もうすぐ90歳の店主が一人で切り盛りする中華料理店に密着!過去に取材し、反響が多かった店にも再訪『オモウマい店』3時間SP

バラエティ
2023年12月19日
『ヒューマングルメンタリー オモウマい店 3時間SP』寺田心©中京テレビ

12月19日(火)放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店 3時間SP』(日本テレビ系 午後7時~9時54分)は、「総重量2kg 野菜炒め定食」「愛のムチ!もうすぐ90歳中華店主」を送る。

この番組は、日本全国の“びっくりな店”を紹介するバラエティ。まだ見ぬ「オモウマい店」を求め、スタッフが日本中を大捜査。気になる店を発見したら飛び込みで交渉、粘りに粘るリサーチと取材スタイル。“グルメ馬鹿”なスタッフが日本全国を駆け回り、オモウマい店を発掘する。MCをヒロミ、進行を小峠英二が務め、12月19日放送回には飯尾和樹、なすなかにし、若槻千夏、寺田心、ゆうちゃみ、河田陽菜(日向坂46)、岩田絵里奈(日本テレビアナウンサー)がゲスト出演する。

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店 3時間SP』河田陽菜©中京テレビ

新潟県長岡市にあるお食事処。名物は、ドームのような美しい盛りで運ばれてくる“野菜炒め定食”(950円)で、その総重量は2kg。豚肉、ニンジン、キャベツ、白菜、もやしといった具材を、ラーメンスープや自家製しょうゆだれと絡めて一気に炒める。

新潟県産のブランド米を使った“チャーハン”も、大盛り(1250円)が6人前相当、並盛(900円)で4人前相当と大ボリューム。常連のお客さんが「焼肉定食一択。中毒性がある」と太鼓判を押す、“焼肉定食”の大盛り(1500円)は、ニンニクの聞いた焼肉だれが評判。また、豚カツにデミグラスソースをたっぷりとかけた長岡名物「洋カツ」も人気メニューのひとつ。4合以上の“洋風カツ丼 大盛り”(1400円)で使われているのは、店主が考案したオリジナルレシピのデミグラスソース。

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店 3時間SP』©中京テレビ

店主は、飲食店とは思えない、日サロで焼いた肌と派手なファッションに身を包んだ30代男性。元々ヴィジュアル系アーティストが大好きで、ファッションのコンセプトは「Vホス(ヴィジュアル系+ホスト系)」と説明する。一方で、店の休日には衛生指導員として近隣の飲食店を巡るほか、毎日スーパーに電話しては少しでも安い国産の食材を探すなど、その熱心な仕事ぶりは周囲やお店のスタッフからも尊敬されている。

埼玉県幸手市にあるうどん店は、ボリュームのある麺と天ぷらが有名。こどもの顔が隠れてしまうほどの大きなかき揚げを筆頭に、かぼちゃ、マイタケ、ゴボウ、イカ、エビなど多彩な具材を使った天ぷら19個がのる“くぅぅのこれでもか!?天ぷらうどん”(1764円)は、麺も900gと大ボリューム。ほかにも、“きのこ・なす・肉汁つけ麺 具が2倍”(1364円)や、エビ9尾の天ぷらに自家製のタレをかけた“海老9天丼”なども人気。来店のたびに“肉汁つけ麺”を頼んでいるお客さんは、「(うどんの)1本1本が長くて、コシもかなり強い」と、埼玉県産のうどん粉を使った自家製麺に惚れ込んだ様子。

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店 3時間SP』©中京テレビ

さらにこの店の特徴と言えるのが、パフェ。この店は、うどん店とパフェ喫茶がひとつの場所で営業されており、うどんを食べたあとに「別腹」としてパフェやスイーツを注文するお客さんが大半。“シャインマスカットパフェ”(1390円)や、うどん粉チョコクッキーがのせられた“ミニチョコパフェ”(880円)、手作りプリンを使った“レトロぷりんアイス添え”(550円)など種類も豊富。

