木村文乃×Snow Manラウールで高校教師とホストのラブストーリー『愛の、がっこう。』7月スタート 脚本は井上由美子、演出は西谷弘

ドラマ
22時間前
『愛の、がっこう。』
『愛の、がっこう。』

木村文乃が主演を務め、Snow Manのラウールが共演する木曜劇場『愛の、がっこう。』(フジテレビ系 毎週木曜 午後10時~10時54分)が7月からスタートすることが決定した。木村は本作がフジ連ドラ初出演、ラウールとは初共演となる。

本作は、すれ違うことすらないはずの2人が出会い、大きな隔たりを越えて惹かれ合うラブストーリー。堅い家庭で育った真面目すぎる高校教師・小川愛実が、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲルに言葉や社会を教える秘密の“個人授業”を続ける中で次第に距離を縮めていくも、さまざまな批判や非難、憎しみ、嫉妬が容赦なく2人を襲い…。

“タイパ”“コスパ”が求められ、“タイパ・コスパも悪く面倒”な恋愛は少し遠ざけたいと感じる人もいる現代。そんな時代だからこそ、現代にアップデートした新たな純愛ドラマを届けるべく、社会現象を巻き起こしたドラマ『白い巨塔』『昼顔』などを手がけた脚本・井上由美子×演出・西谷弘が再びタッグを組む。

フジ系連ドラ初主演となる木村が演じるのは、私立ピエタス女学院高等学校葵組の担任で現国教師の小川愛実。ホストクラブなどは縁遠いほど古い価値観を持つ家庭に育ち、親の言うとおりに過ごしてきた。父親に勧められ母校の教師になるなど、何かと両親の言いなりで生きてきた。慎重な性格で真っすぐ過ぎるが故に、過去に一度、大きな過ちを犯したことがある。

恋愛面においては奥手で、あまり深い付き合いをしてこなかった。現在は、父親の紹介で出会った男性と交際しており彼からプロポーズをされている。しかし、彼の発言に引っかかる節があり、先の未来を考えるのに少し不安がよぎっているが、父親からは「結婚を決めたのならぐずぐずするのはよくない」と言われてしまい、さらに頭を抱えてしまう。

そして、勤務する高校では理不尽な保護者もいる上、授業では生徒たちには見向きもされず学級崩壊の危機が迫っていた。“こんなところから逃げ出したい”と嘆く日々の中、愛実の元に「生徒が悪徳なホストにだまされた」という信じられない連絡が入り、世界が一変する。

ラウールが演じるのは、ホストクラブ「THE JOKER」に勤務するホスト・カヲル。年の離れた小さな弟がいる。家庭環境が整わない生活を送り学業がおろそかになっており、義務教育も大して受けられなかった。母親からの愛情もあまり受けていない。そのため、漢字の読み書きを始め勉強が苦手。

客への連絡は電話ばかりだが、人なつっこい笑顔とトークスキルを武器にのし上がり、「THE JOKER」のNo.7まで上ってきた。No.1ホストのつばさに横やりを入れられながらも女性を相手に日々必死に生きている。

ある日、愛実の生徒が高校生ではないと偽りカヲルの元へ通っていたことが発覚。それもカヲルの客だった。教師として生徒を連れ戻すために店に駆け込んできた愛実と出会う。さらに、女子生徒ともう二度と連絡をしないことを約束する念書を書いてほしいと言われるが、そこでこれまで誰にも言わずに秘密にしていた問題が愛実に知られてしまう。

ラウールは本作でゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初出演、ならびにフジテレビ系連続ドラマ初出演を果たす。また、初のホスト役にチャレンジ。現役ホストの指導の下、ホスト役のキャストたちと何度もリハーサルなどを重ね、撮影に臨んでいる。

さらに、初共演となる木村とラウールの役ビジュアルも初解禁。昼の学校にいる愛実、夜のネオン街にいるカヲル。それぞれの場所で孤独を感じる2人。すれ違うことすらないはずの真逆の世界を生きるはどのように出会い、どのように愛を学んでいくのか。

