清水くるみ「歌劇の衣装やメイクは初めて。憧れて夢見ていた世界だったので楽しかったです」『ブギウギ』

ドラマ
2023年10月23日
『ブギウギ』©NHK

趣里がヒロインを務める連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合 毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか)より、リリー白川役の清水くるみからコメントが到着した。

連続テレビ小説第109作『ブギウギ』は、戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとしたヒロイン・鈴子(趣里)を主人公に、足立紳が描くオリジナル作品。ブギウギは陽気で踊り出したくなるような音楽リズムの一種で、“ブギウギのように多くの人を明るく元気にしたい”という思いが込められている。

清水演じるリリー白川は、鈴子とUSK同期入団の娘役で、仲良し同期3人組の1人。実家が裕福でバレエを習っていたこともあり、鈴子たちより少し実力がある。楽天家で器用さもあり、うまく立ち回ることもできる才女だ。

清水くるみ コメント

『ブギウギ』清水くるみ©NHK

◆『ブギウギ』に出演が決まったときのお気持ちは?

『てるてる家族』(2003年)を見たのがきっかけで女優を目指したので、朝ドラは自分の中ですごく大きな存在です。大学の卒論で朝ドラ研究をしたほどです。15年間芸能活動をやってきて初の朝ドラ出演で、いままでいつかは出演したいとずっと思っていたので、『ブギウギ』に出演できることになって本当にうれしくて泣きました。

◆ご自身の役柄についての印象を教えてください。

ぶりっ子な役なのかなと思っていたのですが、台本を読んでみると“女子に嫌われない女子”という印象です。憎めない感じになったらいいなと思いながら演じています。女性と男性の前ではキャラクターを変えているんですけど、女性には結構ズケズケものを言うからずっと猫をかぶっているわけじゃないんです。「グループに1人、こういう人もいるよね」というような人物です。
梅丸少女歌劇団(USK)のメンバーは、それぞれ演者の性格が役にぴったりだねってよくみんなで話しています。ただ、私自身は名古屋出身なのでリリーのコテコテの大阪ことばには苦戦しました。よく話すキャラクターなのでアドリブも言いたいのですが、大阪ことばなので言えないことも多くあり、普段から大阪ことばを話したり、関西の子と会って話をしながら直してもらったりと工夫しています。

◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?

撮影現場はとても楽しいです。撮影期間が空いたときは、みんなに会いたくて仕方ありませんでした。みんなでご飯を食べに行ったり、一緒にダンスの練習をしたりしてとても仲良くなりました。
ダンスの練習は大変で足がパンパンになりましたが、大変だったことより楽しかった本番が印象に残っています。歌劇の衣装やメイクは初めてで、憧れて夢見ていた世界だったので楽しかったです。

◆放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

登場人物のキャラクターがはっきりしていて、それをみんなが分かりやすく演じ分けているので、多くのキャラクターが出てくるUSKパートは全シーンが面白いです。リリーとしては洋食屋のシーンが一番自分のキャラを出せるところだなと思っています。
『ブギウギ』は脚本がとても面白く、趣里ちゃんがヒロインにぴったり! 重たいシーンもスズ子のキャラクターで重たくならないのがすごいんです。歌とダンスが融合しているドラマは珍しいし、たくましく、強く生きていくヒロイン・スズ子にパワーをもらってください。

『ブギウギ』©NHK

番組情報

連続テレビ小説『ブギウギ』
NHK総合ほか
毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか

番組公式HP:https://nhk.jp/boogie

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