山田裕貴が北川景子主演『女神の教室』で“判例オタク”の天才教員に「自分の人生がまさか月9に出演できる道のりになるとは」

ドラマ
2022年11月07日
『女神の教室~リーガル青春白書~』
『女神の教室~リーガル青春白書~』山田裕貴が月9初レギュラー出演作で天才&変わり者教師に挑戦 ©フジテレビ

2023年1月にスタートする北川景子主演の月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系 毎週月曜 午後9時~9時54分)に、俳優の山田裕貴が出演することが分かった。

本作は、未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)を舞台に、裁判官で実務家教員の主人公・柊木雫(北川景子)と彼女を取り巻く人々が、自身の価値観をぶつけ合いながら法曹界のあり方を問うリーガル&ロースクールエンターテインメント。

山田は、青南大学法科大学院の研究家教員・藍井仁を演じる。超が付くほどの合理主義者で変わり者の藍井。判例オタクで、知識では誰にも負けない自信がある。司法試験に必要なノウハウを教えること以外に興味はなく、そもそも他人に対しては無関心。授業では成績上位の学生にしか指導する気はなく、下位は眼中にもない。

しかし、東大法学部在学中に司法試験に合格した天才であること、さらに的確かつ合理的な授業で司法試験合格を目的とした自主ゼミ“藍井塾”では毎年圧倒的な試験合格率を誇るため、ロースクール生からは“メシア”“ゴッド”と崇拝され、教員からも“エース”と認められている。

その一方で、指導方法や性格の不一致から柊木とは絶え間ない言い争いをしており、「ローは仲良しごっこをする学校ではない!」と一喝。藍井の言動にいら立つ柊木からは「サタンだ」とつぶやかれるのだった。しかし柊木と共に授業を行う中で、さまざまな影響を受けていく藍井。合理的で、どこか人間味のなかった彼に、徐々に人らしい感情が芽生えていく。

山田は『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年/テレビ朝日)で俳優デビュー。その後も映画、ドラマ、舞台と幅広く出演をしてきた。近年では映画「あゝ、荒野」(2017年)、映画「東京リベンジャーズ」(2021年)、『特捜9』シリーズ(2018年ほか/テレビ朝日)、『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』(2021年/カンテレ・フジテレビ)、『志村けんとドリフの大爆笑物語』(2021年/フジテレビ)、連続テレビ小説『ちむどんどん』(2022年/NHK)などの話題作に立て続けに出演し、今年は2022年エランドール賞・新人賞を受賞した。来年放送予定の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)では北川と共演予定となっている。また、山田の月9作品へのレギュラー出演とリーガル作品への出演は本作が初となる(月9初出演は2021年放送の『監察医 朝顔 第2シリーズ』)。

山田裕貴 コメント

◆今作の出演が決まった際の心境をお聞かせください

素直に“すごい、月9だ!”という感想でした(笑)。まさか、自分の人生が月9に出演できる道のりになるとは想像していなかったので、単純に“わぁ、すごい!”という思いが強かったです。『プライド』『HERO』などいろいろな作品を、子供のころからよく見ていました。最近の作品では、吉沢亮君が出ているなぁとか、自分と同年代の人たちが主演として出始めているイメージ。ただ逆に、どんな枠だろうと、どの場所でも自分がやることは変わりません。自分が今までやって来たことを、今回もしっかりとできればいいなと思っています。

◆オリジナルドラマとなりますが、台本や自身の役に関する印象は?

ロースクールの学生たちがそれぞれ思いを抱えながら司法試験という難関に立ち向かっていく姿や、世の中のどれが真実で、どれが偽物なのか? と疑う目を持った方がいいというメッセージもドラマを通して考えていただけるのではないでしょうか。
藍井という役については、衣装やメイクによって、どんな人物なのか徐々に分かってくるんじゃないかと思っていたんです。逆に言うと、台本だけだとどのようにもなれる。カッチリしたスーツを着た格好良いスタイリッシュなキャラクターでもいけるし、ラフなスタイルでもいける…(人物の細かい方向性を)メチャクチャ任されているなと(笑)。
藍井はクセが強目には見えますが…とにかく学生たちは試験に合格しないと時間や費やしたお金がもったいないと考える男。法律を生かせない職業に就くなら今の時間は無駄、だから司法試験に合格しろ、勉強しろ…ただ、それだけなんです。でも僕は、できない学生への厳しさ、切り捨ててしまう藍井の姿も、逆に愛情に見えればいいなと思っています。

◆視聴者へのメッセージ

今作はただの教員、学生が登場する学園ドラマではありません。女神と書いて“テミス”と読むのも新しいですし、サブタイトルで“青春白書”と付いていますが、ただの青さや春っぽさではなく、厳しさやつらさ、人間が生きていくことの大変さを法律に絡めて見せていくドラマなのでぜひ楽しんでいただきたいです。登場人物たちと同じような悩み、苦しみ、つらさを抱えた方たちには、みんな一緒だと感じていただけたらうれしいです。

野田悠介(フジテレビ編成制作局ドラマ・映画制作センター・ドラマ・映画制作部)コメント

藍井仁は司法試験の合格率を上げるため、柊木とは真逆の指導法で徹底的に学生に対して受験勉強ハウツーのような講義を展開していきます。その講義の緊張感は息苦しさも感じるほどだと思います。そんな厳しさを兼ね備え、自分のやるべきことを徹底的に貫く人物を山田裕貴さんにお願いさせていただきました。
山田裕貴さんは役柄に完全に入り込みキャラクターを構築してくれる本当にすてきなお芝居をされると思っていて、今回ご一緒できて本当にうれしいです。学園ドラマをはじめ色々な教師・教員がドラマの中で登場したと思いますが、その中でもかつて見たことのないキャラクターを山田裕貴さんが構築してくださっているので、ぜひ、楽しみにしてください!

番組情報

『女神の教室~リーガル青春白書~』
フジテレビ系
2023年1月スタート
毎週月曜 午後9時~9時54分

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/themis/
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