溝端淳平「義元公の理想をリスクを背負ってでも自分と家康と瀬名でかなえることが価値のあるものと考えたのだと思います」『どうする家康』

ドラマ
2023年06月25日
『どうする家康』©NHK

松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合ほか 毎週日曜 午後8時ほか)で、今川氏真役を演じる溝端淳平からコメントが到着した。

大河ドラマ第62作は、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を脚本家・古沢良太が新たな視点で描く『どうする家康』。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語だ。

溝端演じる今川氏真は今川義元の嫡男。今川家を譲り受けるが、桶狭間の戦いで義元が討ち死にしたことで、その運命が大きく揺らぐ。

溝端淳平 コメント

『どうする家康』©NHK

◆第12回「氏真」ぶりの再登場となりました。本編では描かれていない氏真と糸の時の流れをどのように想像し、第24回の収録に臨まれましたか。

本編では描かれていない間に、糸は純粋無垢で以前にも増してたくましい女性になっていると想像しました。きっと夫婦が信頼し合ってることが土台にあり、ある種これが糸本来の姿だったのかなとも思います。
氏真に関しては、この戦乱の世で自分に何ができるのか、今川家をどう守っていくかを必死に模索している最中で、以前より落ち着き、やっと地に足がついた考え方ができ、この時代を家康たちとは違う角度で見ている印象です。再登場のシーンでは、そうした歳月が雰囲気として表れればと思い臨みました。

◆はかりごとを瀬名から打ち明けられた氏真は、どのように感じたと想像されたのでしょうか。世に知れ渡ればリスクも大きい内容でしたが、氏真が賛同した理由をどのように捉えられましたか。

せりふにもありましたが、それが父(今川義元)の願っていた理想に近かったことが第一であると思います。あとはこれまで紆余曲折ありましたが、幼なじみである瀬名の願いでもあったからではないでしょうか。
義元公の理想を、大きなリスクを背負ってでも自分と家康と瀬名でかなえることが、価値のあるものと氏真は考えたのだと思います。

『どうする家康』©NHK

番組情報

大河ドラマ『どうする家康』
毎週日曜
NHK総合 午後8時~
BSプレミアム/BS4K 午後6時~

WEB

番組公式HP:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/
番組公式Twitter:https://twitter.com/nhk_ieyasu

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