『日本沈没』出演の杏がインガー・アンダーセン国連環境計画(UNEP)事務局長に単独インタビュー

ドラマ
2021年10月01日

スペシャル対談

10月10日(日)にスタートする日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』(TBS系 毎週(日)後9・00~9・54※初回25分拡大)に出演する杏と、国連環境計画(UNEP)のインガー・アンダーセン事務局長のスペシャル対談が実現した。

国連環境計画(UNEP)は、環境問題、特に危機的な状況にあると言われる地球温暖化とそれによって引き起こされる気候変動への対策で主導的な役割を果たす国際連合の機関。「地球環境の危機」を大きなテーマの一つとしている本作で杏が演じる記者は、迫りくる日本沈没という環境危機に気付き、ジャーナリストとして国民に伝えるという使命を背負っていく。

気候変動や地球温暖化について世界の人々に伝え、行動を促すというUNEPの使命とも相通ずるということで、今回の対談が実現。エンターテインメント作品の出演者が、作品の内容とリンクさせながら世界が抱える課題について国連の要人とインタビュー対談をするのは極めて異例だという。

インタビューは気候変動にとどまらず、メディアの役割、リーダー論など幅広い範囲に及んだ。杏は3人の幼い子供を持つ母親として感じたジェンダー教育への不安などについても率直に質問。また、杏が国連のSDGs(持続可能な開発目標)について「女優としてエンターテインメントがSDGsにポジティブな影響を与えることができればと常々思っている」と語ると、アンダーセン事務局長からは「エンターテインメントは非常に強力なツールで、あなたのような人からの発信が人々の心に届く」とエールが送られた。

ドラマのポスタービジュアルのキャッチコピー「信じられるリーダーはいるか」にもあるように、本作ではさまざまな正義・リーダー論についても描かれる。杏はUNEPのトップであるアンダーセン事務局長からリーダーとしての理想と苦労、大切にしていることを引き出す。アンダーセン事務局長にとっての「希望のひと」とは。

気候変動や地球温暖化への強い危機感を表したアンダーセン事務局長。最後に視聴者に向けて「未来はあなたの手の中にあります。あなたがすること、しないことが、未来に影響を与えるのです。ドラマでインスピレーションを受けて、自分自身で行動を起こしてください。私たちは変化を起こすことができると希望を持ち続けて」とメッセージを送った。
今回のインタビューはUNEPの本部があるアフリカ・ケニアと東京・TBSをインターネットでつないで行われた。アンダーセン事務局長は時折小鳥のさえずりが聞こえる緑豊かな環境を背に終始和やかな表情でインタビューに応じ、杏の英語での質問を「スムーズで素晴らしかった」と評価した。

気候変動という世界規模の課題からひとりの女性としての思いまで、余すところなく語られたアンダーセン事務局長との貴重な対談の様子は、ドラマ初回当日のナビ番組で一部放送される。また、インタビューの全編はその後、TBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」で公開予定。

日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』
TBS系
2021年10月10日(日)スタート
毎週日曜 後9・00~9・54
初回25分拡大 後9・00~10・19

©TBS