滝藤賢一主演『家電侍』が新春SPドラマで復活 家電の力で大石内蔵助を救う!『家電侍SP ストップ!忠臣蔵』【コメントあり】

ドラマ
2022年11月22日
©BS松竹東急/PROTX

滝藤賢一主演の新春プレミアムドラマ『家電侍スペシャル ストップ!忠臣蔵』が、BS松竹東急で2023年1月4日(水)午後9時から放送される。

2022年4月期に放送された連続ドラマ『家電侍』は、江戸時代、貧乏浪人の元にひょんなことから現代の最新家電が届くようになるというSF時代劇コメディ。最新家電にびっくり仰天する江戸時代の人々の右往左往を楽しみながらも、家電の力で家族を幸せにしようと奮闘する夫婦愛が評判を呼んだ。そんな時代劇×家電という珍妙な組み合わせが話題となった本作が、早くもスペシャルドラマとして帰ってくる。

今回のテーマは、”家電侍×忠臣蔵”。滝藤賢一演じる主人公の貧乏浪人・兼梨四十郎が、友人である赤穂藩筆頭家老の大石内蔵助良雄が“忠臣蔵”で命を落とす運命だと知り、家電の力で未来を変えようと奔走する。

大石内蔵助良雄を演じるのは、歌舞伎俳優としての活躍に加え、多くのテレビドラマにも出演する尾上菊之助。将軍から勅使をもてなす“勅使饗応役”を任された赤穂藩。良雄は饗応の儀の指南役である吉良上野介にあいさつをするため藩主の浅野内匠頭長矩と共に江戸に来ていたところで、四十郎と再会する。

連続ドラマに引き続き、四十郎の妻・静江役で前田亜季、息子・太郎役で加賀谷光輝、四十郎一家の隣人・平賀役で水石亜飛夢も出演。そして、家電アドバイザー・カージーの声は、MEGUMIが担当する。

さらに、良雄の主君である赤穂藩の藩主・浅野内匠頭長矩役で平岡祐太、赤穂藩士・堀部安兵衛役で高橋努、赤穂藩をおとしめるために嫌がらせを繰り返す江戸幕府高家筆頭・吉良上野介義央役で岩松了、吉良家家臣の清水一学役で本宮泰風、吉良家の侍女でありながら、四十郎が良雄を助けるためのキーパーソンとなるお鈴役で若月佑美、そして、饗応の儀を仕切る徳川綱吉の生母・桂昌院役で田島令子が出演する。滝藤と尾上、プロデューサーのコメントは下記に掲載。

滝藤賢一(兼梨四十郎役)

雪がシンシンと降り積もる日光。小さな小さなチームで始まった『家電侍』が、まさかのお正月の時代劇に! しかも忠臣蔵とコラボするなんて…正気か!? と思いましたね。
スペシャルのお話を頂いたときに、真っ先に尾上菊之助さんの顔が浮かび、大石内蔵助をぜひとも菊之助さんにやっていただきたい! と熱烈なラブコールを出させていただきました。菊之助さんの立ち居振る舞い、所作、声の出し方、全てが美しく、毎日ほれぼれしながら撮影していました。
そして、いつもの心強いレギュラー陣に加え、素晴らしいゲストの方々が集まってくださったので、どのシーンも印象深く、心に残っております。平岡祐太さんとの…とか、岩松了さんの…とか、本宮泰風さんとの…とか、高橋努くんの…とか、若月佑美ちゃんの…とか、田島令子さんの…とか、言いたくて言いたくてしょうがないのですが、偉い方々に止められてるので言いません。
冬のシーンが多い忠臣蔵を、真夏の8月に撮影したこの作品。猛烈なセミの鳴き声がどこまで消えているのか不安ですが、魅力的なスタッフ、キャストの皆さまと作り上げた『家電侍スペシャル』を、ぜひご覧ください!

