GACKT「味はおいしいんですよ……ただ、すべて想像の範囲なんですよね」審査員から厳しいジャッジも『CHEF-1グランプリ2023決勝』

バラエティ
2023年10月21日
『ザ・プレミアム・モルツpresents CHEF-1グランプリ2023決勝』左から)さや香(新山、石井)、今田耕司、松下奈緒、山里亮太、森泉、森香澄、レイノ・バラック ©CHEF-1グランプリ2023

『ザ・プレミアム・モルツpresents CHEF-1グランプリ2023決勝』(ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット 午後6時〜7時58分)が、10月22日(日)に放送される。

優勝賞金1000万円、次世代のスター料理人を発掘するシェフNO.1決定戦『ザ・プレミアム・モルツpresents CHEF-1グランプリ2023』も大詰め。総勢461名からここまで勝ち残ったファイナリスト、4名のシェフによる決勝が行われる。

今大会から8つの料理ジャンル別エントリーで戦われてきた中、決勝に名乗りを上げたのは「フレンチ」「イタリアン」「フードクリエイター」「ジャンルレス」4ジャンルのNo.1シェフたち。

今大会を通じての統一テーマは「料理に革命を起こせ」。決勝はトーナメント制で行われ、第一試合のテーマが「とんかつに革命を起こせ!」、第二試合のテーマが「インスタントラーメンに革命を起こせ!」。そしてここを勝ち上がった2名が最後の決戦「すき焼きに革命を起こせ!」に挑む。

『ザ・プレミアム・モルツpresents CHEF-1グランプリ2023決勝』©CHEF-1グランプリ2023

超一流シェフがそろう最強審査員軍団も圧巻。16年連続ミシュラン三つ星「日本料理かんだ」の神田裕行、同じく16年連続ミシュラン三つ星、フレンチ「ガストロノミー“ジョエル・ロブション”」総料理長・関谷健一朗、アメリカでラーメンブームを引き起こしたラーメン界の革命児「NAKAMURA」の中村栄利。そして決勝では神の舌を持つカリスマアーティスト・GACKTが国民代表審査員として加わる。

また、戦いを見守る顔ぶれもにぎやか。MCには山里亮太と松下奈緒。ゲストには今田耕司、森泉、森香澄、そして実業家のレイノ・バラック。いよいよスタートする最終決戦に、彼らの中にも緊張が走る。

『ザ・プレミアム・モルツpresents CHEF-1グランプリ2023決勝』左から)松下奈緒、山里亮太 ©CHEF-1グランプリ2023

決勝戦第一試合、第二試合の組み合わせは抽選で決まり、試食審査は誰が作ったかシェフを明かさずにブラインドで行われる。各審査員の持ち点は10点、計40点満点の計算。緊迫の第一試合、その試食審査でいきなりGACKTから衝撃のコメントが飛び出す。「味はおいしいんですよ……ただ、すべて想像の範囲なんですよね」。戦いは初戦から目が離せない。

第一試合を戦う2名。その1人目は、フレンチのエリートシェフ・根本郁弥だ。今回の審査員でもある関谷が総料理長を務める日本フレンチ最高峰の一つ、「ガストロノミー“ジョエル・ロブション”」のスーシェフを担っている。

根本が使うのは岩手県で飼育されている白金豚。脂身が甘く、きめ細かな肉質。それを蜂蜜と合わせてとことん柔らかく煮込む。カリカリに揚げたパン粉にフライドオニオンとマカダミアナッツを合わせた衣とは別々に用意される。間にはフワフワのメレンゲも。

料理名は「お椀 de トンカツ」。肉と衣を分解し、通常のとんかつにはないうまみと食感を持たせたというが……。その狙いへの審査員のジャッジは!?

『ザ・プレミアム・モルツpresents CHEF-1グランプリ2023決勝』GACKT ©CHEF-1グランプリ2023

2人目は、パティシエとしても活躍する愛媛の鬼才イタリアンシェフ・久保貴。ジャンル別予選では「エビのショートケーキ」という一皿で審査員・神田の舌をうならせた、驚きの発想力の持ち主だ。久保が使うのは地元愛媛で飼育される甘とろ豚のヒレ。ジューシーで柔らかな赤身とほどよく入ったサシの繊細な味わいが魅力。

パートブリックの上に、フルーツジャムやナッツのペースト、分厚いヒレ肉をソーセージのように巻いていくが…。パティシエの技とイタリアンの技巧で衣の中にソースを閉じ込めたという「砂漠のオアシス」。果たしてその得点は。どちらが優勝決定戦へ進むのか。

