竹内涼真、宿敵・香川照之との共演に刺激「すごくいいセッションができています」『六本木クラス』

ドラマ
2022年06月30日

 

『六本木クラス』左から)香川照之、新木優子、竹内涼真、平手友梨奈©テレビ朝日

7月7日(木)スタートの『六本木クラス』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後9時~9時54分※初回は10分拡大)の制作発表記者会見が行われ、主演の竹内涼真、ダブルヒロインの新木優子、平手友梨奈と竹内の宿敵役となる香川照之が登壇した。

絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく姿を描いた韓国ドラマ『梨泰院クラス』を、日韓共同プロジェクトでリメイクする今作。東京・六本木を舞台にしたジャパン・オリジナル『六本木クラス』として、全13話という大スケールで放送する。

この作品の魅力の1つが、竹内演じる宮部新の、自分を絶望の淵に追いやった香川演じる長屋ホールディングスの会長・長屋茂への復讐劇。竹内は「昨日もバチバチのシーンを撮影しました(笑)。現場では、香川さんがアイデアを出してくださったり、お芝居を投げかけてくださって、いろんな球を受けて。すごくいいセッションができています」とにっこり。

いっぽう香川は、竹内の印象を「1本芯が通っていて、その竹内さんの軸の周りを僕が回っていられる。竹内さんを見ていると、いろいろな方からアイデアが出やすい現場だと思います」と語った。

六本木での撮影については、新木が「新と、平手さん演じる麻宮葵、そして私が演じる楠木優香の3人で六本木の街を走るシーンがあったのですが、車を確認しながら赤信号を気にしなくてはいけないなど、六本木での撮影ならではの大変さを痛感しました」と吐露。これには平手も「私もあのシーンの撮影は印象的でした」と続けるなど、苦労した様子も。

ただ、新木が「結果的にチームワークよく撮影できたので長い時間はかからなかった」ことを明かすなど、すでに強固なチームが出来上がっていることが端々から伝わってくる場面も見られた。

また、会見ではサプライズでスタッフからキャスト陣のタレコミ情報を発表。『六本木クラス』にかけて両手で「6」と「C」と作る“6C”ポーズがあるそうで、スタッフからは「竹内さんはいつもそのポーズができない」というタレコミが紹介される。

しかし竹内は「そんなことないですよ!」と言いながら、“6C”ポーズを披露。Cが逆になるも、最終的には成功し、「あんまり盛り上がってないじゃないですか。僕がスベったみたいになってますよ! スタッフさんの皆さんのせいですよ(笑)。スタッフさん、僕は完璧にできるということで大丈夫ですね?」と念押ししていた。

そして『梨泰院クラス』の原作者で、韓国のドラマの脚本も手掛けたチョ・グァンジンが韓国から来日して駆けつけた。『六本木クラス』のキャストとはこの日が初対面となるチョは「とても不思議な感じがしますし、またとてもうれしくて、光栄です」と感想を。

最後は「韓国に『梨泰院クラス』があり、日本に『六本木クラス』があって、どちらも“信念”というテーマ自体は同じだと思いますが、日本で作られる以上、もう1つの新しい作品だと思っています。とても期待していますし、応援しています!」と心強いエールを送った。竹内らのコメント全文は、次ページ以降に掲載。

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