バナナマン日村勇紀が“ひむバス”運転手に「送迎って奥が深い」ナレーションは白石麻衣

バラエティ
2021年10月28日

11月3日(水)に、バナナマン・日村勇紀が運転手を務める送迎バラエティ番組『ひむバス!』(NHK総合)が放送決定。ナレーションを白石麻衣が担当することも発表され、日村からのコメントも到着した。

送迎を通して地域の人々と触れ合いながらそれぞれのドラマに出会い、今の日本を見つめる新感覚のドキュメント・バラエティ番組『ひむバス!』。バナナマン・日村勇紀が運転する愛車“ひむバス”は、漫画家の浦沢直樹がデザインした番組オリジナルのものだ。

今回、日村が“ひむバス”で向かったのは、秋田県横手市と岩手県陸前高田市。横手市では大型スーパーに買い物に来た、山間部で暮らす80代の夫婦をおよそ25キロ離れた自宅へと送迎することに。

買い物の目的は、地域に伝わる秋の恒例行事「なべっこ遠足」の材料を買い揃えること。日村運転手は送迎だけでなく、里芋やきのこなど地元の食材が入った鍋の準備のお手伝いも。集まった4世代家族と鍋を囲み、秋の味覚と大家族の幸せな姿を堪能する。

「ひむバス」(C)浦沢直樹

岩手県陸前高田市では、東日本大震災以来10年ぶりに復活する花火大会の公式ドライバーに就任する。そして、大会会場のイベントステージに出演する女子高校生ダンスグループを送迎することになり、高校生活最後の晴れ舞台を応援。

また、震災で亡くした息子との思い出の花火を、大切な場所から見たいという家族を送迎する。新型コロナ感染拡大の影響で全国的に多くのイベントが中止される中で実現した、東北最大規模の花火大会。さまざまな思いを抱える人たちを送り届け、最後に日村が花火を見上げながら感じたものとは…。

発表にあたり、「まさか個人的な夢だったバスの運転が番組になるなんて! しかもNHKで。ビックリです」と喜びを表した日村。「運転している僕自身も、乗車してくれたみなさんの夢や思い出に自然と乗っかることができて感動したし、あったかい気持ちになりました。送迎って奥が深いですね」と収録を振り返った。日村のコメント全文は、以下を参照。

さらに“ひむバス”をデザインした浦沢も「以前ラジオで日村さんが何気なく言った、バスを運転できるようになってみんなとBBQに行きたい、それがどんどん現実になっていく! 日村さんてすごい!」とコメントを寄せた。

日村勇紀 コメント

まさか個人的な夢だったバスの運転が番組になるなんて!しかもNHKで。ビックリです。
今回は岩手県と秋田県にお邪魔し、そこで暮らす夫婦や家族、高校生などたくさんの方々を送迎させていただきました。初めてお会いする方々ばかりなのに、バスに乗せて目的地に運んで同じ時間を過ごすなかで昔からの仲間のように思えてきました。運転している僕自身も、乗車してくれたみなさんの夢や思い出に自然と乗っかることができて感動したし、あったかい気持ちになりました。
送迎って奥が深いですね。正直、こんないい番組になるとは思っていませんでした(笑)。ぜひご覧ください。

この記事の写真

番組情報

『ひむバス!』
NHK総合
2021年11月3日(水)前8・15~9・00
※放送後1週間、NHKプラスで見逃し配信予定

NHKプラス:https://plus.nhk.jp/

©NHK