板尾創路が2作連続で月9出演『イチケイのカラス』で謎の被告人役「演じるのが楽しくて最高でした」

ドラマ
2021年05月31日

『イチケイのカラス』

竹野内豊主演、黒木華共演のフジテレビ系月9ドラマ『イチケイのカラス』(毎週(月)後9時~9時54分)の第10話(6月7日(月)放送)に、板尾創路がゲスト出演することが決定した。

本作は、浅見理都による人気リーガルコミック『イチケイのカラス』(講談社モーニングKC刊)をドラマ化。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちお(竹野内)と、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(黒木)らイチケイメンバーの活躍を描く。

『監察医 朝顔(第2シリーズ)』(2020~2021年)に続いて、2作連続で月9ドラマに出演する板尾が演じるのは、氏名、住所、本籍、職業、全て不詳のホームレス。傷害事件で起訴された“名無し”の被告人として、みちおと法廷で対峙する。

第10話でみちおたちが合議制で扱うのは、ホームレスの男(板尾)が起こした傷害事件。路上生活者に対する高校生たちの執拗な投石に腹を立てた被告人が、犯行メンバーの一人・朝倉純(小野寺晃良)を捕まえてもみ合いになった際、朝倉が所持していたスパナを奪って胸を殴打し、重傷を負わせたのだった。
みちおの元弁護士仲間の青山瑞希(板谷由夏)が被告人の国選弁護士となるが、弁護人の青山ですら被告人の氏名や素性を全く把握できていない状況で、被告人が“名無し”のまま始まった公判。そこで被告人は起訴内容を真っ向から否認。みちおは被告人と被害者の食い違う主張を明らかにするため、裁判所主導の現場検証に踏み出す。

板尾創路 コメント

「『監察医 朝顔』をクランクアップしてすぐに、このドラマのオファーを頂きました。連続して同じ月9ドラマ枠の作品に出ていいのかな? という戸惑いもありましたが、今となっては大変感謝しています。とにかく謎、謎、謎の被告人を演じるのが毎日楽しくて最高でした。次の7月期の月9も、オファーをお待ちしています」

<第10話(6月7日(月)放送)あらすじ>
ある日、駒沢(小日向文世)は、レアケースの案件が上がってきたので合議制で審理するとみちお(竹野内豊)や坂間(黒木華)たちに伝える。それは傷害事件だったが、被告人が「名無しの権兵衛」なのだという。みちおの弁護士時代の同僚でもある青山(板谷由夏)が国選弁護を引き受けた案件だった。
第1回公判。ひょうひょうとした雰囲気を持つ被告人(板尾創路)は、名前はもちろん、自らの素性を明かすことを拒む。事件は、当時17歳だった被害者の朝倉純(小野寺晃良)の胸部を工具で殴打し、大けがをさせたというもの。この事件の背景にあるのは、路上生活者に対する少年たちの投石事件だった。
河川敷で路上生活者仲間とバーベキューをしていた被告人は、被害者の純を含む5人の少年たちから石を投げつけられた。少年たちを追いかけた被告人が、純を捕まえて注意をすると、そのことに腹を立てた少年たちは再び投石行為に及び、路上生活者のひとりにけがをさせてしまう。純を探し出した被告人は、もみ合いになった際に彼が持っていたスパナを奪って殴りつけたという。
しかし、みちおから起訴事実について間違いはないか、と問われた被告人は、間違っている、うそだと答える。そして、自分はうそが嫌いだ、と言い放ち…。

『イチケイのカラス』
フジテレビ系
毎週(月)後9時~9時54分

<出演者>
竹野内豊、黒木華、新田真剣佑、山崎育三郎、桜井ユキ、水谷果穂、中村梅雀、升毅、草刈民代、小日向文世

<スタッフ>
原作:浅見理都『イチケイのカラス』(講談社モーニングKC刊)
脚本:浜田秀哉(『絶対零度』シリーズ、『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』他)
音楽:服部隆之(『HERO』シリーズ、『半沢直樹』シリーズ他)
裁判所監修: 水野智幸(法政大学法科大学院)
プロデュース:後藤博幸(『SUITS/スーツ』シリーズ、『ほんとにあった怖い話』シリーズ他)
有賀聡(ケイファクトリー)(『カンナさーん!』『初めて恋をした日に読む話』他)
橋爪駿輝(『嫌われる勇気』『ペンション・恋は桃色』他)
編成企画: 高田雄貴(『刑事ゆがみ』『黄昏流星群』他)
演出:田中亮(『コンフィデンスマンJP』『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』他)
星野和成(『チーム・バチスタ』『SUITS/スーツ2』他)
森脇智延(『SUITS/スーツ』シリーズ、『ほんとにあった怖い話』シリーズ他)
並木道子(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『モトカレマニア』他)
制作協力:ケイファクトリー
制作・著作:フジテレビ第一制作室

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