天竺鼠・瀬下豊、ハナコ、武田真治が幻の食材を求めて体当たりロケ 博多華丸・大吉MC『ごちそうハンター 』

バラエティ
2021年06月12日

『ニッポンの食材 大捜索!ごちそうハンター 』

博多華丸・大吉がMCを務める冒険グルメバラエティ『ニッポンの食材 大捜索!ごちそうハンター 』(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)が、6月20日(日)後4・05から放送される。

番組では、ハンターたちに“知られざるごちそう食材”の調達を依頼。日本に存在する“絶品なのに入手困難な希少食材”を求め、ハンターたちが体を張ったロケに挑む。そして、やっとの思いで調達した食材は、一流シェフの手で絶品料理へと驚きの変貌を遂げる。

今回取り上げる食材は、極上の珍味「モウカの星」(宮城県気仙沼)、高級仙人食材「岩茸」(徳島県)、そして数千匹に一匹という奇跡の「黄金ガニ」(福井県)。

まずは、天竺鼠・瀬下豊が謎の食材「モウカの星」を調達するため、東北・三陸沖へ。モウカの星とはネズミザメの心臓のこと。鮮度を保つのが難しく一般の流通はほとんど無いため、 幻の珍味ともいわれる絶品食材だ。「死ぬこと以外NGなし」と豪語する体当たり芸人・瀬下は、最大3メートルにもなるモウカを捕獲するため、3日間の壮絶なロケに挑む。

そして、ハナコは反り立つ断崖絶壁にのみ生える幻の食材「岩茸」の調達へ。仙人が食べた言い伝えが残り、古くから不老長寿の秘薬として珍重されている岩茸。歌川広重の浮世絵にも命懸けで崖につり下がる人の姿が描かれているほどの食材の調達に、ハナコが決死の覚悟で臨む。

さらに、武田真治が数千匹に一匹という奇跡の「黄金ガニ」の調達に挑戦。黄金ガニとは、奇跡的な確率で生まれる「ズワイガニ」と「ベニズワイガニ」の天然ハイブリッドガニ。身入りの良いズワイと甘みの強いベニズワイの良いとこ取りで極上の味わいだという。しかし、その数は数千匹に一匹と極めて希少。武田は黄金ガニを見つけることができるのか。

スタジオでは、MCの博多華丸・大吉とゲストと平野レミ、山之内すずがハンターたちの奮闘を見守り、一流シェフの手で絶品料理となった希少食材を堪能する。

博多華丸・大吉 コメント

◆収録を終えての感想をお願いします。

大吉:すごすぎましたね。もちろん企画意図は分かっていて、台本も読ませてもらっていましたけど、想像以上の豪華食材でした。

華丸:天竺鼠の瀬下君や、ハナコには過酷な思いをさせてしまい、最後は我々とほぼ同期ぐらいの武田真治さんがごちそうハンターだったので、驚いてつい、声が出ちゃいましたけど。

◆最も気になった食材は何ですか?

大吉:僕は「岩茸」ですね。なぜ、あれを食べようと思ったのか。人間の欲望と言いますか、あれは見つけるだけで大変じゃないですか? それを持って帰ってきて下処理も大変ですし、誰が最初に食べようと言いだしたんだろう。でも、だからこそ人間の探求心、少しでもおいしいものを食べようという積み重ねで、僕らの時代につながっているというのはすごく感じました。

華丸:「黄金ガニ」と言いたいところですが、それ以前に水深1キロ先であんなにたくさんカニがいる福井の海。未知との遭遇すぎて、あの映像、すごくないですか?

大吉:確かにああいうロケって、大体カゴに入っていても2、3匹ぐらいのカニの映像が定番だったんで驚きました。でも、あんなに大漁という事はそれだけ漁師の皆さんが海を守っていらっしゃるということですよね、小さいカニもちゃんとリリースしていましたからね。しかもちゃんとレーダーでポイントが分かっていらして、水深1,000メートル先のカニをあんなにたくさん仕留めるとはすごいです!