家族連れやお子様にも優しく、ジュース付きの“おこさまうどん”は、通常メニューと同じく麺は300g。「お子様だから減らすなんてしてないよ」と語る店主。「お腹を満たすってことが1番の目的」とも話す店主が、新たに開発したメニューとは。

古くから営業している中華料理店では、かまぼこと自家製チャーシューに、ゆで卵を乗せた“五目そば”(650円)、豚ロースにニンジン、ピーマン、キャベツ、モヤシなど具だくさんの餡がのる“かた焼きそば”(650円)、中華スープ付きの“チャーハン”(600円)など、町中華の王道メニューが並ぶ。500円で提供している豚骨ベースの“ラーメン”も人気で、「ラーメンあっちこっち食べに行くんだけど、失敗したら北海亭に行けば良かったってたびたびある」と、ラーメン通の常連さんをうならせるほど。

このお店は女性店主が一人で切り盛りしているが、その年齢はもうすぐ90歳。口調はときに厳しくも感じるが、お客さんに菓子パンやコーヒーなどを次々サービスしたり、取材スタッフにも「しょうがねぇよ!」と言いながら最寄りの駅まで送迎するなど常に気遣ってくれる。

朝6時から仕込みを行い、出前をしてから営業をはじめるなど、その気力・体力は衰え知らず。営業中もシュークリームやアイスクリームなど甘いもので栄養補給しながら、厨房に立ち続ける。お客さんにさまざまなサービスをする理由について、「自分のこどもみたいなもんじゃん。お金の問題じゃない、気持ちの問題でさ」と、店でのお客さんとの触れ合いを店主は1番に考えている。

3時間SP後半戦では、これまで番組で取材し、反響が多かった店に再訪。北海道苫小牧市にある、甘エビを大量に乗せた“超甘エビ丼51本”(900円)のほか、驚きの価格設定で魚介類を提供する「マルトマ食堂」、そして今年11月に放送した「大行列!とり天中華の駐車場ヒーロー」が話題沸騰中、大分県別府市にある中華レストラン「東洋軒」の現在を紹介する。

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店 3時間SP』©中京テレビ

店主の驚異的な調理スピードと身のこなしが話題となった、山梨県甲府市にある中華料理屋「かんざし」に再び密着。初回の放送から約1年、現在も毎日店は大行列。店主の超絶的な調理スピードは激しさを増し、取材日にも、昼の部で80名/110食分、夜の部で100名/140食分を1人で調理。食事が提供されるまで少し待つこともあるが、「ライブ会場に来たみたい」と、その調理の様子だけでもお客さんを楽しませている。

鶏の脂身を3時間煮込んで作る鶏油(チーユ)や、毎日20リットル作るネギ油など、仕込みや下準備にも手を抜かず、夜営業終了後には1時間かけて掃除をするのが日課。その料理にかける情熱は本物で、値段も「高級中華料理をもっと身近に」との思いから、デザート付きの“本格四川マーボー豆腐定食”や“牛肉のはちみつソース炒め定食”などを1000円で提供している。

毎日、息つく暇もない忙しさだが、「これが幸せと呼べなくて何が幸せ?」と熱く語る店主。実は前回の放送後、店主がファンだったある大物有名人がアポなしで来店したようで…。

また、2021年6月から取材を続けているそば店「會津野 茂三郎」。店主である五十嵐茂さんは、取材スタッフも含めて69人の弟子を取るそば打ち名人。そんな五十嵐さんが、ライバル視しているオモウマい店主がいるという。それは同じ年齢、同じ髪型で、豪快かつ世話焼きな性格も似ている「エキサイティング」なあの人のこと。「同じ匂いがし過ぎている」と、それとなく対面に至らなかった2人だが、ついに出会いのときがやってくる。

番組情報

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店 3時間SP』
日本テレビ系
2023年12月19日(火)午後7時~9時54分

番組公式HP:https://www.ctv.co.jp/omouma/

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