渡瀬恒彦&V6井ノ原快彦『9係』に竹中直人が法医学の権威役で出演

ドラマ
2017年02月19日

『警視庁捜査一課9係』 渡瀬恒彦やV6の井ノ原快彦が出演するテレビ朝日系ドラマ『警視庁捜査一課9係』のシーズン12(4月スタート(水)後9・00)が放送されることが分かった。

“昼行灯”と揶揄されているが実はキレものの倫太郎(渡瀬)の下、直樹(井ノ原)ら個性豊かな刑事たちが難事件を解決する姿を描いた人気シリーズ。渡瀬や井ノ原のほか、羽田美智子、中越典子、吹越満、田口浩正、津田寛治、原沙知絵というおなじみの面々ももちろん健在だ。

 シーズン12では新たにセミレギュラーとして、竹中直人が出演。竹中は倫太郎と過去に因縁を持つ世界的な法医学者で、監察医の真澄(原)の恩師でもある黛優之介を演じる。

 竹中との共演に、渡瀬は「竹中さんとは…会いたくないですよ(笑)。それは冗談ですが、これまで2、3回共演したことがあります。彼は彼ならではのお芝居をする方なので、今回も共演がとても楽しみです」、井ノ原は「竹中さんが加わってくださいますが、渡瀬さんとの化学反応が面白いだろうなと思います。僕と係長(渡瀬)は真澄さんのところに行くことが多いので、そこでどんな絡みがあるのか楽しみにしています」とそれぞれコメント。一方の竹中は、「渡瀬恒彦さんと本当に久しぶりにご一緒できること、とても楽しみであると同時に緊張感に震えています。現場で9係の方々の足を引っ張らないよう頑張りたいと思っています」と意気込んでいる。

 ほかに、中村俊介がシーズン2で演じた直樹の恋敵(?)の園田役で、セミレギュラーとして加わる。

<渡瀬恒彦 コメント> 
 倫太郎の役作りといっても、作っていない部分もありますから(笑)。自然と役には入っていけますね。12年目を迎える『9係』は僕にとって、「やらせてください、やりたいんです!」と言いたい作品。そういう存在です。
 娘役の中越(典子)さんの妊娠を聞いて、改めて僕は親は娘に対して何も出来ない存在だな、と思いましたね。娘が“こうしたい”と言うと、ああ、そうかなと。やめなさい、と言える人は少ないと思うんです。最終的に決めるのは本人、その本人が幸せになるのがベストだと。そんな気持ちになりました。
 今回のみどころは竹中(直人)さんが入ったり、中村(俊介)さんが出演することでイノッチと中越さんの関係がどうなるのか、というところでしょうか。竹中さんとは…会いたくないですよ(笑)。それは冗談ですが、これまで2、3回共演したことがあります。彼は彼ならではのお芝居をする方なので、今回も共演がとても楽しみです。
『9係』は野際(陽子)さん、里見(浩太朗)さん、伊東(四朗)さんといったベテランの方が出演することをとても楽しみにしてくださる。それが僕にとってもうれしいですね。

<井ノ原快彦 コメント>
 例えば、吹越(満)さんと田口(浩正)さんは、こんな芝居をしたからそのつもりで後を続けて、と電話でバトンを渡してくれる。そんな時に12年のチームワークを感じます。
でも、渡瀬さんの「もう1回やってみようよ」という言葉で、みんなで芝居を作っていくという作業は最初からありました。他の現場ではあまりないことかなと思うんですが、それも座長の渡瀬さんが仕切ってやってくれた、というところが大きいと思います。
 今回は竹中(直人)さんが加わってくださいますが、渡瀬さんとの化学反応が面白いだろうなと思います。僕と係長は真澄(原沙知絵)さんのところに行くことが多いので、そこでどんな絡みがあるのか楽しみにしています。
 僕にとって『9係』の現場は、当たり前のように来るところ。キャストの皆さんとは会っていない時期もありますが、その間も皆さんのことを考えたりもするので、ずっと会っている感じがするんです。だから僕の場合、『9係』=生活みたいになっているのかな、と思っています。
 中村(俊介)さんはシーズン2で直樹が勝手に恋敵と思い込んでいたみたいで…。だから、今回も「なんだよ、アイツ!」とヤキモチを焼くような存在になると面白いですね。

<羽田美智子 コメント>
 12年目ですが、毎年気持ちを新たにせざるを得ない現場です。キャストの皆さんが会っていない時期にいろいろな経験をされて、新しいチャレンジをされるので、ウカウカしていると自分だけ取り残されるみたいな気持ちになるので(笑)。常に“自分に何が出来るか”と考えることが必要になるので、とても刺激的でもありますね。
 みなさん、芝居人、演劇人なので、面白くなければ意味がないという思いが根底にある。なので、どうしたら面白くなるだろうと考えることで忙しくなります。このシーンはもう少し膨らませられるかな、とか、そういうことをずっと考えなければならない生活がまたやってくる、という感じです(笑)。
 シーズン6が終わった時に「小学生なら卒業だね」と話していたことを覚えています。それが12年になると高校まで卒業したことになる。そんなすごい時期をみなさんと一緒に過ごさせていただいているんだと改めて思います。子供にとって、その12年はとても重要な時期。だから私にとって『9係』は人生の支え、支柱になっていると思います。
 相談できる人がいて、返ってくる答えがあって納得する。そんな信頼関係は築こうと思っても築けるものではないと思います。でも、『9係』では気がついたらそこに“信頼”がありました。私にとってはすごい家族のようでもあり、偉大な存在です。

<竹中直人 コメント>
 このような大人気ドラマにまさか自分が参加させて頂くとは思いもしませんでした。最初にお話しを頂いた時、「え?!僕なんかで本当に良いのだろうか?!」とびっくりしました。出演する方々の中には何度か共演させて頂いた方もいらっしゃいます。現場でお会い出来るが楽しみです。そして渡瀬恒彦さんと本当に久しぶりにご一緒出来ること、とても楽しみであると同時に緊張感に震えています。現場で9係の方々の足を引っ張らないよう頑張りたいと思っています。どうかよろしくお願い致します。

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