【#今旬コレクション】樋口幸平、“完璧イケメン”役オファーに「選んでいただけたことが自信になりました!」『体感予報』

特集・インタビュー
#今旬コレクション
2023年09月08日

【#今旬コレクション】樋口幸平

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第66回はドラマ『体感予報』で増子敦貴さんとW主演を務める樋口幸平さんが登場です。

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」樋口幸平

◆本作で演じる瀬ヶ崎瑞貴は、表向きは爽やかイケメンでありながら、本性はとんでもない暴君、超がつくほどの俺様という強烈なキャラクターですが、オファーが来たときの感想はいかがでしたか?

ありがたかったです。まずうれしかったのが、イケメン役が自分にしっかりきてよかったなって(笑)。

◆しかも、誰もが認める超絶イケメンですよね!

はい。完璧で、なおかつセクシーさを出さなければいけないシーンが多かったので、少しプレッシャーもありましたが、何よりこういったキャラクターに選んでいただけたことが自信になりました。

◆瑞貴とご自身の共通点や共感できるところはありましたか?

瑞貴は葉(増子敦貴)に対しては言葉足らずで、いざ口にする言葉は命令口調であったり、素直になれない部分があるんです。もしかすると、誰でも少しは感じたことのある感情をすごく誇張したキャラクターが瑞貴なのかなと思うんですよね。変なプライドが邪魔をして言いたいことが言えなかったり、思ってもないのについ嫌みを言ってしまったり…。そういうところは共感できる部分がありました。

◆葉との美しい絡みも話題ですが、W主演の増子さんとは以前から面識はあったんですか?

はい。お互い戦隊ドラマに出演していて、あっちゃん(増子)は僕が出演していた『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の一つ前の『機界戦隊ゼンカイジャー』に出演していたので、映画で共演したこともあったんです。なのでもともと面識はあったのですが、そのときは全然お話をしたことがなくてあいさつくらいで。でも、いざ『体感予報』の現場に入ったら、一気に打ち解けて、普段の僕たちの仲むつまじさがお芝居にもいい影響を及ぼしていると思います。

◆『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』後、満を持しての主演ドラマとなりますが、座長として取り組んでいることはありますか?

『ドンブラザーズ』のときもそうなんですが、主演を務めるに当たって最も僕が意識してるのが、キャストのみならず、ゲストの方やスタッフさんも含めて、作品に関わる皆が一つになるということで。とにかくコミュニケーションをたくさん取るように心掛けていました。撮影中はもちろん、休憩中もみんなでプライベートの話などをしたりして。素の部分を見せることで仲を深めていくことができましたし、温かい現場になったと思います。

【#今旬コレクション】樋口幸平

◆では、樋口さん自身について。周りの方からどんな人だと言われることが多いですか?

明るくて、面白い人ですかね。あと、素直。「こんなにも真っすぐな人いるんだってぐらい真っすぐな人だね」と言っていただくことが多いです。

◆ご自身を客観的に見て、どんな人だと思いますか?

良くも悪くも、直感で動くタイプの人間だと思います。行っちゃえ精神といいますか(笑)。

◆衝動的な行動が多い?

そうですね。考えて動くのも大事だと思うんですけど、僕はいったん自分がこうだと思ったら動いてみて、もし違ったらまた元の位置に戻ってやり直せばいいやって思うタイプです。

◆ミスを放置してさらに突き進んでいくのではなく、ちゃんと戻るんですね。

失敗したらしたでそれも成長につながると思うんですよ。でも何事も挑戦することに意味があると僕は思っていて。ミスも含めて、その挑戦で得たものが経験となって、この先の人生や自分自身に活かされると思うんです。

◆石橋を叩き過ぎて前に進めないということは樋口さんにはなさそうですね。

ないですね。優柔不断な部分もありません。

◆ちなみにその直感はいい方向に行く方が多いですか?

