中村勘九郎が伝説の歌舞伎役者“中村仲蔵”役を熱演「情熱を感じていただけたら」

ドラマ
2021年07月19日

ドラマ『忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段』(BSプレミアムほか)が、12月に放送決定。主演を務める中村勘九郎のほか、共演の上白石萌音、藤原竜也、段田安則、市村正親からコメントが到着した。

本作は、江戸時代の伝説の歌舞伎役者・初代中村仲蔵が、裸一貫からはい上がる実話をベースとした下克上物語「中村仲蔵」を、国民的人気を誇る「忠臣蔵」を軸にドラマ化。主人公・中村仲蔵役を中村勘九郎が演じるほか、一癖も二癖もある江戸の演劇人役として上白石萌音、藤原竜也、段田安則、市村正親らが脇を固める。

発表にあたり、中村は「仲蔵は差別を受け大変苦労した人ですが、芝居が好きという情熱に支えられていたと思います。『好き』こそ人を奮い立たせ、上達させ、信念を与えるものです。そんな情熱を感じていただけたら本望です」と本作への思いを明かす。

仲蔵の妻・お岸を演じる上白石は「お岸は、こんな女房が家で待っていたら愉しいだろうな、というような女性です。三味線と唄で仲蔵さんを癒やし、励まし、勇気づけられるよう、朗らかに務めたいと思います」と意気込みを語る。

謎の侍役を務める藤原は「刀や傘のさばき方は非常に難しかったですが、子供のころから厳しく作法を仕込まれている歌舞伎俳優さんから直接教えてもらえたのは貴重な経験でした」と撮影を振り返った。出演者5名のコメント全文は、次ページを参照。

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