磯村勇斗主演『僕達はまだその星の校則を知らない』キービジュアル解禁 アートディレクター・清川あさみが作品に込めた想いとは

ドラマ
5時間前
『僕達はまだその星の校則を知らない』
『僕達はまだその星の校則を知らない』

磯村勇斗が主演を務める『僕達はまだその星の校則を知らない』(カンテレ・フジテレビ系 7月14日(月)スタート 毎週月曜 午後10時)のキービジュアルと60秒PR映像が解禁された。

本作は、独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公が、少子化による共学化で揺れる私立高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣されることになり、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に、必死に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。

民放連続ドラマ初主演となる磯村勇斗が主人公のスクールロイヤー・白鳥健治、堀田真由が元・男子校の教師で主人公にとっての良き理解者となるヒロイン・幸田珠々、そして約9年ぶりの民放連続ドラマ出演となる稲垣吾郎が2人が勤務する私立高校の理事長・尾碕美佐雄を演じる。

解禁されたキービジュアルとドラマ本編のオープニング映像も手掛けたのは、兵庫県出身のアーティスト・清川あさみ。写真に刺繍を施すという独自の表現で知られる彼女が、制作秘話と作品に込めた想いを語った。

清川は、オファーを受けた際の感想を「最初にお話をいただいたとき、“見えないルールの中で生きようとする人々”が、とても今の時代的で、すごくひきつけられる魅力的なテーマと感じました。タイトルの『僕達はまだその星の校則を知らない』という言葉にも強くひかれて、『星』と『校則』が結びつくことで生まれる違和感と詩的な響きが、まるで異星に降り立ったような感覚になり、現実と幻想、ルールと自由のあいだで揺れるような、そんな世界を視覚化したいと思いました」と明かした。

また、主要キャスト3人の印象について、磯村勇斗に対しては「内側に深い感受性を秘めている方。静けさの中に爆発的なエネルギーを感じて、今回の“心で物事を感じとる”主人公像にとてもリンクして、ピッタリ」と、役柄との親和性を高く評価。堀田に対しては「いつも柔らかい透明感がありながらもどこか芯の強さを感じる素晴らしい女優さんです。彼女が演じることで、この物語に“信じること”の温度が宿ったように思います」と、物語に深みを与える存在であると絶賛。そして、稲垣については「ご本人も常に現実と幻想の間を自在に行き来できるような存在感。役柄にも近い、少し超越したような雰囲気があり、この物語のもう一つの軸になりそうで楽しみです」と、その独特の存在感がドラマに与える影響に期待を寄せた。

清川の作品は、写真に刺繍を施すという独特な手法で知られ、代表作として「美女採集」「TOKYO MONSTER」などのシリーズ、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』、アンデルセンの『人魚姫』などの絵本があり、個展や世界各地のグループ展やフェアに精力的に参加している。今回のキービジュアルも清川らしい手法を生かして制作された。制作する上で、特にこだわった点や“仕掛け”について「オープニング映像やキービジュアルでは、“見えないものを視覚化する”ことに挑戦しています。例えばキービジュアルでは、夜空に糸やビーズを写真に重ね、まるで感情や記憶、希望がにじみ出るようなきらめく質感を加えました。また、空には『見えないルールの糸』が張り巡らされています。これに気づくかどうかは観る人次第ですが、そこに“自由と不自由”というこの作品の根底にあるテーマを込めました」と、細部にまでメッセージが込められていることを明かした。

最後に「このキービジュアルの星空に込めたのは、“規則の怖さ”と、それでも生まれてくる“希望”です。人は知らず知らずのうちに“見えない校則”に縛られ、それに適応しようとする。でも、その中で本当に守るべきもの、自分の心にしか聞こえないルールに気づけたとき、初めて人は“自分の星”で生きていけるのかもしれません。そんなメッセージが、映像やビジュアルのどこかににじんでくれたらうれしいです」と、作品に込めた思いを語った。

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