岡田結実、“徒歩5分のお気に入り”は「家の中のトイレです(笑)」『最果てから、徒歩5分』会見

ドラマ
2022年09月28日
『最果てから、徒歩5分』
『最果てから、徒歩5分』会見に登壇した岡田結実、栁俊太郎、竹財輝之助、内山理名©糸井のぞ/新潮社・「最果てから、徒歩5分」製作委員会 2022

10月1日(土)からスタートする『最果てから、徒歩5分』(BSテレ東 毎週土曜 午後9時〜9時55分)のオンライン会見が行われ、岡田結実、栁俊太郎、竹財輝之助、内山理名が登壇した。

糸井のぞの同名漫画をドラマ化した本作。「生きること」も「死ぬこと」もできず、自殺の名所『志手の岬』から徒歩5分にあるオーベルジュ・ギルダを訪れた主人公・幸田すもも(岡田)。店主の夕雨子(内山)の言葉を受け、店員の息吹(栁)やシェフの膳(竹財)と共に、住み込みで働くことになる。

本作の見どころについて、岡田は「死と生というテーマを扱うドラマですが、それだけじゃなくて笑いもありますし、人に寄り添ってくれるドラマになっています」とコメント。栁も「この作品はシリアスなテーマを扱っているんですけど、コミカルさもあって面白いドラマになっています。現場もみんなで楽しく撮影しています」と話した。

原作について岡田は「私自身、これまで生きている中で死を意識したことはなかったんですけど、この作品を読む中で無意識の内に実は苦しいと感じている自分がいたんだなと思いました」と感想を語り、「私が演じるすももは、夕雨子さんに人生を救われてた人間なんですけど、この作品を読んで私自身も夕雨子さんに救われました」と。

そんな岡田について竹財は「この作品は温かいものを感じる一方で、ときどきヒヤッとするシーンがある。だから、この作品をやるに当たってオーベルジュという場所が温かい場所じゃないといけないなと思っていたんです。だけど、現場に入ると座長が飛び抜けて明るい方だったので、最初は心配もあったんですけど何も心配いらないなと安心しました」と称賛した。

また、死を意識した役を演じるに当たり「すももは『死ぬまでにやりたいこと』を10個リストにするんですけど、私もやらなきゃな!と思って、すももがリストに書いたことは10個目以外、ほぼほぼやりました」という岡田。さらに特徴的なピンクの髪については、「かつらでもいいよって言ってくださったんですけど、かつらは外したら元の自分に戻るのが嫌だなと思って、エクステも使用しながら地毛もピンクにしました」と明かした。

本作のタイトルにちなんで「徒歩5分のお気に入り」を聞かれると、岡田は「家の中のトイレです(笑)。昔からトイレの中でただ座ってケータイをいじったり、漫画を読んだりして1時間くらいいることがあります」と、一人の時間が好きと回答。一方、内山は「昔住んでた家の徒歩5分のところに大きな公園があって。毎日散歩で行ってたら、会う人会う人みんな仲良くなって、いつしか野菜とかお花をもらえるようになったんです。すごく平和なところなので、またそんなところに住みたいです」と、たくさんの人と交流できる思い出の場所を明かした。

また会見では、原作者の糸井からコメントが到着。さらに、似顔絵がサプライズで贈られると、岡田は「このドラマって何かそこにあるのにないようなはかなさがあるんですけど、この絵からもはかない感じがすごく出ていてうれしいです!」と笑顔を見せた。

番組情報

土曜ドラマ9『最果てから、徒歩5分』<4K制作>
BSテレ東(BS⑦ch)/BSテレ東4K(4K⑦ch)
2022年10月1日(土)スタート
毎週土曜 午後9時~9時55分

配信:ひかりTV独占配信 ※TVer、GYAO!、ネットもテレ東にて見逃し配信あり

原作:糸井のぞ『最果てから、徒歩5分』(新潮社バンチコミックス刊)
出演:岡田結実、栁俊太郎、竹財輝之助/内山理名 ほか
監督:大内隆弘、小路紘史、祖山聡
脚本:川﨑いづみ
プロデューサー:岡部紳二、祖山聡、難波裕介
制作:BSテレ東/PROTX
製作著作:「最果てから、徒歩5分」製作委員会 2022

公式HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/saihatekara/
公式Twitter:@saihate_BS7ch
公式Instagram:@saihatekara_bs7ch