第二試合のテーマはなんとインスタントラーメン。日本人にこよなく愛されるラーメン、今回はどのメーカーを選んでもいいが、必ず袋の乾麺を使わなければならない。そしてこの戦いの審査のために、ニューヨークから戻ってきたのがラーメン界の革命児・中村栄利。彼が「ブラボーです」と絶賛したのは果たして…。中村のジャッジとコメントにも注目だ。

『ザ・プレミアム・モルツpresents CHEF-1グランプリ2023決勝』今田耕司 ©CHEF-1グランプリ2023

第二試合、登場する1人目は、無冠の帝王、博多の破天荒シェフ、ジャンルレス部門から戦ってきた山下泰史。審査員に絶賛されながらも2年連続準優勝。「今年は有無を言わせないものを出す」と宣言して臨む。

麺、粉末スープなど、パーツパーツに分けて仕事をし、最終的にすべてが合わさったときによりグレードの高い新しいインスタントラーメンが登場するという。その名も、「成長するインスタントラーメン」。飽くことなく焼き上げていくチャーシューにはスタジオからため息が漏れる。その仕上がりはいかに。

対するもう1人は紅一点、フードクリエイター部門から勝ち進んできた丸山千里。企業の商品開発などを手がける料理人。フードクリエイターとして培ってきた独特な感性でここまでも革命を起こしてきた。

その丸山が用意したのは「カニと柑橘のお茶ラーメン」。鶏ガラと玉露で丁寧にダシをとり、仕上げに抹茶を加えたスープ。インスタント麺のゆで汁で麺にもお茶をまとわせる。そしてカニと生クリームで作った濃厚なあんかけ。しょうゆ、みそ、塩ラーメンに次ぐ新ジャンルというお茶ラーメンは、どのように評価されるのか。最終決戦への切符をつかむのは果たしてどちらだ。

『ザ・プレミアム・モルツpresents CHEF-1グランプリ2023決勝』森香澄 ©CHEF-1グランプリ2023

そして、ついに最終決戦の火ぶたが切られる。テーマはすき焼き。薄切りの牛肉に割り下、生卵をつけて食べ、〆にご飯やうどん。定番の味にどう革命を起こすのか。24年前に審査員の神田が生み出し、料理界に衝撃を与えたのが「トマトすき焼き」。挑戦者はそれを超えていくのか。

先攻のシェフは、さっと火を通した和牛のリブロースに、漬物の酸味と発酵のうまみを加えて勝負をかけてくる。水キムチやぬか漬けのマッシュルーム。卵は卵黄だけを使い、あるものを加えたソースもポイントだ。そしてもう一つ、〆にも驚きが用意されている。「すき焼き×漬物」はどんな味になっているのか。

後攻のシェフは、黒毛和牛のロースにワサビをすり下ろし、蜂蜜やスダチでマリネする。和牛の脂っこさをワサビでさっぱりとさせ、赤身の味を引き立たせる作戦だ。割り下にはワインも使い、玉子のソースに加えた仕上げと提供方法にも独自の工夫が。「すき焼き×ワサビ」にはたして革命は起きているのか。

「正直これはボクはびっくりしました。すき焼きなんですけど、新しいんですよね」――心を揺り動かし、いよいよ運命の決着がつく。頂点に登り詰め、映えあるチャンピオンの称号を手にするのはいったい誰だ。

『ザ・プレミアム・モルツpresents CHEF-1グランプリ2023決勝』GACKT ©CHEF-1グランプリ2023

番組情報

『ザ・プレミアム・モルツpresents CHEF-1グランプリ2023決勝』
ABCテレビ
2023年10月22日(日)午後6時〜7時58分

MC:山里亮太 松下奈緒
国民代表審査員:GACKT
審査員:
神田裕行(和食「日本料理かんだ」店主)
関谷健一朗(フレンチ「ガストロノミー“ジョエル・ロブション”」総料理長)
中村栄利(ラーメンダイニング「NAKAMURA」店主)

解説:田村亮介(中華「慈華(いつか)」店主) 堀江純一郎(イタリアン「リストランテ イ・ルンガ」店主)
ゲスト:今田耕司 森泉 森香澄 レイノ・バラック
スペシャルサポーター:さや香
ナレーション:下野絋
実況:上田剛彦(ABCテレビアナウンサー)
リボーター:斎藤真美(ABCテレビアナウンサー)
ロケVTR出演:オズワルド

©CHEF-1グランプリ2023