さらに2023年の大河ドラマ『どうする家康』主演の松本潤も審査員として出演することについて、村上信五は「潤に昨年の年末から『大河の枠空いてないのか？』ってゆうとるよ。つい先週会う機会があって『どうなってんねん』って聞いたら『察してくれ』と言われたんですけども。夏以降でワンチャンあれば。朝ドラもありますから。周りのパイプはめちゃくちゃ太いんですけどね」と話し、会場を沸かせた。
すると、横山が「（『舞いあがれ！』の）プロデューサーの方に一応伝えたんですよ、『村上さんが出たがってるんですけど』って」と明かし、村上が「ありがとうなぁ。これは今もんどる!!」と返すと、横山は「でもめちゃくちゃ苦笑いしてましたよ」とオチをつけた。
さらに村上は、毎年言い続けている紅白の司会について「だから大河や朝ドラにお願いしてるんですよ。来年こそは」と話し、横山が「僕ら関ジャニ∞の夢でもありますからね」と来年へと意気込んだ。
また、なにわ男子の初出場について、なにわ男子をプロデュースする大倉は「これが当たり前じゃないので、毎年出られるように頑張ってほしいです」とエールを送った。
リハーサルが非公開だったゆずとのパフォーマンスについて安田章大は「華やかですね。すごい盛り上がります。もちろん会場でも盛り上がりますけど、テレビで見てくださってる方々も一緒に参加型のパフォーマンスになるかなと」と明かした。
恒例の「2022年を漢字一文字で表すと？」という質問に「イエーーイ!!」と丸山隆平が声を挙げると、初めに安田が「“声”ですかね。コロナで全然声が聞こえない状況が続いていて、今ドームツアーをやらせていただいている最中ですけども、そこで声を聞いたときにやっぱり僕たちに大切なものなんだなと実感したので」と回答し、大倉も「一緒！ 全く同じです」と同意した。
横山は「“挑”を選びました。５人でスタジアムツアー、ドームツアーもできてますし、個人としては朝ドラも挑戦できたので」と。記者から12月28日に放送された『舞いあがれ！』のラストで横山演じる悠人が金髪サングラス姿で登場したことについて聞かれると、横山は「年明け悠人がどうなるのか注目していただきたいですね」とニヤリ。
村上は「“選”ですね。今年（紅白司会が）落選だったんで。来年、紅白の舞台に関ジャニ∞も司会もどちらも選ばれるように」と笑いを誘った。
最後に丸山は「用意してたのは“動”ですね。世界がちょっとずつ動きはじめているのをライブなどで実感させてもらって。観客を満員入れられる、そして声を出してもいいよってなったのをこの一年をとおして実感したので」と。村上が「用意してなかったやつは？」と聞くと、丸山は「“目”ですよね。いろんな目で見られてるなという。心配の目もあるし、何言うんやっていう…」と答えて会場を笑いに包み、会見を締めくくった。
『第73回NHK紅白歌合戦』は「LOVE & PEACE －みんなでシェア！－」をテーマに、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1で、2022年12月31日（土）に放送される。
