後藤久美子×武井咲、波瑠×木村佳乃で贈る「松本清張ドラマスペシャル」二夜連続放送決定

ドラマ
2023年11月06日
©テレビ朝日

「松本清張 二夜連続ドラマスペシャル」として、後藤久美子×武井咲のW主演で送る『顔』、主演・波瑠、木村佳乃の共演による『ガラスの城』(テレビ朝日系 午後9時~午後11時5分)が、1月3日(水)・4日(木)に放送されることが発表された。

きたる2024年新春、テレビ朝日で心華やぐ豪華女優陣の競演が実現。先だって解禁された2本の松本清張ドラマスペシャル、後藤久美子×武井咲のW主演作品『顔』と、主演・波瑠×木村佳乃のタッグで贈る『ガラスの城』が、二夜連続で全国放送されることが決定した。

第一夜の1月3日(水)に放送される『顔』では、原作の短編小説を大胆に現代版へとアップデートし、殺人を犯した覆面アーティストと、殺人犯を目撃した弁護士による、追いつ追われつのサスペンスを展開。また、第二夜の1月4日(木)に放送される『ガラスの城』では、一流企業にはびこるさまざまな欲望と犯罪の構図を鮮烈に描いた社会派ミステリーに、令和ならではの企業体制や捜査方法、登場人物を加え、胸を貫く新たな刺激と見応えに満ちたドラマを再構築する。

豪華女優陣の華麗なる競演によって、新たな形で現代によみがえる松本清張作品。この『松本清張 二夜連続ドラマスペシャル』をテレビ朝日開局65周年記念番組として放送することも決定。2月1日に開局65周年を迎えるテレビ朝日が、新時代のエンターテインメントを見据えて放つ渾身の意欲作に期待が高まる。

第一夜『顔』では、後藤と武井という奇跡のW主演が実現。実に30年ぶりとなる地上波ドラマ復帰を果たす後藤、そして自身の代表作とも言える『黒革の手帖』以来の清張作品出演となる武井が初共演にしてW主演に挑む。

当代きっての美しき女優2人を迎え、これまで幾度となく実写化されてきた不朽の名作『顔』を人気脚本家・浅野妙子の手で現代版へと大胆にアップデート。殺人を犯した覆面アーティストと殺人犯を目撃した弁護士による、追いつ追われつのサスペンスが展開する。

武井が演じるのは、音楽界を席巻する覆面アーティスト・井野聖良。美しい顔と歌声を持ちながら、聖良が「顔を出さないこと」を条件にアーティスト活動をするのには“ある理由”があった。それは、彼女が「殺人犯」だったから。

いっぽう、殺人を犯した現場から立ち去る聖良を唯一目撃していた人物が、後藤演じる石岡弓子。人権派の弁護士で、ある出来事をきっかけに聖良と再会することに。殺人を犯した聖良と、弁護士である弓子が再び出会うとき、物語は激しく転がり始め…。

二転三転していくスリリングな展開と、女同士の極上のバトルという、令和の今に相応しい、今だからこそ描けるテーマと人物設定で、誰もが知る名作が老若男女楽しめる至高のエンターテインメントドラマへと昇華する。

そして、第二夜『ガラスの城』には清張作品への出演は今回が初となる主演の波瑠、そして過去にも3本の清張作品に出演して類まれなる存在感を放った木村という、連続テレビ小説『あさが来た』以来約8年ぶりの競演となる実力派トップ女優2人が出演。人気脚本家・大森美香の鮮やかな筆致によって令和版に生まれ変わった傑作社会派ミステリーを繊細かつ大胆にドラマ化し、清張の世界にかつてない新風を吹き込む。

本作の舞台となるのは、都心に颯爽とそびえ立つガラス張りの高層ビルに拠点を構える大手商社。選りすぐりのエリートが集い、まさに壮麗なガラスの城ともいうべき華やかさを放つ同社だが、その実態は出世欲、名誉欲、支配欲、愛欲、承認欲求、自己顕示欲といった“複雑に絡み合った”欲望が渦巻く迷宮だった。

エリート社員たちが風情あふれる修善寺で社員旅行に興じる中で起こった、部長が何者かに殺されるという不穏極まりない社内殺人事件。一見対照的な社員である地味な一般職・的場郁子(波瑠)と出世頭のバリキャリ課長・三上田鶴子(木村)は、それぞれ事件の真相を追い求め、独自捜査に乗り出す。

ところがこの事件、あろうことか社内の誰もが怪しい、どこまでも闇深き事件で…。次々とあぶり出されていく社内に巣食う猛烈な欲望の数々、的場と三上のとんでもない秘密、図らずも誘発されていく新たなる震撼の事件。やがて的場も警察にマークされるなど、ひと筋縄ではいかない謎と欲望が渦巻く中、白日のもとに晒される驚がくの真相とは一体…。

決して他人事ではない、どこかで自分の仕事場の人間模様にも通じる欲望の数々が、清張作品らしく複雑に絡み合う無双のミステリーに注目だ。

番組情報

テレビ朝日開局65周年記念
松本清張 二夜連続ドラマスペシャル

第一夜 『顔』
2024年1月3日(水)午後9時~11時5分

第二夜 『ガラスの城』
2024年1月4日(木)午後9時~11時5分