完全オリジナルストーリーで描く本作の脚本は、ドラマ『白い巨塔』(2003年10月期/フジテレビ系)や『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(2014年7月期/フジテレビ系)、『緊急取調室』シリーズ(2014年~2022年/テレビ朝日系)など、数々の話題作を手がけてきた井上由美子。人間描写の名手が、テレビドラマとしては2014年の『昼顔』以来のラブストーリーを手がける。

メガホンをとるのはドラマ『白い巨塔』『昼顔』シリーズ、『シャーロック アントールドストーリーズ』シリーズ(ドラマ:2019年10月期/フジテレビ系、映画:2022年『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』)で井上と共に作品を作り上げてきた西谷弘。

近年はドラマ『あなたがしてくれなくても』(2023年4月期/フジテレビ系)、ドラマ『嘘解きレトリック』(2024年10月期/フジテレビ系)などを手がけた西谷が、こだわりを詰め込んで丁寧に演出していく。

そしてプロデューサーはドラマ『ナンバMG5』(2022年4月期/フジテレビ系)やドラマ『ブルーモーメント』(2024年4月期/フジテレビ系)を手がけた栗原彩乃が務める。

木村文乃 コメント

◆フジテレビ系連続ドラマ初主演となります。本作への出演が決まった時の率直な思いについて、いかがでしょうか?

井上由美子さんのオリジナル作品に関わることができる喜びと同時に底知れぬ緊張感もありましたが、私のキャリアの中でも恋愛ものというのは珍しいので、このタイミングでお話を頂けたことにご縁を感じ二つ返事でやります、でした。

◆台本をお読みになった感想、演じる愛実の印象は?

危なっかしい人だなあと思いました(笑)。私は愛実ほど物事を真に受けないことと、周りに参考になる人もいなくて役作りはとても悩みました。西谷(弘)監督に悩んでいることを打ち明けたとき“サイモン&ガーファンクルのスカボロフェアが流れるようなイメージかな”とおっしゃっていたことが印象的で、何かに迷ったときに思い出すようにしています。リハーサルを重ね撮影が始まると、自分ひとりではなくスタッフの皆さん、キャストの皆さんから得られるヒントが沢山あり、一緒に作り上げていく楽しさを日々感じています。冒頭から危なっかしさが満載ですが、“西谷マジック”にかかるとどこかクスッともなれるので、西谷監督ならではの演出も楽しんでいただけたらと思います。

◆初共演となるラウールさんの印象は?

素晴らしいダンススキルなどセンスにたけていて器用な方というイメージでしたが、先日愛実とカヲル、2人だけのシーンを初めて撮影した時に、とても努力家なんだろうなと感じる瞬間があって。10分以上の長回しで撮影したのですが、アドリブを次々に出してくださって、そのひとつひとつにとても心がこもっているんです。ラウールさんが投げてくださる球を壊さないように、と、私も豊かな心で撮影に臨むことができました。ふたりのこれからが見える重要なシーンだったので、想像を膨らませながらお芝居のキャッチボールができて楽しかったです。

◆視聴者へのメッセージ

誰もが抱えているであろう、他人に知られたくない失敗や傷ついた瞬間を全部さらけ出して、自分がいちばんほしかったものを求める姿が描かれていく作品だと思います。木曜よる10時、お疲れを感じている方も多いかもしれません。そんな中でこのドラマを見てくださる方の心の琴線に触れ、明日への活力になれるような作品にしたいです。ぜひご覧いただけたらうれしいです。

ラウール(Snow Man)コメント

◆本作への出演が決まった時の率直な思いについて、いかがでしょうか?

この作品を手がける脚本の井上(由美子)さんや監督の西谷さんは、おふたりとも僕が夢中で見てきた大好きな作品を手がけてこられた方々なので、オファーをいただけてとてもうれしかったですし、ホストの役とお話をいただいて、自分がホストになる想像がつかなかったので面白そうだなと思いました。

◆台本をお読みになった感想、演じるカヲルの印象は?

