志尊淳「すごく豊かな年に」有村架純、北村匠海らが「GQ MEN OF THE YEAR」に登場

「GQ MEN OF THE YEAR 2021」授賞式が11月24日（木）に開催され、受賞者の有村架純、北村匠海、志尊淳、マヂカルラブリー（村上・野田クリスタル）、ゆりやんレトリイバァらが登壇した。

例年、ジャンルを問わず、その年に圧倒的な活躍をみせた人を称えるアワード「GQ MEN OF THE YEAR」。「勇者たちの年」をテーマとする2021年は、阿部詩、阿部一二三、有村架純、五十嵐カノア、北大路欣也、北村匠海、志尊淳、都筑有夢路、マヂカルラブリー、ゆりやんレトリィバァらがアワードを受賞し、授賞式に登壇した。登壇者らへの質問と回答は、以下に掲載。（※登壇順）

メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクトレス賞：有村架純

◆受賞の感想

本日はこのような華やかな場所にお招きいただき、本当にありがとうございます。普段、私は撮影現場で過ごすことが多いので、こういった場所に足を運ぶというのは非日常感があって緊張しますが、この1年は私にとって意義のある作品に携わらせていただくことが多かったので、こうして賞をいただけてうれしいです。

◆来年はどんな年にしたいか

個人的に挑戦となる役柄や作品もあるので、ひとつひとつ丁寧に皆さんと一緒に乗り越えていけたらいいなと思っています。

メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディアン賞：ゆりやんレトリィバァ

◆受賞の感想

私、今年1年間何してたのかなって思うのですが、このような賞をいただけて非常にありがたいですし、うれしいです。

◆今後挑戦していきたいこと

今年は皆さんのおかげでずっと目標にしていた「R-1グランプリ」で優勝させていただいたので、これからもお笑いはもちろん、クリント・イーストウッドさんに憧れているので、“女クリント・イーストウッド”みたいになりたいです。

メン・オブ・ザ・イヤー・インスピレーション賞：志尊淳

◆受賞の感想

月並みな言葉になってしまいますが、まさか自分がこんなすてきな賞をいただけるとは思っていなかったので、うれしい気持ちでいっぱいです。

◆今年を振り返って

今年は病気を患ってしまい、当時は26年生きてきた中で一番きつい年だなと思っていましたが、病気を患ったことで当たり前のことに幸せを感じることができました。お仕事ができるありがたさをひとつひとつかみ締めたりと、改めて仕事にも向き合うことができて、今となってはすごく豊かな年になったなと思っています。

メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アクター賞：北村匠海

◆受賞の感想

日々映画だったり、ドラマだったり、音楽だったりと、目の前のことに自分の出せるものを出し切って生きてきたので、こうやって評価していただけるというのは自分の頑張りがつないできた点が線になったような感覚もあります。最近こういった賞をいただいたりするのですが、子供の頃は全然表彰などをされたことがなかったので、親に「こんな息子になりましたよ」という気持ちでいっぱいです。

◆今年を振り返って

昨年から、世の中が目まぐるしく止まったり進んだりを繰り返している中で、僕たちは「エンターテインメントを止めてはいけない」という思いで、作品や音楽と向き合ってきました。今年は役者として、DISH//のボーカルとして、言葉を人に届けるという責任を背負わせていただくタイミングも多く、メンバーや関わってきた皆さんを代表して、今ここに立たせていただいている感覚です。

◆自分にとっての“勇者”は？

子役のころからいろいろな作品に出させていただいてきましたが、尊敬できる先輩がたくさんいらっしゃって、そんな皆さんが僕にとっては勇者ですし、ヒーローでした。そんな中でも、一番近くにいた背中というのは父で、弟とも「こういう家族になりたいな」とか「こういう父になりたいな」と話したりしています。

メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディ・デュオ賞：マヂカルラブリー（村上・野田クリスタル）

◆受賞の感想

村上：普通に1年生活をしていて、気づいたら選ばれていたので「ラッキー」と思っています。

野田：予定では「キングオブコント」で三冠を獲るつもりだったんですが、逃してしまったので、これで晴れて三冠ということにしようと思います。

◆今年を振り返って

村上：ちゃんと大人の生活ができるようになった1年でした。“しけもく”を探し歩くようなこともなくなったので、ついに大人の仲間入りだなと。

野田：一昨年くらいまでは、たまにテレビに出て、罰ゲームで低周波とかを受けてもアドレナリンで痛みを感じなかったんですよ。でも、今年に入ってからはスタジオの景色とかも見られるようになって、低周波もちゃんと痛くなりましたね。

