「BiSの“Do you remember Rock’N Roll TV”?」第60回:ヒューガー「ソウルフル・ワールド」

BiSの“Do you remember Rock’N Roll TV”?
2023年04月18日

BiS(ビス)のメンバーが、TV LIFE webで連載コラムに挑戦! 過去2度の解散と再結成を経て、新メンバーオーディションで選ばれた4人で第3期BiSとして活動開始。現在はメンバーチェンジを経た新体制で活動中の彼女たちに、思い出のテレビ番組や映画を紹介していただきます。それぞれに強力な個性を持つメンバーの脳裏に、鮮烈なインパクトを残した作品とは…? 第60回は、ヒューガーさんが映画「ソウルフル・ワールド」(2020年)への想いを語ります。

BiS ヒューガー

こんにちは! はじめまして! BiSのヒューガーです!

もうすっかり春ですね〜。春休みなど長いお休みがある方は、いろんなテレビや映画をたくさん観たくなる時期なのではないでしょうか!

さて、今回ヒューガーがおすすめする作品は、映画「ソウルフル・ワールド」です。
ディズニー&ピクサーによる作品で、数々の賞を受賞している名作です。

先にお話すると、わたしはこの作品を観た時、かわいらしいアニメーションとキャラクターに目を奪われ、そんな先入観を持って観たため、想像以上の感動をしてしまい、映画が終わる頃には大泣きしていました(笑)。

まず、このお話は人間の暮らす普通の世界と、人として生まれる前の魂のようなもの「ソウル」が暮らす世界の2つが並行して進んでいきます。

主人公は、プロのジャズ・ピアニスト​​を夢見る音楽教師のジョー。念願だったジャズ・クラブのステージで演奏できることが決まり、ようやく夢がかなうんだ! と帰り道を浮かれ気分で歩いていたところ、突然マンホールへ落ちてしまいます。落ちて落ちてたどり着いた先は、ソウルの世界。
心から夢中になれるものを見つけたとき、「きらめき」のパーツが埋まり、地上へ戻ることができるといいます。

そこでジョーは、ずっと「きらめき」を見つけられずにいる、いわゆる「こじらせソウル」の22番と出逢い、紆余曲折あり、22番を相棒として、なんとか人間界に戻ろうと奔走します。
そんな中、ジョーと22番の魂が人間界に落ちてしまい、ジョーの体に22番の魂、猫の体にジョーの魂が入ってしまうトラブルが起こります。

初めて人間の体で街を歩いた22番には、世界のあらゆるものが新鮮に映り、人間界での「きらめき」に気づいていく。そんな22番を見て、ジョーは自分が人間として忘れかけていた気持ちに気づきます。
大きな夢ばかり見てきたジョーと、夢を知らない22番。果たして、2人は、ジョーとして、そして、新しく生まれる人間としてソウルの世界を出られるのでしょうか…!?

この映画は、2人の関係が深まっていくにつれて、観ているわたしたちにとっても自分の日々についていろんなことを考えさせられるような展開になっています。
この作品を観たのは、BiSに合格する前でした。わたしもジョーと同じような大きな夢を持っていて、音楽が好きだったり重なる点も多かったので、感情移入したり、自分の人生にとっての「きらめき」ってなんなんだろうなとたくさん考えながら観ました。

BiSに加入するというスタートラインに立つまで悩んだりつらい想いをすることも多かったのですが、この作品を観てからは、「毎日に感謝して、自分だけのきらめきをたくさん見つけながらまた歩き出そう」と前向きになることができました。
人生の意味って本当にあるのかなと迷ったり、生きる目的を見つけられないな、と一度でも思ったことがある方に、ぜひとも観ていただきたい作品です。

じぶんの「ソウル」を大事にして生きたいですね!!

以上、 BiSのヒューガーでした!!
次回もよろしくお願いします!!!

<ヒューガー PROFILE>

2022年10月に加入した新メンバー。WACKの面接、オーディションで何度落ちても這い上がり、“ゴキブリのような生命力”(WACK代表談)でBiS入りを果たした、大阪出身の18歳(設定)。159cm。

ヒューガー Twitter:@HYUGA_BiS

<BiS PROFILE>

左から)ナノ3、トギー、ヒューガー

英語で“Brand-new idol Society”の略/日本語で“新生アイドル研究会”。

2010年にグループ結成し、全裸PVを始めとする破天荒なプロモーションで世間をにぎやかす。目標の“日本武道館”ワンマンを諸事情により断念し、2014年に横浜アリーナで解散。その後、再結成をするも2019年5月11日にマイナビBLITZ赤坂ライブにて2度目の解散。

第3期BiSオーディションを実施し、応募総数2,000名を超える中、音楽活動経験がない“素人”だけで構成された第3期BiSの活動がスタート。活動開始半年間で、“モザイクMV”、“200km駅伝”、“24時間ライブ”等、BiS伝統の過激な企画を経験しながらオリジナル作品としてフルアルバム2枚/EP2枚/シングル4枚をリリースし、音楽業界に大きなインパクトを与える。

コロナ禍も、ゲリラでの新曲発売や同楽曲を101回連続でパフォーマンスするドキュメンタルMVを公開するなど、泥臭くもエモーショナルな活動を展開。

2021年11月にはナノ3、2022年10月にはヒューガーが加入。2023年1月にメンバー2人の脱退を経て新体制となるも、2023年3月末に3人の新メンバーの加入が決定し、さらに勢いは加速し続けている。
“日本武道館”という夢の続きは、第3期BiSに託される。

<INFORMATION>

■5th Single「(タイトル未定)」
2023年7月12日(水)発売

<WEB>

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS