渡邉美穂(日向坂46)インタビュー「諦めずにお芝居を続けてきてよかった」ドラマ『星になりたかった君と』ヒロイン役

特集・インタビュー
2021年01月04日

『星になりたかった君と』

◆現場の雰囲気はどうでしたか?

本当に温かい現場でした。撮影は短期間だったのですが、“永遠に終わりたくない!”と思うぐらいすごく楽しくて。皆さん本当に優しい方ばかりで、クランクアップの前日の夜から寂しくて涙が出てしまいました。

◆共演者の皆さんとは仲良くなれましたか?

たくさん話しかけてくださる明るい方ばかりで、すぐに打ち解けることができました。私は眞栄田さんと一緒のシーンが多かったですが、初めましてだったので、好きなものなどお互いのことを話していました。私の出身地でもある埼玉県でロケをしたこともあったので、埼玉のお話をさせていただいたりしました。たわいのない話で盛り上がったりして、やっぱり同年代だなという感じはしました。

◆作品のテーマでもあるパラレルワールドについてはどう思いますか?

私は存在すると信じています。もし自分がアイドルになっていなかった場合の世界が、きっとこの世のどこかにあると思っていて。大学生になって、就職して…っていう自分がどこかにいると想像したら、いろいろ考えてしまいます。例えば何かを選択しなければならない状況に立たされて、“こっちかな”と信じてやって、失敗してしまったとしますよね。でも、“別の選択肢を選んだ自分は成功しているかもしれない”と考えると、心が報われるんです。なので、パラレルワールドは存在してほしいなと思います。

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