◆さらに、豪華食材を一流のシェフが調理していらっしゃいました。

華丸:予約の取れないお店のシェフに全部作っていただいたので、本当に申し訳なかった。

大吉:僕ら、グルメロケはかなり経験しているほうだと思うので、ある程度のコメントには自信はありましたが、今回の3品の食材は初めてすぎて、めちゃめちゃおいしかったですが、伝える言葉があまり出て来なかった。そこは申し訳なかったと思います。

華丸:でも、そうなりますよね。変に例えるのも失礼だし、“あれみたいな”という例えが、簡単に手に入る食材というわけにもいかないじゃないですか? だからあそこはもう仕方ない(笑)。

大吉:でもまだ、この歳になっても食べたことがない食材がたくさんあるんだなと思って感動しました。

◆これまでに入手困難な食材を食べたことはありますか?

大吉:はい、昔の話で良ければ。熊本はとても馬刺しがおいしくて有名なのですが、福岡と熊本って隣の県なのに、福岡はそこまで馬刺しは有名ではないんです。この差は何だと地元の方に聞いたところ、「熊本の人は福岡がライバルだと思っているから、うまい馬刺しを福岡に出すわけない。おいしいのは全部熊本で食べている」という、冗談とも本気とも取れる話をうかがったことがあります。実際、そうかも知れないと思うぐらい、熊本の居酒屋さんが出す馬刺しはどこもおいしいですし、特に漁港近くの居酒屋さんで食べた馬のレバ刺しが、ひっくり返るぐらいおいしかったです。ルビーみたいにピッカピカであんなレバ刺しにお目にかかることはもうないかも知れません。

華丸:僕は、「大名道中駕籠かしわ」という駅弁がとても好きで、博多駅で購入できるのですが、朝の8時以降しか売ってないんです。ただ僕ら、大阪や東京に仕事に行く時にはだいたい朝が早い新幹線なので買うことができない。なので、僕にとってはとても入手困難なお弁当なんですよ。

◆ご自身で山菜採り、釣りなど、食材を調達した経験はありますか?

大吉:僕ら、釣りやアウトドア的な趣味がなくて。しかも、最近はそういうロケもめっきりご無沙汰で、たぶん年齢的なこともあると思います。岩茸のロケも、絶対僕なら山の中で3回は滑り落ちていますし、正直、僕らみたいなベテランが山の中に入って行ったらスタッフさんも気を使うと思いますし。

華丸:僕らいい歳なんで、保険もかけなきゃいけないでしょう?

大吉:うらやましいなとは思います。人生で一度ぐらいはあんな沖まで行ってサメを捕るような体験もしてみたいとは思いますが、絶対に足手まといになりますし(苦笑)。

華丸:そういう役は、瀬下君にもう任せます(笑)。

◆では、番組を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。

華丸:あなたの知らない、食材の世界が広がっています。そしてぜひ、水深1000メートルの世界に遭遇していただきたいと思います。

大吉:食材ハンターが行くところは本当に全部見どころが盛りだくさんだと思います。ただ、わりと僕がいいなと思っているのは、平野レミさんがご自身以外の料理を食べて感想を言うという今回の主旨。僕はそういうレミさんをテレビで観た事がないのでちょっとご期待いただきたい。こんなにシンプルなコメントなんだと思いました。

華丸:どちらかと言うと作る側だから、ああなるんじゃないですか?

大吉:いい意味でも悪い意味でも、忖度一切なしで、ストレートにコメントなさるレミさんに僕はしびれましたね。

華丸:でも、そこは内心助かりました。先にコメントを言ってくれたので(笑)。

大吉:ちょっと注目ポイントだと思います(笑)。

『ニッポンの食材大捜索!ごちそうハンター』
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
6月20日(日)後4・05~5・20

司会:博多華丸・大吉
スタジオゲスト:平野レミ、山之内すず
VTR出演:武田真治、瀬下豊(天竺鼠)、ハナコ

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