「月の満ち欠け」大泉洋が20代から50代まで演じ分けた熱演光る年代別場面写真解禁

映画
2022年11月26日
©2022「月の満ち欠け」製作委員会

12月2日(金)公開の大泉洋主演映画「月の満ち欠け」から、20代から50代まで演じた大泉の年代別場面写真が解禁。また、公開3日間の入場者プレゼントとして配布される、オリジナルフォトカードのデザイン画像も公開された。

本作は、2017年に第157回直木賞を受賞し、累計発行部数56万部を超える佐藤正午によるベストセラー小説「月の満ち欠け」(岩波書店刊)を実写映画化。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角。無関係だった彼らの人生が、“瑠璃”という名の女性の存在で交錯し、壮大なラブストーリーを展開していく。

大泉が主人公の小山内堅を演じ、小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃役に有村架純。ソロでの映画初出演となるSnow Manの目黒蓮が正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦、柴咲コウが小山内の妻・梢を演じる。また正木瑠璃の夫・竜之介役で田中圭、小山内にある事実を伝える、娘の親友・緑坂ゆい役で伊藤沙莉も出演する。

監督は「余命1ヶ月の花嫁」「ストロボ・エッジ」の廣木隆一、脚本は「映画 ビリギャル」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の橋本裕志が務める。

本作で主人公・小山内堅の20代から50代までを演じた大泉洋。「今回は4つの年齢(28、36、47、55歳)を演じるほど、とにかく目まぐるしい役なので、その年その年の小山内に何が起きてどういう心境なのかということを、丁寧につかんでいくのが難しいなと思いました。撮影は基本順撮り(時代順)にしていただいたので、クランクインして数日は楽しいシーンの撮影でした。奥さん(梢)と娘(瑠璃)の幸せな生活を前半に撮影していたので……ただその後の展開がつらいんです!でも前半と後半で、幸せだった頃、不幸になってからというのをきっちり分けていただいたので、ある意味やりやすかったです。毎日1シーン1シーンを、大事に積み重ねていくという現場でした」と、撮影時を振り返る。

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

大泉が語る“幸せだった頃”の場面写真は、20代の堅と梢の結婚式のシーン。梢(柴咲コウ)と共に弾ける笑顔を見せ、若々しさがうかがえる。また、7歳の愛娘・瑠璃(阿部久令亜)とレコードショップに居る30代、成長して高校生になった瑠璃(菊池日菜子)に腕を組まれて歩く40代のショットも。

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

しかし前半の幸せな展開とは打って変わり、後半は胸を刺すような悲劇的な展開が。4つめの場面写真は、愛する妻子を失い、失意のどん底に陥った50代の堅の元へ娘の親友・緑坂ゆい(伊藤沙莉)が訪ねて来るシーンだ。

50代になった堅を演じるにあたり、大泉は短期間で減量。数日間で別人のように頬がそげ、やや小さくなったように見える。場面写真からは緑坂ゆいの訪問に驚きつつも、顔には疲れが見え、どこか哀愁が漂っているように感じられる。幅広い年代を見事に演じ分けた、大泉の熱演に注目だ。

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

また入場者プレゼントとして、“オリジナルフォトカード”が公開初日の12月2日(金)から12月4日(日)の3日間限定で配布されることに。表面は小山内堅と妻の梢、正木瑠璃と三角哲彦、それぞれの幸せな時間が切り取られた、多幸感あふれるデザインに。裏面は来場者への感謝のメッセージが掲載されている。

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

作品情報

「月の満ち欠け」
2022年12月2日(金)全国公開

主演:大泉洋
出演:有村架純、目黒蓮(Snow Man)、伊藤沙莉/田中圭、柴咲コウ
菊池日菜子、小山紗愛、阿部久令亜、尾杉麻友・寛一郎、波岡一喜、安藤玉恵、丘みつ子

原作:佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店刊)
監督:廣木隆一
脚本:橋本裕志
音楽:FUKUSHIGE MARI
劇中曲:John Lennon「Woman」(ユニバーサル ミュージック)
製作:「月の満ち欠け」製作委員会
配給:松竹株式会社

公式HP:movies.shochiku.co.jp/tsuki-michikake/
公式Twitter:@eiga_tsukimichi
公式Instagram:@eiga_tsukimichi

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

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