尾上菊之助(大石内蔵助良雄役)

今回の『家電侍スペシャル』でひとつの軸となるのが、私が演じた大石内蔵助良雄と主人公の兼梨四十郎の友情なのですが、濃密な撮影の中で、滝藤さんとの距離がグッと縮まって、本当の意味で心を通わせることができたと感じております。
2人の掛け合いとさまざまな心の動きにぜひ、注目していただきたいです。
家電は人の生活を楽にしてくれるモノですが、『家電侍』の世界ではただの道具として見るのではなく、四十郎の奥さんに対する愛であったり、四十郎と大石との友情であったり、気持ちを表す愛のある道具として描かれています。これが、この作品の魅力だと思いました。家電の登場によって、忠臣蔵の世界にどんな変化が起きるのか? まさに、お正月にぴったりの家族で楽しんでいただける作品です。

プロデューサー・村崎冬季(BS松竹東急)

『家電侍スペシャル』で忠臣蔵の討ち入りを止める話をやりたい! と聞いたとき、最初によぎったのは予算的にできるのか? でした。忠臣蔵は江戸城内の話だし、松の廊下もあるし、討ち入りで47人も出てくるし、正直、無理だと感じていました。ところが、完成した作品を観ると、そこには重厚感のある忠臣蔵の世界が広がっていました。そこを制作陣の創意工夫と熱意、そして参加してくださった役者さんたちのおかげで、限られた予算の中で、とんでもなく素晴らしい作品にしていただいたこと、感謝してもしきれません。史上最も笑えて、泣ける家電SF忠臣蔵をぜひ、お見逃しなく!!

プロデューサー・濱谷晃一(PROTX)

超変わり種ドラマ『家電侍』を開局最初の連ドラに選んでもらえただけでも奇跡なのに、新春2時間スペシャルでお届けできるなんて、夢のようです。「家電の力で討ち入りを止めろ!」…提案しておきながら、自分でも耳を疑います。果たしてどうなることやら…。
でも、そこに描かれるのは、やはり“愛”であり、“絆”です。子供からお年寄りまでみんなが楽しめて、意外にも(?)見応えのある名作が誕生してしまいました! だまされたと思って、ぜひ、ご覧ください!

STORY

時は1701年3月。そう、忠臣蔵で知られる赤穂事件のきっかけとなる松の廊下での刃傷沙汰が起こる年…。
四十郎(滝藤賢一)はある誤解から投獄されるが、旧友である大石内蔵助良雄(尾上菊之助)のおかげで釈放される。
赤穂藩筆頭家老である大石は、勅使饗応役という藩の大切なお役目のために、主君の浅野内匠頭長矩(平岡祐太)と共に江戸にやってきたのだという。
そんな中、2人目の子を妊娠中の妻・静江(前田亜季)が風邪で寝込んでしまう。四十郎が神社で妻の無事を祈っていると、家電アドバイザーAI のタブレット・カージー(声:MEGUMI)が降臨。早速、最新家電を届けてもらい、静江のピンチを救うことができたのだった。
ところが一方、吉良邸。勅使饗応役のメインイベント饗応の儀(おもてなしの宴)の指南役である吉良上野介義央(岩松了)は怒りに震えていた。赤穂藩からの土産が赤穂の塩のみで、付け届け(賄賂)を拒否されたからだ。強欲な吉良は赤穂藩への嫌がらせを始める。
そんな苦労話を大石から聞いた四十郎にカージーが教えてくれたのは「浅野内匠頭は2週間後に切腹。さらに、大石を含む浅野家47人の家臣が討ち入りの上で切腹」という衝撃の未来。驚いた四十郎は、良雄にその未来を伝えるが、信じてくれない。四十郎は「饗応の儀を家電の力で成功させて、友を救う!」と決意。炊飯器、圧力鍋、冷蔵庫、ロボット掃除機……現代の日本の家電の力を結集して、饗応の儀を成功させ、未来を変えることはできるのか。

番組情報

新春プレミアムドラマ『家電侍スペシャル ストップ!忠臣蔵』
BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)
2023年1月4日(水) 午後9時~11時

出演:滝藤賢一、前田亜季、水石亜飛夢、加賀谷光輝/平岡祐太、高橋努、本宮泰風、若月佑美/岩松了、田島令子、尾上菊之助
声の出演:MEGUMI

脚本:本山久美子、大谷洋介
監督:西古屋竜太
プロデューサー:村崎冬季(BS松竹東急)、濱谷晃一(PROTX)、佐々木梢(PROTX)
製作:BS松竹東急 PROTX

公式Twitter:@BS260_official

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