千原ジュニア「“見える”からこそ見えていないものがある」『B面談義』Eテレで9・13放送

エンタメ総合
2017年09月11日

『B面談義』 ハートネットTV『B面談義』(Eテレ)の第2弾が9月13日(水)後8・00より放送決定。これに先駆け、司会を務める千原ジュニアが番組の見どころを語った。

 千原と共に同性愛を公言する弁護士、半生がドラマ化された全盲の弁護士らキャラの濃いコメンテーターが、世の中のさまざまな出来事について談義していく『B面談義』。

 番組について、千原は「障がいのある方に対してのイメージって、みんな心がキレイみたいな妖精化しているところがあると思うんです。ただ中には悪い人もいますし、いわゆる“普通”なんですよ。だから僕は、1バラエティ番組に出演させていただいている感覚で、フラットに彼らと意見の交換ができたら」とコメント。

 収録を終えた感想については「とにかく出演してくださるコメンテーターの方の目線が違う。僕らは“見える”から見えていないものがある」と話し、「今回取り上げている“不倫”というテーマ1つにしても、目の見えない方は不倫しにくいそうです。なぜならワイシャツに口紅や長い髪の毛がついていても気付かないし、怖いからしないって。そりゃそうだろうなって思いました」と。

 この番組は“知らない話”を聞けるのが面白いという千原。「いつかみんなでロケをしてみたいです。街ブラみたいな。バスに乗るにもトイレに行くにも、よくできている部分、そうでない部分を発見できるでしょうね。ちなみにオシャレな服屋さんには“オシャレ”な段差があるんですって。僕らは気付かないけど、そんな“オシャレ”ほど“ダサい”ものないですよね(笑)」と見た目に重きを置く現代社会を風刺しつつ、今後のシリーズ化についても期待を込めた。