“パンバス恋バナ”で女子会大盛り上がり!深川麻衣が主演映画の楽しみ方を解説

映画
2018年02月16日

159131_01_R 元乃木坂46の深川麻衣が映画初出演にして初主演を務め、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして活動する山下健二郎と共演する映画「パンとバスと2度目のハツコイ」の2月17日(土)全国公開に先駆け、パンバス女子会“もやキュン”トークイベントを開催。本作を鑑賞したばかりの総勢30名の女子学生たちの前に、深川が登場した。

 個性的でありながら共感を生むキャラクター描写と独特の空気感を持つ映像で表現された本作は、恋愛映画の旗手として注目を集める今泉力哉が描く完全オリジナルストーリー。独自の結婚感を持った“恋愛こじらせ女子”の主人公・ふみ(深川)と、偶然再開した初恋相手・たもつ(山下)が織りなす、コミカルでちょっと切ない、新しい恋愛群像劇が誕生した。

 イベント冒頭、深川は登壇後の挨拶で「女子限定のトークショーは私自身初めてなので、このあと皆さんといろいろお話できるのがすごく楽しみです!」と意気込みを。今回のトークショーは、映画を事前に鑑賞した30名の女子学生限定のイベント。鑑賞者には、事前に本作の感想などアンケートに答えてもらい、その回答をもとに女子学生たちも交えて、トークが展開された。

 最初の『ハツコイの人と偶然再会したらまた好きになっちゃうかどうか?』という質問には、会場の意見が大きく割れた。「相手が自分を好きになったら、自分も好きなってしまうと思う」という意見や、「自分から好きになることはないです。相手からアプローチがあったら好きになってしまうかもしれないですが、そうでなければ過去は振り返らないです」といった個性的な意見も。この質問に対し深川は、「私の初恋は小学校1年生の時に、6年生になるまでずっと好きだった人がいたのですが、この質問に関しては“×”です。好きにはならないと思います」とコメント。「中学生になって一度お会いしたのですが、また好きになるという感情にはならなかった。だから、私はふみとたもつのような関係にはならないと思う」と自身の経験を振り返りながら語った。

 続く『別れた奥さんを思い続ける人を好きでいることができるか?』という質問に対しても、会場での意見が真っ二つに。「妻を思い続けるところそのものが魅力なんだと思います」といった回答や「ずっとは無理ですね。一度は『それでも好き!』ってなるかもしれないけど、そのうち心が疲れてダメになりそう」などの意見が飛び交い、会場での意見交換も盛り上がる展開になった。そんな中、深川は「きっと好きなっちゃったら仕方ないとは思うけど、自分に振り向いてくれるかも分からない状況で追いかけるメンタルは自分にはない。きっと疲れてしまう」と、率直な気持ちを語った。また、本作についても「映画全体を通して、ふみとたもつの心の距離感が近づいたり、遠くなったりするシーンが多くあってそこが“もやキュン”する。例えば劇中でふみとたもつがパンを作るシーンがあるんですけど、ふみにとってはとても複雑なシーン。でも、たもつからしたら、楽しくパンを作るほんわかとしたシーン」と、すでに鑑賞した学生たちも全員納得の“もやキュン“ポイントを説明してくれた。

 恋愛映画の肝となる2人の展開について言及した質問でも会場の意見も二つに別れ、それを受けて「こんなに解釈が分かれるって面白い」と語った深川。さらに、「最後のシーンは監督にはあえて事前に聞かずに臨んでいて、私が思っていた解釈と山下さんが思う解釈が全然違ってビックリしました」と撮影時のエピソードを明かした。

 イベントの終わりに「今の邦画は分かりやすい作品が多い中、この作品は本当にリアルで、日常を切り取ったような作品。この映画をカップルで見たら、きっとリトマス試験紙になってしまう、と監督も話していました!」と今泉ワールドの奥深さと面白さをまるで“取扱説明書”のように分かりやすく説明し、会場の女性陣も満足した様子でイベントは幕を閉じた。

 映画「パンとバスと2度目のハツコイ」は、2月17日(土)よりイオンシネマにて全国公開。

<作品情報>
映画「パンとバスと2度目のハツコイ」
2月17日(土)全国公開

キャスト:深川麻衣、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、伊藤沙莉、志田彩良、安倍萌生、勇翔、音月桂
監督・脚本:今泉力哉

公式サイト:http://www.pan-bus.com/