とても面白かったです。木村さんが演じる愛実さんも、僕が演じるカヲルもキャラクター性が面白くて。完璧ではないリアルな人物像が絶妙なバランスで描かれています。文字だけでこんなにワクワクするなんて!とびっくりしました。カヲルは育ちの悪いホストで野心を持っているけど、実はピュアさを秘めた人です。西谷監督と初めてご一緒するのですが、お芝居のヒントをたくさんいただいて、僕の中でのお芝居への向き合い方が変わってきています。クランクイン前から西谷監督に何度もお稽古をしていただいたり、ディスカッションさせていただいたりして、今、全幅の信頼を寄せて撮影に臨んでいます。今後、自分がどうなっていくのか、僕自身も楽しみです。

◆初共演となる木村文乃さんの印象は?

今までたくさんの作品に出られてきた素晴らしい演技をされる方なのに、とても謙虚な方で、年下の僕に対してもいつも温かく接してくださり、早くもリスペクトさせていただいています!また空気感も落ち着いていらっしゃって、現場にいい意味での静けさと落ち着きと温かさがあります。

◆視聴者へのメッセージ

立場や年齢、生きてきた環境、価値観の異なる愛実とカヲルが心を通わせていく物語です。近づけば近づくほど、反発したり心が苦しくなったりすることも…。僕は視聴者として2人の関係性が進んでいくことを応援しながら見るタイプですが、 “いや無理でしょ!?”“やめておきなよ”と思いながら見るのもいいですし、それぞれの楽しみ方で見ていただけたらと思います。放送後に、2人の恋愛に肯定派か、否定派か、で盛り上がっていただけるのでは!? ぜひ、放送を楽しみにしてもらえたらうれしいです!

プロデュース・栗原彩乃(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

“高校教師とホストのラブストーリーを考えている”と井上さんから初めて伺った時、禁断?ドロドロ?…いろいろな言葉が浮かびましたが、脚本を読ませていただくと、本作はどこまでも切なく澄んだ不器用な愛の物語だと感じました。経済や学歴、あらゆる格差が広がり、もはや分断ともいえるような社会の中で、互いの間にある高い壁を乗り越えてゆく2人の愛と勇気を描きます。
木村文乃さんが演じてくださる主人公・愛実は、真面目が故に生きることが下手くそな高校教師です。いつも張りつめたようにシャンと伸びた木村さんの背筋から、“正しくあらねば”と思う愛実の息苦しさがひしひしと伝わってきます。
一方、ラウールさん演じてくださるカヲルは、夜の世界を自由気ままに泳いできたホスト。時折ふと見せる憂いの表情から、愛に恵まれなかった過去が垣間見え胸をつかまれます。
全く違う世界を生きる愛実とカヲルですが、同じように孤独を抱えていることを知り、惹かれ合っていく…その少しずつ少しずつ愛が育っていく様を、異なる魅力を放つ木村さんとラウールさんが、かわいらしく丁寧に表現してくれています。誰かを愛することは、どうしてこんなにも難しく苦しく幸せなのだろうと、2人を見て感じる毎日です。早く視聴者の皆さんとこの気持ちを分かち合いたい!井上さん、西谷監督をはじめとする精鋭スタッフ陣、そして木村さん、ラウールさんほか豪華キャスト陣がチーム一丸となって物語の海を泳いでいます。7月の放送にぜひご期待ください!

番組情報

木曜劇場『愛の、がっこう。』
フジテレビ系
2025年7月スタート
毎週木曜 午後10時~10時54分

<出演者>
木村文乃、ラウール(Snow Man)ほか

<スタッフ>
脚本:井上由美子(『白い巨塔』『昼顔』シリーズ、『緊急取調室』シリーズほか)
音楽:菅野祐悟
演出:西谷弘(『白い巨塔』『昼顔』シリーズ、『あなたがしてくれなくても』ほか)
プロデュース:栗原彩乃(『PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024』『ナンバMG5』『ブルーモーメント』ほか)
制作著作:フジテレビ

©フジテレビ

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