葉山奨之が来栖(成田凌)の因縁の相手役に「いつもとは違ったエネルギーを溜めて挑みました」『転職の魔王様』第5話

ドラマ
2023年08月12日
『転職の魔王様』©カンテレ

成田凌が主演を務める月10ドラマ『転職の魔王様』(カンテレ・フジテレビ系 毎週月曜 午後10時~)より、第5話(8月14日放送)にゲスト出演する葉山奨之のコメントが到着した。

本作は“転職の魔王様”の異名を持つ毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田凌)が、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも働く自信と希望を取り戻させる、心ゆさぶる“転職”爽快エンターテインメント。

8月14日(月)放送の第5話に、20代にして転職を繰り返す求職者で、来栖の過去に関わる因縁の相手・戸松卓郎役で葉山奨之がゲスト出演する。戸松は「仕事は生活のためで、仕事に変な夢とか持っていない」と終始冷めた態度で、転職活動もどこか投げやりな男。

また実は、戸松は来栖と面識があり「シェパードキャリア」で来栖を偶然見かけると「どうして、あんたがここに…」と激しく動揺。戸松は、来栖が杖をつく原因となった悲しい事故の関係者であった。

仕事への向き合い方は人それぞれ。夢や希望、やりがいを求める人もいれば、生活のためにと割り切る人もいる。「あなたの正解はあなたにしか分からない」という来栖の言葉の通り、生き方は自分自信で決めるしかない。しかし今回の求職者・戸松の場合、その自暴自棄な態度はまるで「割り切って生きるしかない」と自分に言い聞かせているようで、そこにはなにやら理由がありそうで…。

“魔王”来栖のサポートなしで戸松と向き合うことになった千晴(小芝風花)は、投げやりな若者をどうアシストしていくのか。また、奮闘する弟子を前に、師匠の来栖は――。来栖の人生を狂わせた事故の全貌が明かされる第5話。第一章完結ともいえるその放送回を前に、葉山からコメントが到着した。

葉山奨之 コメント

◆台本を読んだ際の感想、「転職」についてのイメージなどがあれば教えていただけますか?

第5話はターニングポイントとなる回で、来栖の過去に関わる物語。自分自身、戸松のような何かを背負ったキャラクターは久しぶりで、いつもとは違ったエネルギーを溜めて挑みました。俳優しかしたことがないのですが、“転職”は、人生の新たなステージへ進むもので、ワクワクするようなプラスなイメージがあります。

◆演じられる戸松卓郎は、どういう人物だと捉えていますか? 演じるにあたり注意したことや、注目してほしいポイントなども教えてください。

戸松は本来すごく真面目で仕事熱心なタイプ。正義感がありコミュニケーション力も高く、そこそこ上手く人生を歩んでいたと思います。ある事件がきっかけで心を閉ざしてしまいますが、少しだけ過去パートを描くシーンがあり、その時はキレイな身なりで表情も生き生きしていたと思いますが、現在パートで来栖と会い、気持ちを思い切りぶつけます。過去と現在とに落差をつけることを特に工夫しました。

◆ドラマにちなみ、もし葉山さんが「転職」されるとしたら、どういった職業かなどイメージはありますか?

服が好きなので、俳優でなければ、スタイリストや自分で服を作ったり等、洋服関係の仕事に進んでいるかと思います。

◆真夏での撮影でしたが、撮影中のエピソードを教えてください。

精神的に大変な役でしたが、堀江監督がしっかりと向かい合ってやり取りしてくださり、丁寧に繊細な役に導いていただきました。また衣装合わせの時から、スタイリストさんがこのキャラクターはこういう服装で、こういう素材の服を着てと、役者側に寄り添った提案をしてくださり、イメージがクリアになっていき、そこから戸松を創りあげることができました。要となるシーンは、台本10ページ超えの分量を外で撮り、最初と最後では見た目が変わるくらい日焼けをしたと思います(笑)。

◆第5話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします。

要のシーンは、それまでの戸松が思いをぶつけて変わろうとする瞬間で、そこに向けてエネルギーを溜めて創りあげました。作品自体も前半戦の最終回のような感じだと思います。戸松にも過去がありますが、来栖も千晴もそれぞれ過去と向かい合って、ぶつかって、乗り越えようとしています。視聴者の方にどこか共感できる部分が伝わればうれしいです。

第5話(8月14日放送)あらすじ

もうすぐ“見習いキャリアドバイザー”として試用期間が終わる千晴(小芝風花)は、洋子(石田ゆり子)から戸松卓郎(葉山奨之)という求職者を1人で担当するよう言われる。戸松は28歳の若さにして、すでに3つの会社を退職。来栖(成田凌)のサポートがないことに不安を覚えながらも、千晴は早速面談に臨むが、戸松はどこか投げやりで、度重なる転職が自身のキャリアにとってマイナスになることも自覚していた。
それでも、戸松の退職理由を聞いた千晴は、そこにいちるの望みを見いだそうと必死でフォローするが、当の本人は転職の経験をポジティブな要素として捉えるどころか、「仕事に変な夢とか持ってない」と冷めた様子。困った千晴は思い切って来栖に相談するが、来栖は「手を貸すことはできない」と珍しく感情的な態度を見せ、千晴や広沢(山口紗弥加)を驚かせる。
後日、戸松は千晴が紹介した会社の面接を受ける。しかし、ネガティブな言動と自己肯定感の低さが目立ち、不採用に。千晴は、戸松が自ら成功や幸せから遠ざかろうとしているように感じ、理由を教えてほしいと頼むが、その声は戸松の心に届かない…。するとそこへ来栖が偶然通りかかり、その姿を見た戸松が「どうして、あんたがここにいるんだ」と動揺。実は、2人は顔見知りで、何やらワケありだった!?

番組情報

『転職の魔王様』
カンテレ・フジテレビ系
毎週月曜 午後10時~

出演:成田凌、小芝風花
山口紗弥加、藤原大祐、おいでやす小田、前田公輝、井上翔太、井本彩花
石田ゆり子

原作:「転職の魔王様」「転職の魔王様2.0」額賀澪 (PHP研究所)
脚本:泉澤陽子(ドラマ『リコカツ』『鹿楓堂よついろ日和』『IQ246~華麗なる事件簿~』)
小峯裕之(ドラマ『ドクターホワイト』『連続ドラマW ギバーテイカー』 )
主題歌:milet「Living My Life」(SME Records)
オープニング曲:LIL LEAGUE from EXILE TRIBE「Monster」(rhythm zone)
音楽:横山克、橋口佳奈
プロデューサー:萩原崇、石田麻衣、櫻田惇平
監督:堀江貴大(ドラマ『花嫁未満エスケープ』、映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」 )
丸谷俊平(ドラマ『俺の話は長い』 『ハコヅメ~たたかう交番女子!~』)
保坂昭一(ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』『監察医 朝顔』)
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ

©カンテレ