昭和歌謡のヒットメーカー・三木たかしの名曲を振り返る『武田鉄矢の昭和は輝いていた』

バラエティ
2022年06月10日
『武田鉄矢の昭和は輝いていた』
『武田鉄矢の昭和は輝いていた』左から)武田鉄矢、アグネス・チャン、仁支川峰子、小西良太郎、繁田美貴

6月17日(金)午後8時から放送される『武田鉄矢の昭和は輝いていた 作曲への熱き想い ヒットメーカー三木たかし特集』(BSテレ東)では、作曲家・三木たかしを特集する。

演歌、歌謡曲、ポップス、アニメソングと、ジャンルを超えて名曲を生み出してきた、昭和歌謡のヒットメーカー・三木たかし。手がけた楽曲は、2,000曲以上におよぶ。番組では、そんな彼の作曲家人生に大きな影響を与えた、4人のレジェンドを軸に、三木たかしの名曲を振り返っていく。

10代で出会った作曲家・船村徹、新人時代を共に歩んだ、なかにし礼。そして、スランプを救った阿久悠とアジアの歌姫、テレサ・テンの名声を共に日本に広めた荒木とよひさ。それぞれのドラマとは。

テレサ・テンの不朽の名曲「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」の三部作に秘めた、計算された作曲術について、自ら語る生前の三木や、岩崎宏美本人が語った、名曲「思秋期」に隠されたレコーディング秘話を貴重映像とともに紐解いていく。

また、声帯切除の前に自身の歌声を収録した音源も。悩み、苦しみながらも自分の才能を信じ、昭和から平成へと駆け抜けた三木たかし。波乱に満ちた、その作曲家人生を2時間スペシャルで送る。

アグネス・チャン コメント

三木たかし先生との出会いは私が「歌手」であることを改めて思い出させていただきました。
結婚して、子供が産まれ、仕事の幅が広がって、教育学博士にもなり、歌は仕事の一部に過ぎませんでした。
それが三木先生と出会って、先生の音楽に対する情熱に感銘を覚え、「歌手」という原点に戻ることができました。
先生から「この身がちぎれるほどに」という曲をいただき、歌手としての新天地に踏み入れることができました。
本当に感謝感謝です。番組でいろんな話と歌を聴き、本当にいい時代に日本に来たと実感しました。
三木先生にもっともっとたくさんの曲を書いていただきたかったです。成長していく私をもっと見て欲しかったです。先生から頂いた楽曲をこれからも人々の心を繋ぐために魂を込めて歌います。いつまでも、見守ってください。

仁支川峰子 コメント

作曲家三木たかし先生の作品は、時代に関係なく受け入れられ、どの曲も耳に残り思わず歌いたくなる曲ばかり! 先生の作り出すメロディーには不思議な力を感じます。
数々のヒット曲をこの世に残した三木たかし先生。作品が多く、すべてを把握できません。
番組内で、子供たちに絶大なる人気を博する国民的キャラクターのアニメソングが先生の作品だと知りビックリです!
そんな偉大な先生に、デビュー曲「あなたにあげる」を作っていただけたことを誇りに思います。

小西良太郎(音楽プロデューサー)コメント

アグネス・チャンは実に的確に、でもやっぱりテレサ・テンと同じ外国の人が、日本で頑張っている意味だとか、よくわかりました。
仁支川峰子も九州の女性で、自分の年齢までいうほどぶっちゃけていたりで、番組内容はかなり面白かったです。
三木たかしを話していると、あまり暗い話ばっかりになってもつらいって思っていたのが、良かったな~と思っています。一言で三木たかしを表現すれば“とてもやっかいな奴で、とても愛しい弟分”でした。

橋本かおり 統括プロデューサー コメント

作曲家・三木たかしは実に多彩なヒット曲を残しています。
多彩なメロディは、実は、本人の作曲技法であり計算なんだと、この番組を通じてわかりました。曲が下りてこないスランプもあったようですが、作詞家阿久悠の押しもあって見事に花開きました。
番組最後に、本人が手術する前に自身の声で録音した貴重な曲、♪桜の花よ 泣きなさい を紹介します。搾り取るような歌声の素晴らしい曲です。聴いてください。

番組情報

『武田鉄矢の昭和は輝いていた 作曲への熱き想い ヒットメーカー三木たかし特集』
BSテレ東(BS7ch)/BSテレ東4K(4K 7ch) 全国無料放送
2022年6月17日(金)午後8時〜9時49分

司会:武田鉄矢、繁田美貴(テレビ東京アナウンサー)
ゲスト:アグネス・チャン、仁支川峰子、小西良太郎

番組HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/showa/

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