広瀬アリス「（於愛は）瀬名さんとは違うアプローチで“強い女性”でありたい」『どうする家康』

松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』（NHK総合ほか　毎週日曜　午後8時ほか）で、於愛の方役を演じる広瀬アリスから第23回「瀨名、覚醒」（6月18日）の放送後コメントが到着した。

大河ドラマ第62作は、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を脚本家・古沢良太が新たな視点で描く『どうする家康』。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語だ。

広瀬演じる於愛の方は、読書好きで極度の近眼。そのユーモラスな行動が周囲に癒やしを与える。我慢が続いていた家康の心に明かりを灯す、愛深き姫。実は夫を戦乱で亡くし、幼子を連れて側室となった苦労人だ。

広瀬アリス　コメント

◆瀬名（有村架純）とのシーン

クランクインは瀬名さんとのシーンでした。女子同士の柔らかい会話というか、ほっこりと楽しいシーンで印象に残っています。どっしりと構えられている瀬名さんに対して、子どもっぽくておっちょこちょいな於愛。その対比でそれぞれのキャラクターが際立つ場面だなと思いながら演じました。
瀬名が於愛に家康を託そうと決意する場面でもありましたが、「瀬名と於愛がクスクス笑い合えた時に、お互いに惚れる」というイメージで臨みました。この方だったら任せられる、この方の代わりだったら頑張れると直感的に感じるというか。監督とは「瀬名と於愛がもっと一緒にいられたら、2人はすごく仲良くなれそうなのにね」という話もしたのですが、本当にその通りだなと思います。
今作では、戦国を生きる女性たちが色濃く描かれていますが、芯の通った強い女性が多い印象です。於愛もおっちょこちょいで不安になる面もありますが、殿を支えるという意味でも、今後母になっていく意味でも、瀬名さんとは違うアプローチで“強い女性”でありたいなと思っています。