永塚拓馬のデビューミニアルバムは「全てがメインディッシュ」アーティストデビュー記念特集　第一弾！

◆「Broken Memories」は最初から英語詞だったんですか？

そうですね。最初は、“英語かぁ〜”と思いましたが（苦笑）、でもこれを日本語で歌ってしまうと絶対にかっこ良くならないなと思い、挑戦しました。ザ・日本人の僕には、なかなか高いハードルでしたけど（笑）。

◆今回は「dance with me」でミュージックビデオ撮影をされていますが、見事なダンスパフォーマンスを披露していますね。

20回くらい踊りました（笑）。初めてのＭＶだったのですが、“こんなに踊るものなんだ！”というのも発見でしたね。ちなみに、MVに出演してくれているのは5人組ダンス&ボーカルグループ「MADKID」のSHINくんとYUKIくんなのですが、振付も2人が考えてくださったんです。ですから、バックダンサーというより、みんなで一緒に作ったMVという印象があります。

◆MVのコンセプトは？

監督が提案してくださったもので、歌詞にもあるように、ダンス会場で朝まで踊っているというストーリーです。イメージとしては、夜会に女性を招待して、一緒に踊ろうと呼びかけているような物語。ですから、少しセクシーさのあるイメージシーンやリップシンクも盛り込まれています。明るさと上品さ、その両方を表現しているような世界観になりました。

◆ちなみ永塚さんは、振付を覚えるのは…？

遅いです（笑）。それもあったので、自宅でものすごく練習して本番に臨みました（笑）。でも、撮影自体は楽しかったです。それに、すごく勉強にもなりました。単純にダンスを踊るにしても、“こういうふうに映るんだな”と臨機応変に対応していかなければならないですし。それから、レッスンでは裸足に近い感覚のダンスシューズを履いていたんですが、本番はブーツ。そのことで、撮影でステップの時、足がうまく滑らなくて苦労したんです。そうしたところも含め、どんな状況でもベストパフォーマンスを出せるようにしておかないといけないと、自分への戒めにもなりましたね。

◆では最後に、改めて1stミニアルバム『dance with me』はどんな1枚になったと感じていますか？

全ての曲に力があり、本当にどこに出しても恥ずかしくない1枚になった自信があります。それに5曲というコンパクトな構成で、一気に全曲聴いてもらえますので、ぜひ何度も繰り返し聴いて、楽しんでいただければと思います！

PROFILE

永塚拓馬
●ながつか・たくま…10月4日生まれ。神奈川県出身。2014年、声優としてデビュー。主な出演アニメ作品に『ヴィジュアルプリズン』ヴーヴ・エリザベス役、『SK∞ エスケーエイト』MIYA役、『遊☆戯☆王SEVENS』安立ヨシオ役、『もっと！まじめにふまじめかいけつゾロリ』コブル役、『怪病医ラムネ』クロ役、『僕のヒーローアカデミア』口田甲司役、など。