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三浦貴大「心を込めて、監督の思いを伝えたいと完成させた作品」『栞』完成披露

映画『栞』 10月26日(金)公開の映画『栞』の完成披露試写会が行われ、主演の三浦貴大、共演の阿部進之介、白石聖、池端レイナ、榊原有佑監督が登壇した。

 本作は、家族、仲間、さまざまな境遇を持つ患者たちと向き合いながら、前に進もうとする理学療法士の葛藤を描いたヒューマンドラマ。

 理学療法士の経歴を持つ榊原監督は「実体験を基にしたエピソードを入れて、一般の人ならば知る由もない、医療従事者の実情を描いたつもり。それを伝えるために映像を勉強して、こうやって劇映画として体験談を映画にした。本作を通して皆さんにも、この現状が日本のどこかで今も起きていることなんだと考えてほしい」とテーマを熱弁。念願のお披露目に「撮影はおよそ1年4か月前。白石さんと最初に会ったのは高校3年生の時で、今日久々に会ったら20歳と言われて時の流れを感じた。そんなに時間が経ったのかと」としみじみと語った。

 主演作での舞台あいさつは久々という三浦は「主演なので真面目なことを言わなければいけないのかと緊張しています」と照れつつも「理学療法士の友達に実情を聞いていくうちに、中途半端に演じることはできないという気持ちになった。監督の作品にかけた想いを丁寧に演じて、その想いが伝わるように芝居したつもり」と打ち明けた。

 阿部は三浦との久しぶりの共演に「三浦君の名前が脚本に書いてあるのを見て、これはぴったりな配役だと思った。彼はとても真面目で男らしくて、何かあると自分で抱えて解決しようとする男らしい一面を持っている人だから」と。

 三浦が「阿部さんは僕の芝居の基盤を作ってくれた人。だから阿部さんが出演すると分かってからは本当にうれしかった。芝居をしている姿は本当にカッコいい」と返すと、阿部は「僕は三浦君にお金を渡しています」とジョークで笑わせた。

 三浦の妹役を演じた白石は「お芝居のことが全然分からない時期に撮影していたので、今見直すと反省点ばかりだけれど、役柄と同じ10代だったので感じたことも表現したことも、その時の私にしかできなかったことが嘘なく出ている」と。また、撮影を振り返り「三浦さんも監督も寡黙でしたが、温かくて優しい穏やかな方々だと思った。優しい現場で、三浦さんはお兄ちゃんでした」と笑顔を見せた。

 池端は「撮影初日から私に対する三浦さんや阿部さんの距離感が近くて、それがうれしかった。カットがかかった後に笑わせてきたりして、感謝しています」と。第8回北京国際映画祭で本作が上映された際は現地に参加し「すごく大きな規模の映画祭で緊張したけれど、皆さんの反響もいただけてうれしかった」と報告した。

 池端は中国語が堪能で「現地では中国語担当でした。そうしたら阿部さんから『今までバカにしてゴメン』と言われました!」と打ち明けると、阿部は「ご飯を食べるときはすべて池端さんに頼りました。おかげさまでおいしいものが食べられた」と感謝。同席できなかった三浦に対しても阿部は「彼女の中国語を聞いてごらん!聞くと『今までスイマセン!』ってなるよ」と語った。

 最後に三浦は「スタッフ、キャストが心を込めて、監督の思いを伝えたいと完成させた作品です。映画を観終わったときに、家族や友達に思いを馳せてもらえればうれしい」とメッセージを送った。

映画『栞』
10月26日(金)より新宿バルト9ほか全国順次公開

<物語>
できることには限界があるけど、少しずつできることを増やしていかないとな―
真面目な性格で、献身的に患者のサポートに取り組む理学療法士の高野雅哉。 幼い頃に母親を亡くし、現在は父親の稔、妹の遥と離れて暮らしている。そんなある日、雅哉が働く病院にしばらく会っていなかった父・稔が入院してくる。日に日に弱っていく稔の姿、担当患者の病状が悪化するなど理学療法士として何ができるのか自問自答の毎日で無力感にさいなまれる。しかし、そんな時ラグビーの試合中にケガをした新たな入院患者を担当することになった雅哉。その入院患者の懸命に生きようとする姿に感化され、徐々に仕事への熱意を取り戻していく雅哉だったが……。病院という身近な人の死を経験する場所で理学療法士として、雅哉の選択していく生き方とは…。

出演:三浦貴大、阿部進之介、白石聖、池端レイナ、前原滉、池田香織/福本清三/鶴見辰吾
監督:榊原有佑
脚本:眞武泰徳
共同脚本:岡本丈嗣
音楽:魚返明未
主題歌:「Winter」作曲:Liam Picker/西川悟平
制作プロダクション:and pictures
制作協力:プラスディー
特別協賛:公益社団法人 日本理学療法士協会
協賛:beachwalkers
宣伝協力:POST
配給:NexTone
配給協力:ティ・ジョイ

公式サイト:shiori-movie.com

©映画「栞」製作委員会

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