10月14日（木）スタートの米倉涼子主演ドラマ『ドクターX～外科医・大門未知子～』（テレビ朝日系 毎週（木）後9・00～9・54）の新キャストとして要潤、小籔千豊、杉田かおる、永野宗典の出演が発表された。
シリーズ誕生から通算10年目に突入し、「いたしません」「私、失敗しないので」という名ぜりふでおなじみの“異色・孤高・反骨の天才外科医”大門未知子が2年ぶりに復活。第7シリーズとなる本作では、100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、内科部長・蜂須賀隆太郎（野村萬斎）が舵を取り、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭。フリーランス外科医・大門未知子（米倉）や別棟の分院へ追いやられた外科と、真っ向から対立する。
要、小籔、杉田、永野が演じる新キャラクターたちは、未知子にとって“最強の敵”となる蜂須賀の元に集結し、新たな御意軍団を結成。要が演じるのは、蜂須賀が内科の先進医療を完璧なものにするため「東帝大学病院」へ招聘する外科医・興梠広。アメリカ帰りのスーパードクター・興梠役の要は「歴史ある作品への出演にプレッシャーも感じましたが、それ以上に『出たい！』という気持ちが強かったので、幸せです。ウソがないようにスーパードクターを演じるため、手術シーンに向けて練習もしっかりやろうと思います」と。
ドラマ『肩ごしの恋人』（2007）や『松本清張 強き蟻』（2014）に続く、米倉との共演については「米倉さんは昔から力強く現場を引っ張ってくれる方なので、安心しています。劇中ではスーパー・スーパードクターの大門未知子と対立しますが、米倉さんの胸を借りるつもりでぶつかっていきたいです」と期待を寄せた。
内科副部長・鍬形忠役の小籔は、出演オファーを受け「僕は失敗しかしないので、『僕でいいんかなぁ？』と大変恐縮した」と語るも、「たぶん嫁はんの両親も大喜びされるだろう、と思って出演を引き受けさせていただきました。結婚したときは貧乏芸人だった僕ですが、今回の解禁を通じて『お義父さん、お義母さん、僕は“ドクターＸ”に出ていますよ！』と伝えられたらいいな、と思います」と。蜂須賀の腰巾着で、外科を見下す男という役どころについては「あくまで鍬形として真面目に、彼が信じる正義を演じたいです」と意気込みを語った。
また蜂須賀の右腕である、優秀な広報室長・三国蝶子を演じる杉田は、米倉とはドラマ『不信のとき～ウーマン・ウォーズ～』（2006）以来、15年ぶりの共演。「米倉さんはもともとすごいオーラを放っている方でしたが、さらに美しさに磨きがかかり、俳優さんとしても大きくなられて！」と久々の再会に胸を躍らせる。自身が演じる蝶子については「回を追うごとにいろんな本性が出てくる、深みのある役なので、演じていても楽しいです。視聴者の方にも楽しんでいただけるキャラクターを作れるよう頑張ります」と語った。
永野が演じる内科医・寒蝉勇次も含め、蜂須賀に忠誠を誓う“新御意軍団”が、未知子や外科の元祖・御意軍団の前に立ちはだかり、物語をかき回していく。
新たな登場人物
■興梠広…要潤
「東帝大学病院」の外科医。アメリカで腕を磨いたスーパードクター。脳外科の世界的権威で、海外では「ホワイトジャック」と呼ばれている。内科部長兼院長代理である蜂須賀隆太郎の肝いりで、「東帝大学病院」に呼ばれた。にこやかな笑顔の裏で、内科の先進医療を完璧なものにしようとする蜂須賀の手足となって暗躍する。大門未知子とは過去に面識があるようだが…。
■鍬形忠…小籔千豊
「東帝大学病院」の内科副部長。蜂須賀の腰巾着。組織の中でのし上がろうという野心を持つ男で、今や別棟の分院へ追いやられた外科のことも見下している。自己陶酔しやすく、物事を客観的に見られないことも多々あり、よかれと思ってやったことが何かと裏目に出てしまうタイプ。加地や海老名からはなぜか「すべらない内科医」と呼ばれている。
■三国蝶子…杉田かおる
「東帝大学病院」の広報室長。蜂須賀の右腕。東帝大学経済学部を首席で卒業した才女で、ヘッドハンティングによってさまざまな業界を渡り歩き、現在に至る。仕事第一の有能かつ冷静な女性でしたたか。蜂須賀のケミカルサージェリーの理想をかなえるために、補助金の工面に奔走する。
■寒蝉勇次…永野宗典
「東帝大学病院」の内科医。未知子や外科からのブーイングにも物おじせず、内科医としての自信とプライドを持つ。が、実際のところは内科副部長・鍬形忠の腰巾着である。
『ドクターＸ～外科医・大門未知子～』
テレビ朝日系
2021年10月14日スタート
毎週（木）後9・00～9・54
