

ハロー!プロジェクトから選抜されたダンス好きなメンバーが出演するバラエティ『ハロプロダンス学園』(ダンスチャンネル)。シーズン13から新メンバー・モーニング娘。’25の弓桁朱琴さん、ロージークロニクルの植村葉純さんが加入。為永幸音さん(アンジュルム)、段原瑠々さん(Juice=Juice)、秋山眞緒さん(つばきファクトリー)、平井美葉さん(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃さん(OCHA NORMA)と共に行った収録の感想や、今回挑戦したSOUL・WAACKダンスについて、さらに今後の目標などを聞きました。


◆まずは弓桁さんと植村さん、自己紹介をお願いします!
弓桁:モーニング娘。’25の弓桁朱琴です。好きな食べ物は梅で、梅干しソムリエと梅マイスターという2つの資格を持っています。好きなダンスのジャンルはテーマパークとジャズです。バレエを9年間やっていました。
植村:ロージークロニクルの植村葉純です。好きな物は牛乳で、好きなダンスのジャンルはジャズです。過去にジャズとヒップホップとファンクを習っていました。
◆加入にあたって、メンバーから激励はありましたか?
弓桁:『ハロプロダンス学園』の先輩メンバーである石田亜佑美さんから、「とにかく全力でぶつかっていけ!」と激励の言葉をいただきました。この番組はみんなが憧れている場所だと思っているので、石田さんの後に私を選んでくださったことにとても感謝しています。きちんとその責任感と覚悟を忘れずに、これからも頑張っていこうと思います。
植村:研修生発表会の大阪公演の1公演目の後にマネージャーさんから「『ハロプロダンス学園』に加入するよ」と言われたんです。まだ2公演目が残っているタイミングだったので、「今じゃない!」と泣きながら、うれしかったことを覚えています(笑)。メンバーには「ずっと入りたいって言っていたもんね。よかったね」と一緒に喜んでもらえましたし、「頑張ってね」と声をかけてもらいました。
◆実際に加入していかがでしたか?
植村:皆さん優しいですし、ダンスも楽しいので、もっとこのメンバーでたくさん踊りたいなと思いました。


◆今回、ゲスト講師のMEDUSA先生からどんなことを教わったのか教えてください。
段原:最初、音が鳴り出した瞬間、踊り出した瞬間に、先生のオーラが切り替わる感じがして、その勢いに圧倒されて見入ってしまいました。いざ自分がやるとなるとすごく難しくて、「どういうふうに見せたらいいんだろう」と困惑し、なかなかうまくいきませんでした。ですが、できないなりにも先生がおっしゃっていた「音を楽しむ」「メンバーと感じ合える」を最後は感じながら踊れたので、すごく楽しかったです。ただ、今までで一番苦戦したジャンルで、難しかったです。
秋山:私はもともとSOULと少し似ているWAACKというジャンルをやっているのですが、音の取り方や踊り方が違うんです。SOULは軽く音を取ったり、ノリ方がちょっと大人っぽくて、色気を感じるようなイメージがありました。実際に自分で踊ってみても、体がなかなか思うように動かなくて…。先生のようにニュアンスで音を楽しめたらいいなという学びがありました。自分の幅が広がる収録で、これからのライブなどで生かせそうなので、難しかったですが、すごく楽しい時間でした。
平井:SOULに興味はあったのですが、グルーヴ感を1人で出せるのか不安がありましたし、習いに行くとしても、まったく知らない人たちの中では緊張して楽しめないかもと思って、なかなか踏み出すことができませんでした。今回、ダンス学園メンバーという気心の知れた仲間と一緒に踊ることができて、とても楽しかったです。私は“正確に振りを踊ること”が好きで、それがポリシーでもあるのですが、そこから脱却したいという目標もあって。今回の収録では、自分の殻を破れたような感覚がありました。そして、先生の「正解はない」「自分らしさを出して」という言葉に励まされ、ショーケースにこれまでと違う挑み方ができたかなと思います。
弓桁:最初に先生のお手本を見せていただいたとき、「この動きって振り付けだったんだ」と思う振りがあって驚きました。SOULというジャンルを知らなかったので、その動きを即興のノリだと思っていました。ですが、その動き一つ一つにもしっかりと名前がついていることを学ぶことができました。実際に自分が踊ってみるとすごく難しかったですが、SOULの動きをマスターすれば、普段のグループ活動の中でもカッコいいオリジナル性を出せるんじゃないかなと思ったので、極めたいと思います。
植村:SOULもWAACKもこれまで踊ったことがなく、未経験の状態で挑戦しました。本当に難しかったですが、すごく楽しかったです。私はダンスに“自分らしさ”や“個性”を出すことが目標だったので、今日学んだことで少しでも出せるようになっていたらいいなと思います。
広本:私も含めてみんな音楽が好きだと思うのですが、日本語の歌詞がある曲で踊って、グルーヴ感を楽しめたことがすごくよかったです。曲自体も自然と好きになりましたし、音楽を楽しむSOULの雰囲気が、自分にはすごく合っているなと感じました。最初は本当に難しくて不安でしたが、最後には自分の中でしっかり消化して、楽しめたことがうれしかったです。
為永:私はこれまで、力強く踊るようなダンスばかりやってきたので、ニュアンスやグルーヴ感が求められるSOULは苦手だと思っていました。でも先生の「正解はない」という言葉に励まされて、自分なりに個性を出すことができた気がします。力を抜いて踊る感覚も少しつかめましたし、笑顔で取り組めたことが、自分にとっての成長だったと思います。
◆皆さんが教え合っている姿が印象的でした。
段原:「今ちょっと無理」みたいなオーラを出さず、いつ聞いてもウェルカムで「一緒にやります!」という感じなんです。1人、2人でやっていると、自然とみんなが集まってきてくれて。何度も一緒に確認しながらできて、最後は団結して終えられたのがすごくありがたかったですね。
◆今回のショーケースの見どころは?
平井:腕の角度など細かい部分はあえてそろえず、それぞれの個性や音の取り方を表現しました。でも音の感じ方やグルーヴ感は7人で共有できているので、“そろっていないけどそろっている”ような一体感を楽しんでもらえるのではないかと思います。

