『BG』最終回!木村拓哉「今の自分たちにできることは160%やり尽くした」【コメント全文】

ドラマ
2020年07月30日

『BG~身辺警護人~』

木村拓哉が主演する『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)の最終話が、7月30日(木)後9・00から20分拡大スペシャルで放送される。

敏腕ボディーガードの島崎章(木村)が丸腰の状態でクライアントの“命の盾”となり、あらゆる危険から守るシリーズ第2弾。今作では、章が利益優先の会社を飛び出して独立。それによって生じた“個人vs組織”の対立が物語の主軸となっている。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で撮影が一時中断しながらも、このほどクランクアップを迎えた木村。「話数も短縮になり、僕としては正直なところ、本来お届けするはずだったメニューは最後まで出しきれていない感があって…そこに関しては、皆さんに対して『本当にごめんなさい』という気持ちでいっぱいです」としつつも、「今の自分たちにできることは、160%やり尽くしたと自負しています。皆さんにもどうか最終回、僕らの160%を受け取っていただけたら、うれしいです!」と語っている。

最終話では、章が最大の敵・劉光明(仲村トオル)の依頼で、警察から逃げる彼をたった一人で警護。そんな章の前に、決裂したバディの高梨雅也(斎藤工)が立ちはだかる。すると章は、高梨を崖から突き落とすという暴挙に出て…。さらに、章自身の命も危険にさらされてしまう。

木村拓哉 コメント

◆新シリーズも、無事にクランクアップしましたね。

出演者もスタッフも含め、現場にいる人間から誰か一人でもコロナの感染者が出てしまったら、撮影もストップしてしまう…。そういう状況の中、“何としてでも最後まで無事に撮影を続けなければいけない”のが、今回の現場だったと思います。全7話に縮小されたことをお知らせしただけで、『えーっ!?』と残念がってくださった視聴者の皆さんに対して、撮影が再びストップすることは一番やってはいけないことですから。しかも、相手は“見えない敵”。だからこそ、すごくシビアになって撮影していましたね。“今までにない戦いの日々”でした

◆“今までにない戦いの日々”の中、木村さん自身はどんな心境でしたか?

正直なところ、悔しい思いもたくさんしましたね。来てくださったゲストの方と握手もできないし、いいカットが撮れたときにハイタッチもできないし…すごく悔しいよ!出演者が次々とクランクアップしていく中でも、本当だったら最後に『ありがとう!』と言ってハグもしたいし、ハイタッチもしたいし、握手もしたいけど……できませんからね。全ての撮影が終了した後も、普通はスタッフの労をねぎらう会があるじゃないですか。でも、それも当たり前のようにないですから

◆悔しい思いをしながらも、この逆境を飛び越えられたという手応えは、今ありますか?

まだ飛び越えられてはいない、と思いますね。僕らは今回それぞれの責任は果たしたけれど、コロナに伴う逆境はこれからも続くわけで…。現場そのものが存在しないと、僕らは何もできない。でも、そういった現場の存続もまだまだ危うい状況ですから。逆境を飛び越えるには、まだしばらく時間がかかる気がします

◆そんなひと筋縄ではいかない逆境の中、今回共に戦った現場の仲間たちは心強い存在だったのではないでしょうか?

本当に暑い中、着ている服を全て汗に染めながら、次のカットの準備を一生懸命進める人たちが現場にいてくれて、すごく幸せでした。本気になってくれる現場の人たちを目の当たりにすることで、僕もギアを入れさせてもらえることが多々あったんですよ。だから、僕自身も皆さんのギアを入れられるような存在として、これからも現場に立ちたいですし、もしまたこのチームと会えるときが来るならば、お互いに全力を出し合いたいです。そのために、フィジカル面もメンタル面もさらに鍛え、整えておこうと思います

◆最後に…本日、ついに最終回を皆さんにお届けできる日がやって来ました。これまで温かく応援してくださった視聴者の皆さんに、ぜひメッセージをお願いします。

話数も短縮になり、僕としては正直なところ、本来お届けするはずだったメニューは最後まで出しきれていない感があって…。そこに関しては、皆さんに対して『本当にごめんなさい』という気持ちでいっぱいです。ただ、今の自分たちにできることは、160%やり尽くしたと自負しています。皆さんにもどうか最終回、僕らの160%を受け取っていただけたら、うれしいです!

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