『日本沈没』國村隼が田所博士(香川照之)と対立する地球物理学の権威役で出演【コメントあり】

ドラマ
2021年09月05日

『日本沈没―希望のひと―』國村隼

小栗旬主演の10月期日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』(TBS系 毎週(日)後9・00~9・54)に、國村隼が出演することが決定した。

原作は1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」。刊行の翌年にはTBSでテレビドラマ化され、それ以降もドラマのみならず映画やアニメ、漫画などさまざまなかたちで語り継がれてきた。

刊行から48年の時を経て、この原作に大きくアレンジを加えて新たに送る本作では、原作でも描かれていた“環境問題”を、2021年バージョンとして今に照らし合わせて鮮明に描き出す。登場人物は主人公を含めオリジナルキャラクター。2023年の東京を舞台に、今だからこそ描くべき物語が展開。“沈没”という目に見えない危機が迫る中で“見いだしていく希望”をテーマに描かれる。

今回出演が発表された國村隼が演じるのは、日本の地球物理学の最高権威とされる東京大学の教授・世良徹役。このドラマの重要なキーパーソンとなる世良教授は、東山総理(仲村トオル)から災害の専門家として信頼を置かれており、危機管理の際は、専門家の立場からのスポークスマンを任されている。田所博士(香川照之)とは、共に東京大学で地球物理学を研究していたが、後輩である田所が画期的な業績を上げて後塵を拝した過去があるという因縁の間柄。

その後、田所が問題を起こし大学を追われてからは、一切連絡を取っていなかった。しかし、田所が説く“沈没説”をめぐり、世良と田所は再会。因縁の対決が再び始まる。天才とも狂気とも呼ばれる田所と、人格者で地球物理学の権威である世良の常識がぶつかる時、天海はどちらの未来を信じるのか。

國村隼 コメント

「日本沈没」という小松左京さんの原作が書かれたのはほぼ半世紀も前の事ですが、いま世界が直面している問題と驚くほどの符合を感じさせられてしまうのです。現在は、温暖化が原因とされる地球規模の異常気象や新型コロナウイルスによるパンデミック等…。当時は日本列島の危機として描かれ、それを今、地球規模の危機として描き、人類全体の未来を問おうとしています。このドラマは来るべき未来の物語なのだと思います。

プロデュース・東仲恵吾 コメント

國村隼さんに演じていただく世良教授はドラマオリジナルのキャラクターです。本作を2021年の今、描くにあたり、もっとも重要な意味を持つ役として構築しました。科学者という客観的に証明できる立場だからこそのしかかる“一言の重み”、“常識を飛び越した事態”に翻弄されていくキャラクターです。誰よりも表面上は落ち着き払いつつ、誰よりも心の中では取り乱している。そういう複雑な感情と芝居を演じ切っていただけるのは國村さんしかいないと思い、オファーさせてもらいました。一つ一つの表情、動きから目が離せない、そういうキャラクターにしてくれました。ぜひ、お楽しみください。

日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』
TBS系
2021年10月スタート
毎週日曜 後9・00~9・54

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/nihon_chinbotsu_tbs/

番組公式SNS
Twitter:@NCkibou_tbs
Instagram:nckibou_tbs

TBS公式YouTube チャンネル「YouTuboo」で出演者インタビューを公開中
https://www.youtube.com/playlist?list=PLCUNF–_h4OwN-nNV6x_piT3INUJWdxGV

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