結構すんなりはまるときが多いですね。あと、初対面でこの人と仲良くなるだろうなと思った人と親友になったり。なんか感じとるものがあるんですよね、話しているときに「あ、この人好きだな」ってピンとくることが多いというか。僕が10代のころに出演していた番組で共演して仲良くなった人たちとは、今もずっと続いていますし。

◆じゃあ直感は当たっている、と。

そうですね。あと、自分は運が強いな、恵まれてるなと感じます。

【#今旬コレクション】樋口幸平

◆本誌のインタビューでは、同じ俳優仲間である綱啓永さん、日向亘さん、前田拳太郎さんと交流があり、強い結びつきがあると伺いました。皆さんでお芝居の相談をしあったり、アドバイスをもらったりすることはあるんですか?

お芝居の話はめったにしないですね。今回拳ちゃん(前田)と同じ時期にBLドラマをやらせていただくことになったので、「どんな感じ?」といった話を軽くしたくらいです。でも、そういう話をしなくても、誰よりも彼らのことを応援してるし、誰よりもライバルだと思ってるし、誰よりも彼らから刺激を受けています。

◆本作では葉と同居していますが、ご自身が同居するならこの3人の中で誰としたいですか?

実は昔、綱君と一緒に住む話をしていたことがあったんですよ。でも、なかなかお互いの都合が合わなくてなしになって…。今でも休みの日は誰かの家に集まってみんなで過ごしていて、一緒に住んでいるような感覚に近いので、今から誰と住んでも変わらなそうな気がします(笑)。

◆(笑)。もし誰かと一緒に住むとなったら、これだけは譲れない条件などはありますか?

僕は絶対に一人の時間が欲しいので、自分が何をしても口を出されないスペースだけは確保したいんです(笑)。なので、3LDK以上はないと無理ですね。

◆お互いの部屋があって、そこには絶対に踏み込まないというのが条件であると。

そうですね。できれば静かなところがいいので、リビングとかみんなが集まる部屋から一番遠い場所にしたいです(笑)。

◆最後に、樋口さんが思う本作の見どころについて教えてください。

瑞貴も葉もどちらもお互いのことが大好きなのに、なかなかそれが伝わらなくて、見ている方ももどかしさを感じると思うんです。でも、それって誰しも感じたことがあるような心情で。“もっと素直になれば済む話なのに…”というむずむずする感じこそが、この恋愛ドラマの面白いところだと思います。そこをしっかりと表現した台本になっていますし、僕個人としては、家と外で異なる瑞貴のギャップも『体感予報』の大きな見どころじゃないかなと思っています。特に葉にだけ見せる特別感は、視聴者の皆さんも共感できる部分だと思いますし、毎回ドキドキしながら楽しんでほしいですね。そして、ドラマ『体感予報』を通じて、樋口幸平という存在を多くの方に知っていただけたらうれしいです。

【#今旬コレクション】樋口幸平

PROFILE

●ひぐち・こうへい…2000年11月30日生まれ。兵庫県出身。B型。主な出演作は『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』『バックパッカー世界さすらいメシ』など。

番組情報

ドラマシャワー『体感予報』(全8話)

MBS
毎週木曜 深夜1時29分~

テレビ神奈川
毎週木曜 深夜1時~

群馬テレビ
毎週火曜 深夜0時30分~

とちテレ
毎週水曜 深夜1時~

テレ玉
毎週木曜 午後11時~

チバテレ
毎週木曜 午後11時~ほか

CS放送「LaLa TV」
2023年10月15日(日)スタート
毎週日曜 午後11時30分~

<配信>
TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり
U-NEXT、Hulu、DMM TV、MBS動画イズムで見放題配信あり
世界190以上の国と地域で配信あり

出演:樋口幸平、増子敦貴(GENIC)、水石亜飛夢/松村沙友理
原作:鯛野ニッケ「体感予報」(ソルマーレ編集部 「Ficus」)
脚本:高橋名月、船曳真珠
監督:加藤綾佳、船曳真珠、安村栄美
音楽:渡辺亮希、小内喜文
オープニング主題歌:GANG PARADE「Traumerei」(FUELED BY MENTAIKO / Warner Music Japan)
制作プロダクション:ヒューマックスシネマ
協力プロダクション:NeedyGreedy
製作:「体感予報」製作委員会・MBS

公式サイト:https://www.mbs.jp/taikan/
公式Twitter:@tunku_shower
公式Instagram:@tunku_shower

●photo/小澤正朗 text/星野彩乃 hair&make/齋藤将志 styling/徳永貴士(SOT)