えん罪事件から10年…村木厚子さんが拘置所での164日間を語る『サワコの朝』8・31放送

バラエティ
2019年08月30日
『サワコの朝』
©MBS

 8月31日(土)放送の『サワコの朝』(MBS/TBS系)に、元厚生労働事務次官の村木厚子さんが登場する。

 2009年に、虚偽公文書作成容疑など身に覚えのない容疑で逮捕され、そのまま164日間も勾留生活を送っていた村木さん。逮捕の瞬間、「娘たちが、ニュースで母親の逮捕を知るっていうのは嫌だなと思った」と、一瞬の隙を狙って「たいほ」の3文字だけをメールで夫に送信したという。「怖かったけど、それだけ心配していた」と当時を振り返った。

 また、名前ではなく“13番”と呼ばれた拘置所での生活も明かした。村木さんがいたのは、トイレを含むわずか3畳ほどの部屋。そこで過ごす毎日は、たった15分間の入浴など、当然ながら多くの制限があった半面、買い物ができただけでなく、意外にも食事が充実していたという。

 「ちゃんと季節を取り入れてる!って感激しました」と話すメニューの中には「すっごい肌がきれいになったんです!」という美肌へと導く食材があったそう。拘置所で書き留めた貴重な日記とともに当時を振り返る。

 一方で、終わりの見えない過酷な取り調べについて「泣いて怒りました!検事さんたちの常識は狂ってる!って」と暴力的な取り調べに反論したことを明かした村木さん。えん罪事件から10年がたった今、壮絶な日々を支えた家族とのエピソードとともに拘置所での経験を阿川佐和子に語る。

『サワコの朝』
MBS/TBS系
8月31日(土)前7・30~8・00

©MBS