藤原丈一郎らが漫才の“つかみ”をアカデミックに深掘り　漫才挑戦中の當間琉巧＆角紳太郎に囲碁将棋がアドバイス『るてんのんてる』「笑ディグ」

10月20日（金）放送の『るてんのんてる』（読売テレビ　深夜0時50分ほか）は、引き続き入社10年目のディレクター・中屋敷亮の企画「笑ディグ」が放送される。

『るてんのんてる』は、読売テレビの若手ディレクターがこれまで温めてきた渾身の企画を放送する実験的バラエティ番組。企画内容や出演者の制約がまったくない中、1人のディレクターが2週ずつ担当して、VTRを制作。フットボールアワーの“のん”岩尾望と“てる”後藤輝基の“のんてる”コンビが見届け人として進行する。

普段何げなく見ている「お笑い」をアカデミックに深掘りし、分析していく『るてんのんてる』初の4週連続企画「笑ディグ」。3週目ではMCに藤原丈一郎（なにわ男子）、村田秀亮（とろサーモン）、ゲストに井上裕介（NON STYLE）、周平魂（ツートライブ）、髙比良くるま（令和ロマン）、そして音楽界きってのお笑い通としてDJ KOO（TRF）が登場。漫才の導入部分で展開する最初のボケである「つかみ」をさまざまな角度から深掘りしていく。

まずは芸歴6年目にして漫才を考察する連載を持つほどの髙比良が「つかみ」の役割や「つかみの賞レース化」について熱弁。『M-1グランプリ』を制したとろサーモンの村田らも同調する。続いてのコーナーでは、ゲストがすごいと思う芸人の「つかみ」を映像とともにプレゼン。井上はある賞レースチャンピオンのつかみを「頂点を“つかんだ”究極のつかみ」と大絶賛。「自分もあのつかみをやりたいけど○○にしかできない」とまで言わしめたその芸人とは。

また、藤原がゲスト芸人と漫才形式で「つかみ」の実践に挑戦。ツートライブ・周平魂とのネタ合わせ後に「つかみ」を披露するも、スタジオからはまさかのブーイングが。

4週連続の目玉企画として當間琉巧と角紳太郎の2人が24日間で笑いのノウハウを学びながらガチンコで漫才に挑戦する様子を描く「3×8プロジェクト」にも新展開が。笑いの殿堂・なんばグランド花月で観劇し笑いを学んだ當間と角は、林健（ギャロップ）の紹介で囲碁将棋（文田大介、根建太一）にネタ見せを行う。そして囲碁将棋の2人から目線や声の大きさなどプロ目線の指摘が飛び出す。

『るてんのんてる』「3×8プロジェクト」囲碁将棋と當間琉巧、角紳太郎©読売テレビ

入社10年目中屋敷亮（読売テレビ）コメント

今回の笑ディグは「つかみ」という、よりディープなテーマをディグっていきます。寄席形式での「つかみ」から、現代の「賞レース」によって変化した「つかみ」まで、一瞬で場の空気を“つかむ”芸人さんのすごさをご紹介できたらと思っています。また、3×8プロジェクトでは、お笑いファンから絶大な支持を集める囲碁将棋のお2人が、當間君と角君に直々にアドバイスを行います。なるほど、という指摘がたくさんありますのでこちらもぜひご注目ください。