桐谷健太、東出昌大を「頭なでなでしたい」『ケイジとケンジ』でバディ結成

ドラマ
2020年01月14日
『ケイジとケンジ』

 1月16日(木)スタートのドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)のトークイベントが行われ、桐谷健太、東出昌大、比嘉愛未、磯村勇斗、今田美桜、柳葉敏郎、風間杜夫、福田靖監督が登壇した。

 本作でW主演を務める桐谷と東出。桐谷は神奈川県警の刑事・豪太を、東出は横浜地方検察庁の検事・真島を演じる。

 桐谷は「スタッフ、キャスト一丸となって、全身全霊でやっているのがすごく画に出ていました。回を重ねるごとに、ストーリーも魅力も増していくと実感しています」と自信満々。

 昨夜撮影が終わり、第1話を見たという東出は「夜中に興奮して、キャストとプロデューサーさんに長文のメールを送ってしまいました(笑)」と。桐谷から「巻物みたいでしたよ」とイジられながらも「自分が出ている作品を褒めるのは気持ち悪いなって思うんですけど、本当に面白いなって思って。続きを楽しみにしてほしい」と照れ笑いを浮かべた。

 東出の印象について、桐谷は「2015年に映画で共演した時から、すごい心根の優しい子。身長さえ僕より低かったら、ずっと頭なでなでしたいと思うくらい。いいところは変わってない」と。

 いっぽう東出は「桐谷さんはより背中が広く、分厚くなったという印象です。共演シーンじゃないところを拝見して“こういう幅のあるお芝居をなさっていて、こうやって物語に説得力を持たせてくださったんだ、やっぱりすごいな、この先輩”と思って。お芝居に対して情熱、アプローチがたくさん見られた」と称賛した。

 また豪太の妹で、修平とコンビを組む立会事務官・みなみ役の比嘉からは「役柄としては犬猿の仲なんですけど、本番ギリギリまでずっとお話されてます」というタレコミが。

 これには「段取り後、僕が桐谷さんと熱をもって演技の話をしているときに、比嘉さんがこっちを見てくれてて。僕たち相当かっこよく映ってるんだろうなと思ってました(笑)」としたり顔の東出。すると桐谷がすかさず「おまえ、ほんまに真島みたいやな(笑)」とツッコんだ。

 そんな2人を部下に持つ役どころの風間と柳葉は「豪太は熱があって、真剣なんだろうけど嫌だね。人間としては好きですけど、部下としては厄介(笑)」(風間)、「真島は一生懸命ですから、いいですよね。そんなところですかね」(柳葉)とバッサリ。

 印象に残っているシーンや撮影エピソードについて、磯村は「目黒(磯村)が豪太の真似をするところ。桐谷さんからこまかく演出をいただくという初めての経験をしました」と。今田は「現場では本当に皆さん仲良くて。刑事課の面々でお昼ごはんに行き、桐谷さんに中華をごちそうしていただきました」と語った。

 最後に、桐谷は「だんだんと窮屈になっているこの世界を明るくできたらいいなと心から思っています。そのことばっかり考えています。木曜9時から1時間だけでも僕たちは日本の犯罪率を減らします!」と。東出も「W主演という大きなプレッシャーはあるんですけど、全身全霊で戦って視聴者の方に元気を届けて、閉塞感のある日常に大きな風穴を開けられたら」とPRした。

『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』
テレビ朝日系
1月16日スタート
毎週(木)後9・00~9・54