3月21日(日)に開催される『『住友電工スポーツスペシャル第1回全国招待大学対校男女混合駅伝』(カンテレ 正午~後1時30分生放送/関西ローカル)で解説を務めるアテネ五輪・女子マラソン金メダリストの野口みずきが、本大会の見どころを語った。
本大会は、日本初となる全国規模の大学男女混合駅伝。関西から大阪学院大学、大阪教育大学、関西大学、関西外国語大学、京都産業大学、神戸大学、神戸学院大学、佛教大学、立命館大学、関西学連選抜の10チーム(関西学院大学は欠場)が出場し、関東からは「招待校」として、順天堂大学、城西大学、拓殖大学、中央大学、筑波大学、日本体育大学の6チーム(東海大学、東洋大学は欠場)が参加する。
また、「国立大東西四大学対抗戦」も同時開催され、東京大学、一橋大学、京都大学、大阪大学の4チームが出場(大阪大学は両大会の出場を兼ねる)。合わせて全20チームが長居公園内特設コースの6区間全長20キロ(3キロ、2キロ、5キロ、3キロ、2キロ、5キロ)を男女3人ずつで走る。
箱根駅伝でもおなじみの順天堂大学は、4年連続箱根駅伝に出場している主将をはじめ、男子に5000メートル13分台の選手2人を擁する。箱根駅伝総合14位、全日本大学女子駅伝3位の日本体育大学は、男女ともに穴のない布陣。箱根駅伝を走ったランナー3人を擁する拓殖大学、昨年の富士山女子駅伝で6位に入った城西大学も有力視される。いっぽう関西では、富士山女子駅伝3位の立命館大学を筆頭に“打倒!関東の強豪校”に燃える。
今大会の開催について野口は「(以前男女混合で開催されていた)千葉国際駅伝がなくなって寂しかったので、新しい大会が出来てワクワクしています」と話し、大阪で開催される点については「大阪で行われる大会は少ないので、箱根駅伝に対抗するような、関西の大学が強くなる底上げの大会になったらいいなと思います」と期待を寄せた。
そして、注目の大学については「順天堂大学と日本体育大学、立命館大学かな」とし、「私の現役時代は京都産業大学が強く、グラウンドを借りて練習したこともあるので思い入れがあり応援している」とコメント。レース展開については「距離が短いので、男子は特にスピード感、速さが際立つと思います」と予想した。
さらに、駅伝の魅力について「やっぱりチームメイトと一緒にひとつの目標に向かっていくので、ひとりで走るときと違う力が出る。タスキで本当につながるっていうか、喜びも悔しさも分かち合える」と語り、自身の駅伝の思い出については「(現役時代の)後半でみんなに迷惑をかけたことしか覚えていない」としつつも、「マラソン練習でチームから離れて練習することが多かったので、駅伝になるとひとつになれるのがすごくうれしかったです」と振り返った。
ちなみに、現役時代に男女混合駅伝があったら参加したかったか聞くと「出たいと思いますね。男子とも女子ともワイワイとやるの大好きなんで、“イケメンと走れる”そういう感覚で(笑)」と笑顔で答えた。
そして最後に「初めての試みで本当に何が起こるか分からないですけど、何が起こるか分からないのが駅伝の楽しさだと思うので、皆さんワクワクして見てほしいなと思います。私自身もワクワクしています」とメッセージを寄せた。
『住友電工スポーツスペシャル第1回全国招待大学対校男女混合駅伝』
カンテレ(関西ローカル)
2021年3月21日(日)正午~1・30 ※生放送
解説:野口みずき(アテネ五輪金メダリスト)
ゲスト:鈴木大地(ソウル五輪競泳金メダリスト、前スポーツ庁長官、順天堂大学特任教授)
実況:吉原功兼(カンテレアナウンサー)
番組HP:https://www.ktv.jp/ekiden/