

『1泊(わんぱく)家族』(テレビ朝日系)が、8月16日(土)午後6時30分~6時56分に放送される。
この番組は、日本全国の驚きの暮らしをする家庭にスタッフが1泊し、わんぱくな人生を歩む家族から人生を楽しく生きる術を学べる密着ドキュメントバラエティ。
MCのノブ(千鳥)、弘中綾香アナ、レギュラー出演者の河北麻友子、見取り図(盛山晋太郎/リリー)というメンバーで番組が始まり、早2年。これまでに延べ65家族の自宅に1泊させてもらってきたが、今回は番組史上初となる“俳優ディレクター”として萩原聖人が遠距離通勤ファミリーの自宅で1泊する。日本アカデミー賞俳優のまさかの登場に、ノブも「なんでなん!?」と興味津々となる。
萩原が1泊するのは、2年以上も遠距離通勤を毎日実践する中島ファミリーの自宅。早速、待ち合わせの兵庫県神戸市に向かうと、不慣れなロケの緊張のためか、「遠距離通勤」を「超遠距離恋愛」と言い間違える。
この日、中島さんは午後2時に退社。まずは車に乗り込むが「車だけでは無理…」と、長旅となる予感が。「遠くても帰りたくなる場所」という中島さんの言葉に、マイホームが「相当ステキなところにあるんでしょうね」と河北をはじめスタジオメンバーも思いを巡らせる。
中島さんの遠距離通勤の車中の過ごし方は韓国語の勉強と聞いた萩原は、「韓流ブームを日本ではやらせたのは僕です」と、ペ・ヨンジュンの吹き替えを務めた韓流ドラマ『冬のソナタ』自慢を。ほかにも、一緒にサザンオールスターズを熱唱するなど移動を楽しんでいる様子だが、職場から50キロ地点で謎の女性が同乗してくる。それは中島さんの妻で、中島ファミリーは夫婦そろって遠距離通勤だった。
出発から3時間半、移動距離135キロ。やってきたのは、バブル期には別荘が立ち並び、“日本のエーゲ海”と称された別荘島、岡山県・鴻島(こうしま)。結局4時間、140キロ移動して、14畳の広々としたリビングがオシャレなマイホームにたどり着く。ここからの海&山を望める絶景に、スタジオからも「あら~!」「なるほどぉ~!」と声がもれる。
「この景色を見たら全て忘れられる」という中島さんだが、気になるマイホームの購入金額は萩原も驚きの値段で…。その後は、満天の星を堪能したり、海の幸をメインとした中島さんの手料理をごちそうになったりと、感動の交流を重ねる萩原。さらに、萩原から中島ファミリーにサプライズのプレゼントも。そして萩原は一泊することに。「ディレクターさんがいかに大変か…」と疲れ切った萩原は、バタンキューで眠りに落ちる。
53年間、都会暮らしの萩原は「何もない中で何かをする、何かを楽しむ、生きるっていう、その魅力がたくさん詰まった島だなと思いました。再び訪れてみたい、そんな魅力がありましたね」とやり切った表情で語る。
萩原聖人 コメント
離島っていうワードは都会に住む人間にとっては魅力的。日本にもたくさんの離島があると思うんですけど、ここ鴻島は本当に何もないんですよ。中島さんもおっしゃっていた通り、自動販売機もない。これを不便と考えるか、魅力と考えるかは本当に人それぞれ。何もない中で何かをする、何かを楽しむ、生きるっていう、その魅力がたくさん詰まった島だなと思いました。この何もなさっていうのがこの島の魅力だと思います。何もないイコール、人とのコミュニケーションが大事。この島で楽しく生活する上で、それが本当に欠かせないんだろうなと感じました。
僕が人生の中で大切にしているのが「出会い」と「再会」。特に「再会」の方を大事にしていて、ここで出会った中島夫妻、島の人たちには、お弁当を作って届けてくれたり、おいしい朝ごはんを作ってくれたりと、本当に感謝しています。
また再会できたらなと思っています。今度、中島さんに無理を言って「ちょっとボート出してくれ!」って迎えに来てもらおうかな!また訪れてみたいなという魅力がこの島にはありました!
番組情報
『1泊(わんぱく)家族』
テレビ朝日系
2025年8月16日(土)午後6時30分~6時56分
©テレビ朝日