フジ伝説的深夜番組が『オールナイトフジコ』として復活 MCは佐久間宣行、オズワルド伊藤俊介、さらば森田哲矢 4月14日スタート

バラエティ
2023年03月03日
『オールナイトフジコ』左から)伊藤俊介、佐久間宣行、森田哲矢 ©フジテレビ

フジテレビで1983年から1991年まで放送された伝説的深夜番組『オールナイトフジ』が誕生から40年の時を経て復活。『オールナイトフジコ』(フジテレビ 毎週金曜 深夜0時55分~2時55分/関東ローカル・生放送)として、MCにテレビプロデューサーの佐久間宣行、伊藤俊介(オズワルド)、森田哲矢(さらば青春の光)を迎えて4月14日(金)にスタートすることが決定した。

『オールナイトフジコ』の総合プロデューサーは秋元康。秋元は番組について「あの頃の『オールナイトフジ』は、“放送終了時間未定”でした。今のテレビは、制約が多すぎて、フォーマットが決まってしまうのですが、若手のクリエイターたちが、自由に発想できる場を作りました。どうなるか分かりませんが、今から、ワクワクしています。この“ワクワク”こそ、視聴者や出演者やクリエイターたちの熱の源のような気がします」とコメント。

さらに、秋元とフジテレビの仲間たちは、放送1か月前に異例の制作宣言を掲げた。

「おニャン子クラブの原点、オールナイターズ、とんねるず、港浩一社長を輩出したあの伝説の番組『オールナイトフジ』が帰って来る。と言っても、本当に、『オールナイトフジ』の復活は待ち望まれていたのだろうか?今さら、『オールナイトフジ』と言っても、そんな40年前の番組、知らねえよと言う視聴者も多いだろう。
それでも、なぜ、『オールナイトフジ』なのか?今の地上波に必要なものは、あの番組が持っていた熱量だと思うからだ。港浩一社長と盟友秋元康は、とにかく、金曜日の深夜に2時間の生放送をやってみようと考えた。広報資料として発表できるような企画は、まだ、何もない。そこにあるのは、金曜日の深夜に2時間の生放送の枠を作ったということと、地上波の可能性と、出演者や若手クリエイターたちの熱量だけである。
メインの司会者は、元テレビ東京の社員で、今、『オールナイトニッポンゼロ』のパーソナリティーとして絶大な人気を誇る演出家・プロデューサーの佐久間宣行。脇を固めるのが、オズワルドの伊藤俊介とさらば青春の光の森田哲矢。当然、オールナイターズのような二匹目のドジョウを狙ってはいるが、正直、これも確定ではない。要するに、全てが見切り発車なのである。それこそがテレビの真骨頂だ。
やってみなければ分からない。大コケしたら、全ては、大多亮専務のせいにして逃げ切ろうと、立松嗣章編成局長は語る。タイトルだけでも少しは変えようと言うことで、『オールナイトフジコ』にしようと、飲み会で決まった。『コ』をつけただけだが、“フジコ”というキャラクターは面白そうだ」

MC・佐久間宣行 コメント

テレビ東京を退社して2年。フジテレビの伝説的な番組に参加することになるなんて、全く想像していない未来です。とても緊張するし、とても怖いのですが、その何倍も楽しみです。フジテレビの若手演出チームの仕掛けに身を任せようと思っています。あとは森田くんと伊藤くんがなんとかしてくれるはずなので。とにかく、精いっぱいやらせていただきます!

中嶋優一(フジテレビ バラエティ制作センター部長)コメント

世の中やメディアの常識に一切とらわれず、“やっぱり地上波テレビが一番面白い!”と思っていただけるよう、秋元さんや佐久間君たちと“遊び心”最優先で作って参りますので、皆さまの応援よろしくお願いいたします。テレビの逆襲を始めます。

チーフプロデューサー・松本祐紀(フジテレビ バラエティ制作センター)コメント

決まっていない事が多すぎて毎日緊張しています…。とにかく金曜深夜に熱のこもった番組をお届けできるようフルスイングで挑みます。大コケしたら専務のせいということで…。

番組情報

『オールナイトフジコ』
フジテレビ ※関東ローカル・生放送
2023年4月14日(金)スタ―ト
毎週金曜 深夜0時55分~2時55分

MC:佐久間宣行、伊藤俊介(オズワルド)、森田哲矢(さらば青春の光)
※順不同

©フジテレビ