橋本愛が柴咲コウ×遊川和彦『35歳の少女』出演決定「素晴らしい景色をテレビの向こうに咲かせられるように」

ドラマ
2020年08月21日
橋本愛
橋本愛

10月スタートの新土曜ドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系)に橋本愛が出演することが決定した。

『35歳の少女』は、『家政婦のミタ』『同期のサクラ』制作チームが集結し、『○○妻』以来、5年ぶりに柴咲コウと脚本家・遊川和彦がタッグを組むオリジナルドラマ。

1995年、不慮の事故により10歳で突然長い眠りにつき、2020年に25年ぶりに目覚めた“35歳の少女”今村望美(柴咲)。全てが変わってしまった世界に戸惑いながらも未来を生きる、主人公の時を超えた成長物語。主人公の望美を柴咲、望美の初恋の相手・広瀬結人を坂口健太郎が演じる。

【関連記事】柴咲コウが日テレ10月新ドラマ『35歳の少女』で遊川和彦とタッグ「等身大の自分とは違う人物を演じられるのが楽しみ」

出演が決定した橋本が演じるのは、望美の妹・時岡愛美。姉の事故後、家族を取り巻く環境が激変し、愛美は次第に「自分は姉の代わりになれない」と自分の存在意義に苦しむように。そのため、姉の目覚めにも素直に喜べない…という役どころとなる。

橋本が遊川脚本の連続ドラマに出演するのは、前作『同期のサクラ』以来2度目。柴咲と同じ作品に参加するのはドラマ『dele』(2018年)以来2度目で、同じシーンでの共演は初めてとなる。

橋本愛 コメント

35歳の少女、壊れた家族、それぞれの自責。一つの事実にいくつもの事実が発生し、正しさも美しさも隠れて、壊れたものは二度と元には戻らない。闇雲に継ぎ接いで、元の輪郭に整えたとしても、罅を無視することはできない。でもきっと、粘り気の強い日々を積み重ねて、煌めきで覆ったら、いつか金継ぎの器のように、壊れたからこそ美しい、何かに変態できるかな。居た堪れないほど失い壊れゆく人生が無数に散らばる世の中で、再生の美を見せつけられたら。
柴咲さん演じる、自分より年下のお姉ちゃん。どんな心のやりとりが生まれるのか、楽しみです。遊川さんの作品の真ん中にあるのは前回の作品と変わらないな、と思いました。信念とはそういうもの、素晴らしい景色をテレビの向こうに咲かせられるように頑張ります。

日本テレビ情報・制作局 大平太プロデューサー コメント

橋本愛さんとは、昨年『同期のサクラ』で初めてご一緒しましたが、お芝居に対する真摯な姿勢に驚かされました。姉の事故により、家族を奪われ、複雑な感情を秘めた難しい役ですが、遊川さんの描く「愛美」は、とてもぶっ飛んだポップなキャラクターです。それを、橋本さんがどう受け止め、演じるかとても楽しみにしています。また、コウさんとの「姉妹競演」も注目しています。

番組情報

『35歳の少女』
日本テレビ系
2020年10月スタート
毎週土曜 後10・00~10・54

脚本:遊川和彦
チーフプロデューサー:池田健司
プロデューサー:大平太、諸田景子、田上リサ(AX-ON)
演出:猪股隆一 ほか
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