

福原遥が主演を務め、林遣都が共演する月9ドラマ『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系 7月スタート 毎週月曜 午後9時~9時54分)に、柳葉敏郎、勝村政信の出演が決定した。
本作は、児童相談所を舞台に、そこで働く個性的な面々たちがこどもたちの純粋な思いに胸を打たれ、その親までも救っていく姿を温かく描く完全オリジナルストーリーのハートフルヒューマンドラマ。
主演の福原遥が神奈川県警所轄警察署強行犯係の刑事から児童相談所へ出向することになる夏井翼、林遣都が翼の指導係となるベテラン児童福祉司の蔵田総介を演じる。
このたび、新たに柳葉敏郎、勝村政信の出演が決定。柳葉が演じるのは、一時保護所で課長兼保育士をしている南野丞。かつては別の児童相談所の所長を務めており、定年を迎え引退したが保育士として現場に戻った。こどもたちや職員の面々からは「じょーさん」と呼ばれ慕われていて、新しく児童相談所へきた翼はもちろん、さまざまな過去や事情がある職員たちのことを温かく見守っている。
柳葉がフジテレビの連続ドラマに出演するのは、主演を務めた『あすなろ三三七拍子』(2014年7月期)以来11年ぶりとなり、月9への登場は『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2nd Season』(2010年1月期)以来、約15年半ぶりとなる。
勝村が演じるのは、児童相談所の所長である桜木里治郎。予算管理や市議会での答弁対応などの事務職一筋で所長に就任した。こどもたちや現場の職員から愛されたいという承認欲求がありながら、お金のかかるお願いをされると何かと理由をつけて逃げ回る。周囲とあつれきを生むのが嫌いで、何事も穏便に済ませたいと考えている。行き過ぎた行動で何かと問題を起こしがちな蜂村太一(風間俊介)のチームには手を焼いている。そして、南野とは何か因縁があるようで…。勝村の月9出演は『元彼の遺言状』(2022年4月期)以来、約3年ぶりとなる。
柳葉敏郎 コメント
◆本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
今回のドラマが僕にとって久しぶりのオリジナル作品ということで、若い頃に出演していた月9作品のことをふと思い出しました。物作りにおいて、オリジナル作品の楽しみ方をまた経験できるのかと思うとワクワクしています。
◆台本を読んだ感想、ご自身が演じられる役の印象はいかがですか?
南野は基本的には昭和の人間なので、昭和で培ってきた人の愛情というものを、こどもたちや親はもちろん、児童相談所のメンバーたちにも共有できたらいいなと思います。どういうコミュニケーションが取れるかも自分の中では楽しみにしています。
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
社会の問題にも取り組んでいる内容になっています。僕自身、月9への出演が約15年半ぶりということもあり、その頃を知っている方々にも楽しんでいただきたいと思っています。ドラマというのは人と人のつながりをどれだけすてきに見せられるかだと思っているので、今回はこどもたちも多いですから、世代の異なる登場人物たちの人間関係も楽しんでもらえたらと思います。
勝村政信 コメント
◆本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
このお話をいただいたときに、児童相談所という場所で何が行われているのかを詳しくは知らなかったので、いろいろと調べさせていただきました。そして、こういう世界があるのだなという驚きがありました。
◆台本を読んだ感想、ご自身が演じられる役の印象はいかがですか?
それぞれがいろいろなものを抱えている中で、台本は明るく描かれていたので、これは演じるのが楽しみだなと思いました。桜木という役は、こどもたちのことをしっかりと考えているのですが、ちょっと出たがりなところがあって(笑)。あとは予算なども考えている現実的な人だなと思いました。いろんな意味で愛されていくキャラクターになったらいいなと思っています。
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
とてもヘビーなテーマを扱っていますが、明るく楽しく描かれていきますので、その差異がとても楽しめるドラマになっていくと思います。僕も楽しみです。
『明日はもっと、いい日になる』あらすじ
海沿いの街の所轄の刑事である夏井翼(福原遥)は、ある日突然、児童相談所への出向を命じられる。刑事の仕事への未練がありながら児童相談所へ出向してきた翼が向き合う相手は、凶悪犯から小さなこどもに…。
児童相談所はとにかく電話が鳴りやまない。次から次へと押し寄せてくるクライアントからの相談に目が回りそうになるほど。中には、日頃のストレスのはけ口にいたずら電話をかけてくる人もいる。
刑事の頃は、仕事の多くが事件の起きた“後”に始まっていたが、児童相談所は“その手前”の仕事。事件に発展する前に、SOSをうまく伝えられないこどもたちの異変にいち早く気付き、助け出さなければならない。また、事案を解決したらそれで終わりではなく、その後も続いていくこどもの未来のために心のケアをし、こどもたちの“翼”のような存在となり、羽ばたいていくための一助になっていく。
刑事の立場を失い、児童相談所で働く意思はゼロの翼が、さまざまなこどもたちとその親と向き合い、ともに成長していく姿をハートフルにつづっていく。
番組情報
『明日はもっと、いい日になる』
フジテレビ系
2025年7月スタート
毎週(月)午後9時~9時54分
<キャスト>
福原遥、林遣都、生田絵梨花、勝村政信、風間俊介、柳葉敏郎 ほか
<スタッフ>
脚本:谷碧仁(劇団時間制作)(『キャスター』など)ほか
プロデュース:宮﨑暖(『イップス』『元彼の遺言状』など)
制作プロデュース:熊谷理恵(『ミステリと言う勿れ』『トレース~科捜研の男~』など)、三浦和佳奈(『好きなオトコと別れたい』『毒恋~毒も過ぎれば恋となる~』など)
演出:相沢秀幸(『うちの弁護士は手がかかる』『グッド・ドクター』など)、下畠優太(『ブルーモーメント』『うちの弁護士は手がかかる』など)、保坂昭一(『君が心をくれたから』『親愛なる僕へ殺意をこめて』など)
制作協力:大映テレビ
制作著作:フジテレビ
©フジテレビ