◆今年の「M-1グランプリ」で期待している芸人は？

村上：自分が優勝した時に掛けていたメガネをオズワルドの伊藤（俊介）に預けてあって、オズワルドが優勝してくれたら僕のメガネのおかげだと言えるので、僕はオズワルドを応援しています。

野田：僕はランジャタイですね。ランジャタイが優勝することによって、僕らのことも掘り起こされ、永遠に話題が尽きないシステムになりますので、ぜひランジャタイに優勝してほしいです。

メン・オブ・ザ・イヤー・ヒーロー・オリンピアン賞：野口啓代

◆受賞の感想

何度かGQさんには写真の撮影などで呼んでいただいていて、ずっと獲りたいなと思っていた憧れの賞を今回受賞することができて光栄に思っています。

◆今年を振り返って

私にとって、現役引退となる大会でもあった東京オリンピックでメダルを獲ることができ、クライミング人生の集大成となるような年だったと思います。

メン・オブ・ザ・イヤー・ヒーロー・オリンピアン賞：阿部一二三

◆受賞の感想

この賞の存在は前々から知っていたので、自分がこのような賞をいただけるのはすごくうれしく思います。

◆今年を振り返って

自分自身の今後の人生の中で、本当に忘れられない1年になりました。

◆今後挑戦してみたいファッションやスタイルは？

最近はストリートやカジュアルな服装をすることが多いので、きれいめだったり、スーツスタイルというのも今後挑戦していけたらと思っています。

メン・オブ・ザ・イヤー・ヒーロー・オリンピアン賞：阿部詩

◆受賞の感想

私がこのようなすばらしい賞をいただけると思っていなかったので、すごくうれしく思います。

◆今年を振り返って

本当に濃い1年になりました。

◆今年のこの賞のテーマが“勇者の年”だが、自分にとっての勇者は？

私にとっての勇者は兄です。いつも私の前を歩いてくれている存在なので、勇者だなと感じます。

メン・オブ・ザ・イヤー・ヒーロー・オリンピアン賞：都筑有夢路

◆受賞の感想

率直にうれしい気持ちでいっぱいです。こんなにすてきなドレスを着られて、メイクアップもしていただき、お姫様のような気分で、今まで頑張ってきて良かったなと思いました。

◆今年を振り返って

今年は日本にいる時間のほうが少なかったのですが、自分の成長をすごく感じられた1年でした。東京オリンピックで銅メダルも獲れたので、自分にとって一生の思い出になるなと思っています。

◆自分にとっての“勇者”は？

お母さんです。お母さんはいつも海外でもそばにいてくれて、ずっと近くで見守ってくれているサポーターですし、いろいろな面ですごいなと思うことがたくさんあります。

◆来年はどんな年にしたいか

どんどん成長し続けたいので、来年は今年以上に成長できる年にしたいと思います。

メン・オブ・ザ・イヤー・ヒーロー・オリンピアン賞：五十嵐カノア

◆受賞の感想

海の中のサーフィンでも、外のファッションでも、こういうアワードが獲れて本当にうれしいです。

◆今年を振り返って

今年は一生忘れられない年です。日本でのオリンピックで、初めてのサーフィンということで、すごくプレッシャーも感じたのですが勉強になることもたくさんありました。その中でいい成績を出せて、日本の皆さんにも楽しい気持ちを感じてもらえていたらうれしいです。

メン・オブ・ザ・イヤー・レジェンド賞：北大路欣也

◆受賞の感想

レジェンドという言葉をいただいたのですが、あまり自分では実感がなくて、現在も若いスタッフの皆さんと一緒に現場で汗をかいております。でも、デビューしてからもう65年になりますから、いよいよそういう覚悟をしてやっていかなくてはいけないのかなと思っております。

◆来年はどんな年にしたいか

人様に迷惑をかけないように、しっかりと健康を守って、素直な気持ちで現場に立たせていただきたいです。

◆大河ドラマ『青天を衝け』（NHK総合ほか）の出演の反響は？

今回の私は、今まで経験したことのないポジションで、徳川家康として出演させていただいております。ドラマを俯瞰の目で見て、物語の説明をしていくというアイデアを作られた、作家の方やプロデューサーの方々の大勝利だと思いますね。私は徳川家康という役にすごく縁があり、20歳くらいの頃から何度もやらせていただいていて。ですから、今回も感謝の思いで務めさせていただきました。