≒JOYインタビュー「フレッシュさだけではなく、≒JOYらしい色を見つけていつかデビューしたいです」

特集・インタビュー
2022年12月03日
≒JOY
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指原莉乃がプロデュースする第3のアイドルグループ・≒JOYが、3rd Song「超孤独ライオン」を配信リリース。これまでの爽やかさとは対極にあるハードな楽曲で話題を呼んでいる本作について、メンバー全員にたっぷりと聞きました。

◆「超孤独ライオン」を初めて聴いたときの印象はいかがでしたか?

小澤愛実:イントロからパンチが強いなと思いました。「HA~!」という声が地下から押し上がってくるようなところにも迫力や力強さが感じられてカッコいいなと。前作から約2か月という短いスパンで3曲目のオリジナル楽曲を頂けたこともありがたいですし、このタイミングで新たな私たちの姿をお見せできるのもうれしいなと思います。

大西葵:とてもクールな楽曲なのでライブ映えしそうだなというのが第一印象でした。ファンの方に合いの手を入れてもらえるような部分もあって、いつか声が出せるようになったときにライブで一緒にやれたらいいなとワクワクしました。

村山結香:私は関西弁や博多弁のせりふが印象的でした。言い方一つで毎回違った見せ方ができると思いますし、ライブなどで披露するのがとても楽しみになりました。

山野愛月:これまでとは雰囲気がガラリと変わってカッコいいなというのが率直な感想です。私も関西弁でのせりふを言わせていただいていますが、普段とのギャップを見せられたらいいなと思いますし、せりふによってそれぞれの良さも表せていると思います。

山田杏佳:私もせりふの印象が強かったです。=LOVEさんや≠MEさんにもせりふの入った楽曲はありますが、「超孤独ライオン」はまた系統が違うと思うんです。(江角)怜音がセンターだからこそできるハードなサウンドが魅力的だなと思いました。

市原愛弓:これまでにないかなりロックな楽曲だったので、私たちはもちろん聴いてくださるファンの方々もびっくりするんじゃないかなと反響が楽しみです。

◆前作に引き続きセンターを務める江角さんは楽曲の雰囲気にぴったりですね。

江角怜音:普段からカッコいい曲が好きなので、雰囲気に合っていると言ってもらえるのは素直にうれしいです。照れます…(笑)。これまでの楽曲「≒JOY」と「笑って フラジール」が王道のキラキラした青春ソングだったので、今回最初にイントロでギターの音がガンっと来た瞬間「何これ!?」と衝撃を受けました。

逢田珠里依:私も「HA~! JOY!」から始まったのは驚きました。「頂上で待ってるよ」「勝者は君だけ」など聴く人を鼓舞するような歌詞になっていて、私自身も頑張らなきゃという気持ちになります。

藤沢莉子:珠里依が言っていたように、今までは“一緒に頑張ろう”“応援しているよ”と優しく背中を押すような楽曲だったのですが、今回は“私たちが頂上で待ってるからこっちに来なよ、自分の力を見せなよ”という応援の仕方で。アプローチの仕方が対極だからこそ、どう自分を見せたらいいか考えながら練習する時間が楽しかったです。

天野香乃愛:アプローチの仕方という部分で言うと、私はメンバーがどう歌ってどう表現するのかを見るのが楽しみでした。今までと違うからこそ、メンバー同士でも知らなかった一面が見られるんじゃないかなとワクワクしましたね。

◆タイトルからは想像のつかない楽曲でした。

大信田美月:そうですよね。私もタイトルを見て「どんな楽曲なんだろう?」とすごく気になりました。仮歌の段階からかなり力強い歌い方だったので、私もそういった表現ができるように頑張ろうと思いながら歌いました。

髙橋舞:私もこれまでの楽曲との振り幅にびっくりしましたし、こうしてギャップを見せられる機会を与えていただいたのでチャンスを生かせるようにしなきゃと気合が入りました。

福山萌叶:私は個人的に何となく3曲目でカッコいい曲が来るんじゃないかなと思っていたんです。予想が当たってうれしかったですし、聴くたびにどんどん好きになっていきました。

◆今までの爽やかさとは真逆の楽曲ですが、挑戦してみていかがでしたか?

村山:ハードさや強さを表すための表現方法が難しかったです。ただ鋭く睨むだけでなく、目線を外してみたり、首の動きをつけてみたり…ちょっとした角度の違いで見え方がガラッと変わるんだなと勉強になりました。曲自体もラストにかけて強さが増していっているので、私たちもパフォーマンスが単調にならないように意識していました。

天野:曲に合わせて振りがない部分ではどうするかを考えたりするのもまさに今回の課題だったと思います。

逢田:振りがないところは振り付け師さんに相談に乗ってもらいながら踊りました。

髙橋:私はリップシーンが難しかったです。事前に考えて行ったんですが、私の前に撮影していた愛実ちゃんが自分では思いつかないような見せ方をしていてさすがだなと思ったし、結香ちゃんがミリ単位で表情を変えているところを見て「そんな顔もできるの!?」と驚かされたりもして。みんなから学ぶことがすごく多かったです。

福山:そうなんです! 私もモニターを見ていてとても新鮮でした。

大西:みんな悩みながらやっていたと思うけど、その分一人ひとりの表現力が上がったような気がします。

◆逆にこういった楽曲が得意だった方は?

