「年に1回がっつりしゃべるのはうれしい」鶴瓶&たけし『チマタの噺SP』12・26放送

エンタメ総合
2018年12月10日

『チマタの噺SP』 12月26日(水)放送の『チマタの噺SP』(テレビ東京系)の囲み取材が行われ、MCの笑福亭鶴瓶とゲストのビートたけしが登壇した。

 番組では、チマタの人々に今年気になった出来事を聞くVTRをきっかけに、2人がスポーツ界のパワハラ問題から政治、芸能界の事件など、2018年のさまざまなニュースについて語りつくす。

 ビートたけしを迎えてのスペシャル版は今年で4回目。収録を終え、笑福亭鶴瓶は「(たけしは)元気やわ。まだ言うたらあかんことも言うし…」とポツリ。「でも『チマタの噺』に参加してもらうのはうれしいし、ほかの番組でも会うけど、こうやって年に1回がっつりしゃべるのはうれしい」と。

 たけしも「鶴瓶ちゃんと会うのは毎回楽しい。落語家だから、落語について聞くのも面白くて。しかも、会うたびに『落語をやれ、やれ』って勇気づけてくれる」と明かすと、鶴瓶は「2年ぐらいでいいから修業すると、あっという間に真打ちになれると思いますよ」と話した。

 番組ではさまざまなニュースについて本音で語り合った2人。個人的に気になるニュースを聞かれると「じゃんじゃん質の悪い政治家が出てきて面白い。しかも、官僚たちの思った通りに答弁してくれたりするから」とたけしが話すと、鶴瓶も「片山さつきさんとか、笑ってられないですよね。ちゃんとしてほしい」と語った。

 また2019年の目標を聞かれ、「来年、今までの下積み時代が終わって羽ばたいていく時でブレイクするって占い師から言われた」と笑ったたけしは、現在いくつかの小説を執筆中だという。「まだ出していない小説もあるけど、来年いっぱいは小説家として書いていきたい。ノートに手書きで概要を書いて、ワープロを打ちながら考えていて。ワープロで打っていると漢字が合っているか分からなくなるから、たまに広辞苑を広げて確認して…って、眠たくなるまで書いてる」と。さらにピアノの練習や絵も描いているというたけしに鶴瓶は「よう時間ありますな!」と驚いた。

 そんな鶴瓶は、「次の落語会のネタとして桂文紅師匠の『ふたなり』をやろうと思っている。実は、文紅さんの師匠の桂文團治が古今亭志ん生に『ふたなり』を教えていたんです。しかも、志ん生さんの『ふたなり』が面白いんです」と。

 すると、2019年の大河ドラマ『いだてん』で古今亭志ん生を演じるたけしは、『ふたなり』を披露し、鶴瓶が「ほら、もう全部覚えてはる!」と驚いていた。

 さらに鶴瓶は「今、レギュラーとして持っている番組をいかに持続して続けられるか頑張りたい」と願望を明かすと、たけしが「『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK)の裏で『家族に謝れ』をやるのはどう?逃亡した家族を探し出して謝らせるっていう」と笑うと、鶴瓶も「いいですね、それ。でもコンプライアンス的にあまり激しくないのがいいかも」とフォローした。

『チマタの噺SP』
テレビ東京系
12月26日(水)後11・30~深0・55