田中圭「チーム一丸となって助け合って作ってきた作品」『らせんの迷宮』会見

ドラマ
2021年10月12日

10月15日(金)放送スタートのドラマ『金曜8時のドラマ「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」』(テレビ東京系 毎週(金)後8・00※初回は2時間SP)のオンライン記者会見が行われ、田中圭、安田顕、倉科カナが登場した。

本作は、夏緑・作、菊田洋之・画の原作コミックのドラマ化。「DNAはうそをつかない」が口癖で、32億桁の遺伝子配列を記憶するという天才遺伝子科学者が、熱血刑事や科捜研の美女と共に難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫るミステリー。主人公の天才遺伝子科学者・神保仁を田中、熱血刑事・安堂源次を安田、科捜研の美女・乱原流奈を倉科が演じる。

会見に登場した田中は1年半の放送延期を経て、ついに放送される今の気持ちを聞かれると「中止じゃなくて、延期だったのでラッキーだったなと思いますし、逆に延期になったことで作品を俯瞰で捉えられて良い面もありました」と話し、安田も「放送していただけるのでよかったなと思いますし、すごく貴重な経験だったなと思っています。あと、予告編を見て、見たくなるドラマだと思えたのと同時に、我々にしか分からないであろう1年半前の撮影と今年の撮影シーンがミックスされていたのも面白かったです(笑)」と明かした。倉科も撮影が再開したときのことを「リラックスした優しい空気が現場を流れていましたよね」と表現し、撮影を振り返った。

『らせんの迷宮』というタイトルから普段から謎に思っていることを聞かれ、田中は「靴下とか手袋が、なぜか片っぽなくなる」と言うと、安田も倉科も「分かる」と大きくうなずいた。

また、田中演じる神保が天才ということから、「私〇〇に関しては天才です」と言えるものはありますか?という質問に田中は「どこでも寝られる天才です」と明かし、その様子を現場で目撃した安田は「寝言はないですね。でもカチンコが鳴ったらすごくしゃべるからすごいですよね。天才科学者の役なので本当によくしゃべる役柄だったし、せりふも難しい日常用語じゃない言葉をちゃんとしゃべるので見えないところで努力されているのは分かっているんですけど、すごかったですね」とべた褒めした。

また、研究したいと思っていることは何かありますか?という質問に倉科は「研究というか勉強したいなと思っているのは”動物トレーナー”です。元々、動物看護士になりたいという夢があったので、最近も動物トレーナーは学校にどのくらい通うのかとかを調べていました」と意外な一面を明かした。

今回のオンライン記者会見は配信されており、視聴者にも楽しんでもらうためサイン入りのオリジナルグッズが当たるクイズ大会を開催。DNAに関するクイズを3人が答え、正解が一番多い人は誰かを視聴者が当てるという企画で、なぜか自信満々で3人が挑む中、田中が全問正解で接戦を制した。

最後に田中は「お忙しい時間なのに配信を見てくださりありがとうございます。ようやく15日に初回のオンエアを迎えることができます。いろいろあって決して一筋縄ではいきませんでしたけど、チーム一丸となって助け合って作ってきた作品です。初回はまず、神保と源次の出会いを楽しんでいただいて、この凸凹コンビがどんどん形を変えていきますので、ぜひ最後までお付き合いいただけましたらうれしいです」と見どころを語り、オンライン記者会見を締めくくった。

金曜8時のドラマ
『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』
テレビ東京系
10月15日(金)スタート
毎週(金)後8・00~
※初回は2時間SP

原作:夏緑・作、菊田洋之・画
脚本:黒岩勉、酒井雅秋、福田哲平
監督:岩本仁志 ほか

出演:田中圭、安田顕、倉科カナ、中田圭祐、渡辺いっけい、松坂慶子ほか

Ⓒ夏緑・菊田洋之・小学館/テレビ東京/AX-ON