スフィアが声優ユニット初のバーチャルライブで見せた、今後の大きな可能性

特集・インタビュー
2021年08月26日

スフィアバーチャルライブレポート

◆セットリストで特にこだわった部分はありますか?

戸松:セットリストは、初めてスフィアのライブを体験される方にも、今までずっとスフィアを応援してくれている方にも盛り上がってもらえる曲をピックアップしたんです。

豊崎:3曲目にやった「スクランブルデイズ」はライブ初披露だったんですが、イギリスにいるみなちゃん(寿)が振りを付けてくれたんです。そもそも「スクランブルデイズ」は“離れていてもつながっている”というメッセージが込められた曲なので、今回のバーチャルライブの意味と曲のメッセージがリンクしているところもあって。今回のライブで初披露できて本当に良かったなと思います。

戸松:バーチャルだと一瞬で目の前に移動したりシャボン玉を飛ばしたり、本当にいろいろな演出ができるので、そういう演出のしがいがある曲を選んだ部分もありますね。

スフィアバーチャルライブレポート

寿:特に後半の「GENESIS ARIA」「Super Noisy Nova」のところはすごかったよね(笑)。ステージ上が炎に包まれたり、星が飛び交ったりするところはバーチャルならではだったので、見ている方にも楽しんでもらえていたらうれしいです。

高垣:私的には、客席に降りていって、お客さまの目の前に行けたのがうれしかった! 特に「vivid brilliant door!」という曲は、普段4人で歌っているパートをお客さんの近くに行って1人ずつ歌うという演出があったので、そのために歌い分けを少し変えていて。今回ならではのスペシャルなバージョンになっていたんです。

◆終わったばかりですが、早くも第2回のバーチャルライブを望む声が聞こえてきそうです。

寿:私も自分でこんなに感動するとは思っていなかったので、ぜひまたやりたいです! 今回は歌とMCだけでしたが、普段のスフィアのライブではお芝居や朗読劇もやっていて。それらをバーチャルでやったらどうなるのかな? と思って、夢が広がりました。ちょっとシュールな感じで面白そうですよね(笑)。

スフィアバーチャルライブレポート

高垣:私も今回やってみて、“あの曲もやりたい”“この曲もやってみたい”と妄想が広がりました。

戸松:2回目があったら、私はピーターパンのようなフライングをしたいです! 生身の体でやったらどこかを痛めそうなので難しいですが(笑)、バーチャルだったら可能ですからね。

豊崎:それ、はるちゃん(戸松)昔から言ってたもんね(笑)。私は、野外ライブをやりたい! スフィアのロゴマークは宇宙や惑星がモチーフになっているので、リアルな野外じゃなくて宇宙でもいいかも!? 宇宙空間で歌ったら某アニメのようになりそうですけど(笑)、たくさんの宇宙人の前でライブをやるのも楽しそうですね!

高垣:私たち現実のスフィアもそうですし、バーチャルのスフィアも長く愛してもらえたらと思っているので、バーチャルな4人でぜひまたライブがやりたいです!

スフィアバーチャルライブレポート

『Sphere Virtual Live Vol.1 Future Streaming -バーチャル飛びだスフィア-』
8月22日(日)公演
SET LIST

01.Future Stream
02.Ding! Dong! Ding! Dong!
03.スクランブルデイズ
04.一分一秒君と僕の
05.MOON SIGNAL
06.GENESIS ARIA
07.Super Noisy Nova
ENCORE
01.vivid brilliant door!

 

見逃し配信:https://viewing.live.line.me/liveg/508

チケット販売期間:829日(日)21・59まで

アーカイブ視聴期間:829日(日)23・59まで

ライブ特設サイト:https://lp.vark.co.jp/sphere_virtual_live/

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●text/水上じろう

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