寺島しのぶが湊かなえ原作ドラマ「ポイズンドーター・ホーリーマザー」に主演

ドラマ
2019年02月24日
©撮影/資人導(Vale.)
©撮影/資人導(Vale.)

 作家・湊かなえによる短編集「ポイズンドーター・ホーリーマザー」がWOWOWで全6編の連続ドラマとして映像化。その表題作で、寺島しのぶが主演を務めることが決定した。

 本作は、湊かなえが、母と娘の関係を軸にしながら人間の情念を抉り取るように描き、第155回直木賞候補作となった極上の短編集をドラマ化。

 寺島しのぶは、表題作「ポイズンドーター・ホーリーマザー」の母親・佳香役を演じる。その他各話の出演者は、今後、随時発表される。

<ストーリー>
女優・藤吉弓香は、自分を思うようにコントロールしようとする母親・佳香(寺島しのぶ)の存在に小さいころから悩まされてきた。佳香は、弓香にとってまさに「毒親」。佳香に反発して上京した弓香だったが、束縛から逃れられていたわけではなかった。佳香が裏で動いたことで男と別れ、大切な仕事を失っていたと知った弓香はトーク番組で佳香を告発、それが大きな反響を呼ぶ。一方、佳香を知る周囲の人間たちから見れば佳香は、決して「毒親」などではなく子供想いの良き母親だった。弓香の発言を聞いた佳香は、自分の人生を振り返ることになり、「子離れ」を決意するが…(「ポイズンドーター」「ホーリーマザー」)。
ほかに、すべては自分のせいだと信じ続ける(「罪深き女」)、脚本家を目指しライバルの活躍にいらだちを募らせる(「ベストフレンド」)、「優しすぎて」殺人を犯してしまう(「優しい人」)、奔放な妹と対照的に40歳近くまで猫だけに心を開いてきた(「マイディアレスト」)、といったさまざまな女たちの姿が描かれていく。

『連続ドラマW ポイズンドーター・ホーリーマザー』
WOWOWプライム

原作:湊かなえ(『ポイズンドーター・ホーリーマザー』光文社文庫)
脚本:清水友佳子(「リバース」「夜行観覧車」他)
監督:吉田康弘(「連続ドラマW プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~」『かぞくいろ』他)

番組サイト:https://www.wowow.co.jp/dramaw/poison/

©撮影/資人導(Vale.)