藤沢:私はもともとカッコいい曲をやってみたかったので、この楽曲を頂く前から妄想していて…。

山田:どういう妄想…?(笑)

藤沢:妄想というか、こういう曲ならこんな顔をしようかなとか…。

村山:莉子は普段から自分の考えがしっかりあるもんね。

藤沢:≒JOYになる前にダンスを習っていたときはあまり笑顔を見せないようなカッコいい曲が多かったので、逆に今までの方が難しかったんです。今回は自分がこれまでやってきたことを出し切るぞという思いで挑みました。

江角:私も「≒JOY」と「笑って フラジール」の方が難しかったですね。昔からロックやパンク系が好きだったので、カッコいい方向に振り切って表現できました。

◆ではタイトルに“ライオン”が入っていることにちなんで。今、隣に座っているメンバーを動物に例えるなら?

全員:ええ~? 難しい!

逢田:はい! 香乃愛はウサギだと思います。常にいろんなメンバーに連絡をしていて、寂しがり屋なのかな?と思うことがあるので。かわいくて守りたくなる感じがウサギっぽいです♡

天野:自分で寂しがり屋だと思ったことはないけど、メンバーには無意識のうちに連絡してたから実は本能で寂しいと感じていたのかも…。

天野以外:かわいい~!

天野:愛弓ちゃんはクールなところがあるからネコさん。でも、普通のネコじゃなくて上品なネコ(笑)。美人さんだし、毛並みとかもきれいに整えてもらっていそう。

市原:うれしい♡ 自分ではどちらかというとネコかな~くらいにしか思ってなかった(笑)。怜音もネコっぽさがあるけど、キリッとしたカッコよさの中に赤ちゃんっぽいかわいさを感じるから赤ちゃんのネコ!

江角:初めて言われました(笑)。かわいい動物に例えてもらえてうれしいです! 美月は八重歯があってネコっぽいんですけど、どんぐりを持っていそうなリスっぽさもあるからネコとリスのハーフだと思います。

大信田:ん? …褒めてる?

江角:褒めてる! リスみたいに走るのも早いし、動きもすばしっこいし。ネコのかわいさと相まって両方のいいところが混ざってると思う!

大信田:リスは初めて言われた! ファンの方からは、八重歯と笑った時に目が細くなるところがポケットモンスターのエネコに似てるとよく言われます(笑)。葵ちゃんはクマ。いつもお話し会やレッスンの時にクマちゃんを持っているので、そのイメージが強いです。私じゃなくても、みんなそう言うと思います!

大西:本当? クマが本当に好きなのでうれしいです(笑)。愛実ちゃんはネコ。チャームポイントのえくぼがネコのヒゲみたいに見えてかわいいんです。あと目がうるうるしていてきれいなので、お目目がまんまるできゅるんとした顔のネコちゃんですね。

小澤:すごく美化してくれる! ありがたいです。舞ちゃんはホワイトタイガーの赤ちゃん。私がホワイトタイガーが好きというのもあるんですけど、舞ちゃんの元気さは近い部分があると思うし、いつも「愛実ちゃん~!」って甘えてきてくれるところが赤ちゃんっぽいなって。

髙橋:えへへ(照)。愛実ちゃん、私のこと好きだね!

小澤:好きだよ~♡

山田:はい、イチャイチャしない!(笑)

髙橋:(笑)。萌叶ちゃんはネコ。知的なオーラがあるし、何より圧倒的“美”!

福山:圧倒的美…?(笑)

髙橋:オーディションのときからずっときれいだなと思っていて、今も変わらず美人なので。特別な教育を受けていそうな賢いネコちゃんだと思います。

福山:メンバーの中で一番マイペースだし、ネコっぽさはあるのかもしれないです。莉子はスタイリッシュなワシ!

福山以外:ワシ!?

福山:これにはちゃんと理由があって。莉子はダンスが得意で体の使い方が上手なので、普段は小柄だけどステージ上では大きく見えるんです。ダイナミックで迫力のあるパフォーマンスに魅了されるのですが、それはワシが翼を広げる姿と近いのかなって。あと私服の色味がモノトーンが多いところも…!

藤沢:ワシは思いつかなかったし、意外だった(笑)。知的な萌叶だからこその答えだね! 結香は…チーターかな。

藤沢・村山以外:分かる~!

