池津祥子、六角精児が長澤まさみ主演『エルピス』に出演決定!アートディレクター・吉田ユニが手掛けたポスタービジュアルも解禁【コメントあり】

ドラマ
2022年09月20日
『エルピス-希望、あるいは災い-』
『エルピス-希望、あるいは災い-』池津祥子、六角精児 ©カンテレ

10月24日(月)からスタートする長澤まさみ主演の月10ドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』(関西テレビ/フジテレビ系 毎週月曜 午後10時)に出演が決定した池津祥子、六角精児からコメントが到着。さらにポスタービジュアルが公開された。

本作は、実在する複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント作品。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)と彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件のえん罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描いていく。恵那と共に行動するうだつの上がらない若手ディレクター・岸本拓朗役で眞栄田郷敦、恵那と拓朗の先輩で報道局のエース記者・斎藤正一役で鈴木亮平が出演する。

池津祥子が演じるのは、「首都新聞」政治部の記者・笹岡まゆみ。通常、事件を担当する社会部に所属していないにも関わらず、とある理由から女性連続殺人事件を追跡取材しているという。資料や原稿を整理整頓するのが苦手で、おっちょこちょいな性格だが、取材力や推理力には光るものが。えん罪疑惑を追いかける恵那や拓朗と、一体どんな化学反応を起こすのか。

六角精児が演じるのは、松本死刑囚(片岡正二郎)の裁判を担当する弁護士・木村卓。一連の女性連続殺害事件を報道したマスコミに対して相当な不信感を抱いている一方、捜査を担当した警察や検察の背景に「何か大きな権力が存在するのでは?」と疑っている。松本死刑囚に“逆転無罪”が言い渡される日が来ること信じ、日夜、戦い続けている。

『エルピス-希望、あるいは災い-』
『エルピス-希望、あるいは災い-』 ©カンテレ

このたびドラマのポスタービジュアルも解禁された。制作は、国内外で活躍の場を広げるアートディレクター・吉田ユニ。独特の世界観で、数多くのアーティストのCDジャケットやミュージックビデオのほか、数々のファッションブランドなどのアートディレクションを手掛けている。

グレーを基調とした背景に浮かび上がる恵那、拓朗、正一ら3人の周りには、大量の資料が山積みにされ、そのズレがそれぞれの輪郭として描かれている。撮影は、吉田のこだわりが凝縮された、緻密かつアナログな手法で行われ、数々のピースを幾重にも織りなすことで、ドラマの中で描かれる人間の生きざまや複雑に交じり合う感情を表現したビジュアルに仕上がった。

吉田は「脚本を読ませていただき、事件の真相を追っていく過程で起こる気持ちの葛藤を繊細に表現したいと思いました。埋もれた真実に向き合う混沌としたグレーの世界観で、山積みに置かれた仕事の書類などの色を合わせながらずらし、身の回りで起こる痛みやゆがみ、破綻などを映像のバグやノイズのように見立てて作りました」とコメントを寄せている。

池津祥子 コメント

日々飛び込んでくる痛ましい事件、理不尽なニュース。心のどこかをまひさせないと生きづらい世の中。そんな状況に疑問を持ち、自分を、信じたい世界を取り戻すためにもがきながらも前に進もうとする人物たちの「信じる力」を台本に感じました。重いテーマを真摯に軽やかに描いたこのドラマには魅力的な登場人物がたくさん出てきます。その中の誰かを「これは私だ」と視聴者の皆さまにもきっと思っていただけるのでは。「より良き世界を願う」そんな祈りのような作品に参加できることがうれしいです。どうぞ皆さまにも楽しんでいただけますように。

六角精児 コメント

深くえぐったストーリーだなと思いました。人間の生きる心理みたいなものを、ちまたの流行とは関係のないところで、社会的事件を通じて描いているところが好きですね。えん罪事件に関わる弁護士という、ひとクセある感じの役はとてもやりがいがあり、できるだけリアリティーをもたせて演じたいと思っています。登場人物の感情の流れを忠実に、かつ繊細に描写したこの作品をじっくりと味わっていただければ幸いです。

番組情報

『エルピス-希望、あるいは災い-』
関西テレビ/フジテレビ系
2022年10月24日(月)スタート
毎週月曜 午後10時~※初回は15分拡大

公式HP:https://www.ktv.jp/elpis
Twitter公式アカウント:@elpis_ktv

©カンテレ

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