初共演の有村架純&目黒蓮が語るお互いの印象とは…大泉洋主演「月の満ち欠け」現場レポート&メイキング写真公開

映画
2022年10月04日
©2022「月の満ち欠け」製作委員会

12月2日(金)公開の大泉洋主演映画「月の満ち欠け」から、共演する有村架純、目黒蓮(Snow Man)の現場レポート、メイキング写真が到着した。

本作は、2017年に第157回直木賞を受賞し、累計発行部数56万部を超える佐藤正午によるベストセラー小説「月の満ち欠け」(岩波書店刊)を実写映画化。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角。無関係だった彼らの人生が、“瑠璃”という名の女性の存在で交錯し、壮大なラブストーリーを展開していく。

大泉が主人公の小山内堅を演じ、小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃役に有村架純。ソロでの映画初出演となるSnow Manの目黒蓮が正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦、柴咲コウが小山内の妻・梢を演じる。また正木瑠璃の夫・竜之介役で田中圭、小山内にある事実を伝える、娘の親友・緑坂ゆい役で伊藤沙莉も出演する。

監督は「余命1ヶ月の花嫁」「ストロボ・エッジ」の廣木隆一、脚本は「映画 ビリギャル」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の橋本裕志が務める。

2021年の11月から12月にわたり撮影された本作。有村と目黒の撮影は主に、劇中の80年代パートで舞台となる東京・高田馬場で行われた。現在も高田馬場にある名画座「早稲田松竹」を80年代風に作り込み、瑠璃と三角の2度目の再会シーンが撮影された時は、突然の2人の登場に思わず立ち止まる歩行者が続出。しかし二人共最後まで役に集中し、大きな混乱もないまま撮影は無事終了した。

同じく高田馬場近くの川沿いでは、瑠璃と三角の微笑ましい初デートシーンを撮影。憧れの女性と奇跡的な再会を果たし、どこか舞い上がっている様子の三角が初々しいこの場面も、廣木監督の求める自然さ、リアリティが徹底されているシーンだ。実は台本にはない動きやせりふが追加されているのだが、どこまでがせりふか分からないほどナチュラルな佇まいで臨む有村と目黒。

またこのシーンは、道路に大きく張り出したクレーンカメラが一度もカットを割ることなく、長回しで2人を追い続ける。4分近いシーンとあって現場には心地いい緊張感が漂っていたものの、撮影合間よく晴れた空を見上げて「天気いいね」と談笑する2人は、役を通じて打ち解けている様子だった。

本作にて初共演となる2人。有村は目黒について「ひと言ひと言を大切にせりふを言われる方だなと思えたので、瑠璃として気持ちを動かしながらやりとりができたと思います」と。いっぽう目黒は「役としてもリードしてくれましたし、僕としてはすごく心が救われました。役者さんとしては引き出しの多さに日々驚かされました」と有村の印象を明かす。

解禁となった初デートシーンのメイキング写真でも、次第に緊張もほどけてきた2人が、監督を交えディスカッションをする姿が捉えられている。

作品情報

「月の満ち欠け」
2022年12月2日(金)全国公開

主演:大泉洋
出演:有村架純、目黒蓮(Snow Man)、伊藤沙莉/田中圭、柴咲コウ
菊池日菜子、小山紗愛、阿部久令亜、尾杉麻友・寛一郎、波岡一喜、安藤玉恵、丘みつ子

原作:佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店刊)
監督:廣木隆一
脚本:橋本裕志
音楽:FUKUSHIGE MARI
劇中曲:John Lennon「Woman」(ユニバーサル ミュージック)
製作:「月の満ち欠け」製作委員会
配給:松竹株式会社

公式HP:movies.shochiku.co.jp/tsuki-michikake/
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©2022「月の満ち欠け」製作委員会