藤沢:結香は細くてすごくスタイルがいいんですよ。顔も小さいし、手足が長くて全体的にすらっとしているし。ダンスの動きもクリアで無駄がないんです。チーターのスピーディーなところと似ているなと思いました。

小澤:的確だね!

村山:顔がネコっぽいと言われることが多いので、ネコかな?と思っていたらびっくりするくらいほめてもらえてうれしいです(笑)。杏佳はウサギ。私服もかわいいし、香乃愛と同じで寂しがり屋なところもあると思うので。前に杏佳から「おはよう」と言われたときに、私が作業をしていて顔を見ずに「おはよう」と返してしまったことがあって。そのあとずっとその場にいたので、どうしたのかなと思って顔を見たら「やっと目が合った!」ってニコっとしていて。

市原:かわいすぎる~!

村山:思わずキュンとしました♡ かわいいですよね。

山田:普段から重いと言われるので、暴露されてちょっと恥ずかしいです…(笑)。でもかわいい動物でよかった。愛月は3つあって。1つ目はネコ、2つ目はリス、最後はラッコです!

山野:ラッコ!

山田:ネコもリスもラッコもみんなかわいいじゃないですか? いろんな動物のかわいいところを寄せ集めたのが愛月だなぁって。愛らしいし、とにかくかわいいんです!

山野:ありがとう(照)。珠理依は顔もきれいで真面目でしっかりしているけど、ときどき甘えて来るところがあるのでイヌですね。ニコニコしながら近くに来てくれるのがうれしいです。

逢田:かわいい愛月にそう言ってもらえて気分が上がりました(笑)。

◆序盤はネコが多めかと思いきや、ワシやチーター、ラッコなどさまざまで個性豊かですね。

市原:そうですね。お披露目から約半年経って、たくさんのことを経験させていただく中でだんだんと個性が出てきたんじゃないかなと思います。

江角:まだデビューしていないにもかかわらず3曲もオリジナル曲を頂いて、富士急ハイランド コニファーフォレストなどのステージにも立たせていただいて本当に恵まれているなと感じます。来年もこの勢いで進んで行きたいです。フレッシュさだけではなく、≒JOYらしい色を見つけていつかデビューしたいです。

逢田:「超孤独ライオン」も私たちにとってまた一つ大きな挑戦だったと思います。来年も挑戦を続けて何か得る物があったらいいなと思っていますし、全員で楽しみながら一歩ずつ前進していけたらなと思っています。来年もよろしくお願いします!

楽曲情報

3rd Song「超孤独ライオン」
各種ストリーミングサービスにて配信中。
≠ME 5thシングル「はにかみショート」Type Cのc/wとして収録。

PROFILE(50音順)

≒JOY・逢田珠里依
≒JOY・逢田珠里依

逢田珠里依
●あいだ・じゅりい…2005年9月13日生まれ。東京都出身。O型。

≒JOY・天野香乃愛
≒JOY・天野香乃愛

天野香乃愛
●あまの・このあ…2007年1月21日生まれ。埼玉県出身。O型。

≒JOY・市原愛弓
≒JOY・市原愛弓

市原愛弓
●いちはら・あゆみ…2003年8月21日生まれ。福岡県出身。A型。

≒JOY・江角怜音
≒JOY・江角怜音

江角怜音
●えすみ・れのん…2005年4月26日生まれ。大阪府出身。B型。

≒JOY・大信田美月
≒JOY・大信田美月

大信田美月
●おおしだ・みつき…2004年9月27日生まれ。大阪府出身。O型。

≒JOY・大西葵
≒JOY・大西葵

大西 葵
●おおにし・あおい…2005年8月6日生まれ。東京都出身。B型。

≒JOY・小澤愛実
≒JOY・小澤愛実

小澤愛実
●おざわ・あいみ…2003年4月9日生まれ。神奈川県出身。

≒JOY・髙橋舞
≒JOY・髙橋舞

髙橋 舞
●たかはし・まい…2005年2月22日生まれ。兵庫県出身。O型。

≒JOY・福山萌叶
≒JOY・福山萌叶

福山萌叶
●ふくやま・もえか…2004年10月22日生まれ。神奈川県出身。O型。

≒JOY・藤沢莉子
≒JOY・藤沢莉子

藤沢莉子
●ふじさわ・りこ…2004年1月16日生まれ。埼玉県出身。B型。

≒JOY・村山結香
≒JOY・村山結香

村山結香
●むらやま・ゆうか…2004年2月15日生まれ。福岡県出身。O型。

≒JOY・山田杏佳
≒JOY・山田杏佳

山田杏佳
●やまだ・ももか…2006年2月2日生まれ。神奈川県出身。O型。

≒JOY・山野愛月
≒JOY・山野愛月

山野愛月
●やまの・ありす…2006年10月21日生まれ。大阪府出身。A型。

©YOANI/KING RECORDS

●text/矢嶋咲良

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≒JOY

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2022年12月11日(日)午後11時59分

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