『SUITS/スーツ』中島裕翔がクランクアップ!続編に意欲「この先を見てみたい」

ドラマ
2018年12月13日

『SUITS/スーツ』 織田裕二主演の月9ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)で鈴木大輔を演じた中島裕翔がクランクアップを迎えた。

 本作は、全米メガヒットドラマ『SUITS』が原作。織田演じる“勝つためには手段を選ばないエリート弁護士”と、中島裕翔演じる“その日暮らしの天才フリーター”という2人がバディを組み、難解な訴訟をあらゆる手段で解決していく、痛快エンターテインメント弁護士ドラマ。

 中島は、偶然が重なり、織田裕二演じる弁護士・甲斐正午とバディを組むことになり、人生が一変した鈴木大輔を演じた。

<中島裕翔 コメント>
◆撮影を終えて

「終わった気がしないですね、明日もまたこのチームや織田さんと会ってお芝居するんじゃないのかなというくらい、“SUITS/スーツ”の撮影が日常の一部になっています。終わったんだと思うとさみしい気持ちもありますし、よくやり抜いたなと自分をほめたい気持ちもあって複雑ですね。撮影当初は暑くて倒れそうでしたが、今は寒くて倒れそうです(笑)。こんなに季節をまたぐとは思わなかったので、そう思うとスタッフさんの頑張りが身に染みて分かる現場でした」

◆織田さんとの共演について

「織田さんの妥協しない精神を、現場で目の当たりにして勉強になりました。織田さんは、これまで自分が見ないようにしていたことに気付かせてくださった方で、少し生意気かもしれませんが、共に戦ってきた戦友のように感じています」

◆保奈美さんとの共演について

「保奈美さんは物事を俯瞰で見ていらっしゃって、保奈美さんに見透かされるとヤバイと思っていました(笑)。例えば、お芝居で少しでも気分が乗っていないとバレてしまいそうですし、いろんなところを見抜かれてしまいそうで。良い意味で、本当にファームの代表だなと思いましたし、共演させていただいて厳しさみたいなものを教わりました」

◆撮影を通じて、印象に残っていること

「やっぱり織田さんとの初共演ですね。撮影をしていない控え室などで、織田さんが突然、セリフを言ってきて、よく即興劇をしかけられました(笑)。アドリブなので、大輔っぽいセリフが出てくる時もあれば、そうでない時もあって、セリフが出てこない時は“まだまだだな”と思ったり、楽しみながらやらせていただきました」

◆もし「シーズン2」の制作が決定したら?

「最終話の撮影を終えて、自分の中でもこの先を見てみたいですし、甲斐先生とのバディ感をもっと出していきたいと思っています。連続ドラマはどうしても台本と時間に縛られてしまうので、良い原作だけに打ち合わせやリハーサルといった準備に時間をかけて、もっと練り上げていきたいですね」

◆視聴者へのメッセージ

「“SUITS/スーツ”は原作ものですが、内容やキャラクターを日本版にローカライズして、“月9ドラマ”としてもすごく新しい作品になったように思います。最後の最後まで楽しめる演出になっていると思いますので、ワクワクしながら楽しんでいただきたいです。ぜひ、最後まで“幸村・上杉法律事務所”を見届けてほしいです!」

<最終話あらすじ(12月17日放送)>
甲斐(織田裕二)は、澤田和志(市川海老蔵)から提供された資料から、自らが検事時代に担当した殺人事件が冤罪だったことを知る。上司だった柳慎次(國村隼)が重要な証拠を隠蔽していたのだ。
13年前、世田谷で名門私立高校に通う女子高生が惨殺された。強姦目的の殺人として逮捕されたのは、前科がある無職の男・栗林紡(淵上泰史)だったが、本来検証されるべき新証拠が柳によって甲斐の目に触れないところに置かれていた。甲斐は栗林の再審請求することを決意。自ら起訴した事件を、自らが再審請求、弁護する前代未聞の事態に法曹界は騒然となる。
この件で甲斐が検察を敵に回すことになると、澤田が忠告しにくる。再審を諦めることを迫り、またもし甲斐が言うことを聞かなかった場合は「検察は本気で甲斐を潰しにかかる」とはっきりと脅される。柳や澤田の手引きなのか、警察の邪魔さえも度々入り、窮地に陥る。
四面楚歌の中、甲斐は、大輔(中島裕翔)と共に再審請求に向けて苦闘する。甲斐はもしこの再審請求が失敗すれば弁護士をやめる覚悟で、また大輔は無資格であることがチカ(鈴木保奈美)にバレたため最後の案件であるという覚悟で、共に臨む。果たして2人の結末は…。

『SUITS/スーツ』
フジテレビ系
12月17日(月)午後9時~10時9分(15分拡大)

<キャスト>
織田裕二 中島裕翔 新木優子 中村アン 磯村勇斗 今田美桜 / 小手伸也 鈴木保奈美

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/SUITS/

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